プレミアがベルギーに続いて「打ち切り」? ウディネSD注目発言

2020.04.08 15:30 Wed
Getty Images
ウディネーゼのスポーツディレクター(SD)がプレミアリーグの打ち切り有無に関する注目発言を発した。
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世界的流行が続く新型コロナウイルスの影響を受け、完全停止に追い込まれているフットボール界。イングランドも例外でなく、再開の目処さえ立たない状況にある。様々な対策が講じられ続けているが、終息が見通せない情勢により、3日に無期限延期が決定。再開後の日程消化プランも挙がる一方で、打ち切り説も加熱している。
そうしたなか、ワトフォードと同じくジャンパオロ・ポッツォ氏がオーナーを務めるウディネーゼのピエパオロ・マリノSDが『Sportitalia』で今季プレミアリーグの行方を示唆した。

「ベルギーサッカー連盟は欧州サッカー連盟(UEFA)からの圧力があるにもかかわらず、リーグ戦の打ち切りを宣言している」
「イングランドにおいても、プレミアリーグが同じような声明を出そうとしているところだ。状況の深刻化を受けてね。コロナウイルスの騒動後、再びフットボールが楽しめるのを願うばかりだ」

「どれぐらい時間がかかるのかなんて、関係ない。この危機地帯から脱出する必要がある。過去じゃなく、次のシーズンが心配だ」

そうマリノ氏が証言した今季のプレミアリーグは延期の時点で、29試合を消化。リバプールが2位マンチェスター・シティに25ポイント差をつけて首位に立ち、あと2勝で30年ぶりのリーグタイトルというところまで迫っている。

しかし、イングランドサッカー協会(FA)の会長を務めるグレッグ・クラーク氏は先日、「シーズンの完結にコミットしているが、フットボールは我々の優先事項じゃない」と話しており、打ち切り案を否定していない。

なお、ジュピラー・プロ・リーグは2日の理事会にて、今季の打ち切りで全会一致。15日の総会で承認され次第、正式に打ち切りが決まる。

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