サッカー関係者に死者…マラガのローカルクラブで指導者を務める21歳の青年が新型コロナで死去
2020.03.17 02:05 Tue
アンダルシアのマラガ県に本拠地を置くアトレティコ・ポルターダ・アルタで指導者を務めていたフランシスコ・ガルシア氏(21)が新型コロナウイルス(COVID-19)によって死亡した。スペイン『マルカ』が伝えている。
ガルシア氏はトップチームがアンダルシア地域リーグに所属するアトレティコ・ポルターダ・アルタでインファンティルA(U-12~U-13)のチームを指導していた。かねてより白血病も患っていた同氏は、数日前に新型コロナウイルスに感染。重症患者として入院し闘病していたが15日の20時に息を引きとった。
アトレティコ・ポルターダ・アルタで4年間働いたガルシア氏について、同クラブのホセ・ブエノ会長は「彼は逞しい青年であり、救われると信じていた。だから、まだ彼の死は受け入れられない。彼の人生はこれからだった。彼は子供たちをまるで自分の子どものように愛していたよ」と、21歳という早すぎる死を悔やんだ。
また、マラガ県のフットボール関係者が亡くなったを受けて、同県を代表するクラブであるマラガCFは、公式ツイッターで以下のようなコメントを発表した。
「指導者のフランシスコ・ガルシアが亡くなったことについて、アトレティコ・ポルターダ・アルタにお悔やみを申し上げます。また、彼の家族や友人に温かい抱擁を送りたい」
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が急速に広がっているヨーロッパ。現在スペインは、イタリアに次いで、ヨーロッパで2番目となる9191名の感染者が確認されている状況だ。
ガルシア氏はトップチームがアンダルシア地域リーグに所属するアトレティコ・ポルターダ・アルタでインファンティルA(U-12~U-13)のチームを指導していた。かねてより白血病も患っていた同氏は、数日前に新型コロナウイルスに感染。重症患者として入院し闘病していたが15日の20時に息を引きとった。
アトレティコ・ポルターダ・アルタで4年間働いたガルシア氏について、同クラブのホセ・ブエノ会長は「彼は逞しい青年であり、救われると信じていた。だから、まだ彼の死は受け入れられない。彼の人生はこれからだった。彼は子供たちをまるで自分の子どものように愛していたよ」と、21歳という早すぎる死を悔やんだ。
「指導者のフランシスコ・ガルシアが亡くなったことについて、アトレティコ・ポルターダ・アルタにお悔やみを申し上げます。また、彼の家族や友人に温かい抱擁を送りたい」
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が急速に広がっているヨーロッパ。現在スペインは、イタリアに次いで、ヨーロッパで2番目となる9191名の感染者が確認されている状況だ。
マラガの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
マラガの人気記事ランキング
1
PSGのオーナーがスペインでクラブ買収か? スペイン2部のマラガに関心
パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーでもあるナセル・アル・ケライフィ氏は、新たなクラブの買収を検討しているようだ。『The Athletic』が伝えた。 アル・ケライフィ氏が率いるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)は、PSGの他にもポルトガルのブラガの株式22%を保有。また、F1チームのアウディやNABのワシントン・ウィザーズにも出資している。 『The Athletic』は「QSIは現在、ヨーロッパとアメリカでさまざまな投資機会を模索している」と、広報担当者のコメントを伝え、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のマラガを買収する考えがあるという。 現在、マラガの株式の49%をスペインのホテル・不動産グループである「ブルーベイ」が保有。残りの51%はカタールの実業家アブドゥラ・ビン・ナセル・アル・タニ氏が保有している。ただ、クラブは経営破綻しており、司法の管理下にある状況だ。 かつては元日本代表FW岡崎慎司が加入するも、財政問題の影響で登録できず、ウエスカにすぐに移籍するなど、予てから問題を抱えている状況。新たなオーナーが見つかり、状況が改善するのか注目だ。 2025.03.27 16:55 Thu2