GKがハーフライン付近でセービング! MLS新規参入のナッシュビルで珍プレー!

2020.03.01 19:42 Sun
Getty Images
今シーズンからメジャーリーグ・サッカー(MLS)に新規参入したナッシュビルSCが記念すべき開幕戦で記憶に残る珍プレーを披露してしまった。アメリカ『FOX Soccer』が伝えている。
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今シーズンからMLSに新規参入となるナッシュビルは、2月29日に行われた開幕戦で一昨シーズンのMLSカップ王者のアトランタ・ユナイテッドを迎え撃った。試合は開始早々の9分に先制を許す厳しい入りとなったが、28分にDFウォーカー・ジマーマンが同クラブにとっての記念すべきMLS初ゴールを挙げて追いつく。だが、前半終盤に再び勝ち越しを許してしまった。
その後、1-2のビハインドの状況のまま試合は後半アディショナルタイムに突入すると、この土壇場でナッシュビルに珍プレーが出てしまった。

決死のパワープレーによってフィールドプレーヤーの多くが相手陣内深くに攻め入った中、アトランタがロングカウンターを発動。ここでハーフウェイライン付近のMFエセキエル・バルコが抜け出しかけると、カウンターケアのために高い位置を取っていたナッシュビルGKジョー・ウィリスが果敢な飛び出しで対応。
だが、うまくバウンドに合わせきれず、大きく蹴り出すまでには至らない。これをバルコに拾われると、バルコはここで無人のゴールへ向けてロングシュートを狙う。すると、自身の顔付近に飛んできたボールをGKウィリスは思わず手を使ってセービングしてしまった。

前述のシュートが枠に飛んでいたかを含め決定機阻止にあたるかは微妙なところだが、故意に手を使って相手の決定的なカウンターを阻止したことは明らかであり、ウィリス本人やチームメートを含めスタジアムに集まった多くの観客たちがレッドカードを覚悟した。

しかし、新規参入のナッシュビルに気を遣ったのか、はたまたルールブックにのとって明らかな決定機阻止ではないと判断したのか、主審はウィリスにイエローカードを掲示。その後のアトランタサイドの猛抗議も実らず、ウィリスは記念すべき開幕戦での退場を免れることになった。

◆一発退場or警告?


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