ミランの内紛が飛び火…オーナーグループとの確執のボバン&マルディーニに続きイブラヒモビッチも今夏の退団を検討か
2020.03.05 04:00 Thu
ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)が、今季限りで同クラブからの退団を検討しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。
契約満了となる昨年末のタイミングでロサンゼルス・ギャラクシーを去ったイブラヒモビッチは今年1月、約7年半ぶりにミラン復帰。それ以降、チームが消化したセリエA8試合で4勝3分け1敗の戦績が物語るとおり、ここまで公式戦9試合3得点1アシストを記録する年齢を感じさせないプレーと別格の存在感で多大なる影響力を発揮している。しかし、そのイブラヒモビッチとミランの契約期間は1年間の延長オプションが付随した今季終了までしかなく、今後の動向に注目が集まっている。
そうしたなか、ミランでは現在、来シーズンからの新指揮官を巡ってイバン・ガジディスCEO(最高経営責任者)と、チーフ・フットボール・オフィサーを務めるズボニミール・ボバン氏の関係が悪化。修復不可能な状態となっておりボバン氏は今シーズンをもってクラブを去ることが決定的な状況となっている。また、テクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏も来季以降の権限の弱体化が見込まれており、ボバン氏と共にクラブを去る可能性が高いという。
これを受け、『トゥットスポルト』はミラン復帰の際に尽力したボバン氏、マルディーニ氏と共にイブラヒモビッチも今夏にクラブを離れる可能性があると伝えている。また、同紙によれば、イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏も2018年夏に前オーナーであるヨンホン・リー氏からミランの所有権を引き継いだアメリカの投資家グループの『エリオット・マネジメント』に不信感を抱いており、イブラヒモビッチの移籍に向けて新たな選択肢の模索を始めているという。
なお、“イブラ復帰効果”もあり、復調を見せているミランだが、フロントのお家騒動で“キング”を失うこととなれば、来シーズンも厳しい戦いとなりそうだ。
契約満了となる昨年末のタイミングでロサンゼルス・ギャラクシーを去ったイブラヒモビッチは今年1月、約7年半ぶりにミラン復帰。それ以降、チームが消化したセリエA8試合で4勝3分け1敗の戦績が物語るとおり、ここまで公式戦9試合3得点1アシストを記録する年齢を感じさせないプレーと別格の存在感で多大なる影響力を発揮している。しかし、そのイブラヒモビッチとミランの契約期間は1年間の延長オプションが付随した今季終了までしかなく、今後の動向に注目が集まっている。
そうしたなか、ミランでは現在、来シーズンからの新指揮官を巡ってイバン・ガジディスCEO(最高経営責任者)と、チーフ・フットボール・オフィサーを務めるズボニミール・ボバン氏の関係が悪化。修復不可能な状態となっておりボバン氏は今シーズンをもってクラブを去ることが決定的な状況となっている。また、テクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏も来季以降の権限の弱体化が見込まれており、ボバン氏と共にクラブを去る可能性が高いという。
なお、“イブラ復帰効果”もあり、復調を見せているミランだが、フロントのお家騒動で“キング”を失うこととなれば、来シーズンも厳しい戦いとなりそうだ。
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“ファンタジスタ”の変化で輝いたグランデ・ミラン、復権のカギも“ファンタジスタ”が握る
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ズボニミール・ボバンがUEFA幹部職を辞任…UEFA会長の任期制限解除の改革案に抗議
ズボニミール・ボバン氏が、欧州サッカー連盟(UEFA)のフットボール部門の責任者を辞任した。イギリス『フィナンシャル・タイムズ』が伝えている。 現役時代にディナモ・ザグレブ、ミランで活躍した元クロアチア代表MFは、現役引退後には国際サッカー連盟(FIFA)の副事務局長や古巣ミランのチーフ・フットボール・オフィサーを歴任。そして、2021年からUEFAフットボール部門の責任者に就任し、UEFAフットボール委員会やユースフットボールフォーラムの設立など、技術開発におけるいくつかの重要なプロジェクトに携わってきた。 しかし、ボバン氏はUEFA会長の任期を義務付けられた制限を超えて延長できるように欧州サッカー統括団体のルールブックを変更する動きへの抗議から辞任を決断した。 新規則はUEFA執行委員会メンバーの年齢制限も撤廃するもので、来月パリでの会議で投票される予定。加盟55連盟の承認が得られれば、UEFAはFIFAに倣い、現職会長が現行の4年3期の制限を超えてさらなる任期を求めることを認めることになる。 この計画への反対を公にした初のUEFA幹部だったボバン氏は、「これらのルールは、UEFAと欧州フットボールを『悪い統治』から守るために設計されたもので、残念なことに『悪い統治』は、しばしばフットボール統治の『古いシステム』と呼ばれるものの『手口』となってしまった」、「悲しみと重い心で、UEFAを去る以外に選択肢はない」と、憤りを示していた。 一方、今回の改革案によって2027年の任期終了後、さらに4年間の会長職留任も可能となるアレクサンデル・チェフェリン会長は、「個人的な願望の追求に前進する」と、ボバン氏が批判した改革に問題がないとの見解を示していた。 2024.01.26 06:00 Fri3
荻原拓也所属のクロアチア王者が迷走、昨季まで国内リーグ7連覇も今季は…
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