【ブンデス第24節プレビュー】大迫vs長谷部&鎌田の日本人対決!

2020.02.28 18:00 Fri
Getty Images
前節は首位バイエルン(勝ち点49)、ライプツィヒ(勝ち点48)、ドルトムント(勝ち点45)の上位陣が揃って勝利したことで順位に変動はなかった。迎える第24節、ブレーメンFW大迫とフランクフルトMF長谷部とMF鎌田による日本人対決が開催される。

ライプツィヒ戦に続きドルトムント戦でも先発に抜擢された大迫だったが、やはりチーム力の差をまざまざと見せつけられ、何もできないまま試合を終えてしまった。これで5連敗となったチームは自動降格圏の17位を抜け出せずにいるが、最前線でのプレー機会を得ながらインパクトを残せない歯がゆい状況が続く大迫は、長谷部が中盤で睨みを利かせる中、アクセントを付ける働きができるか。
一方、長谷部と鎌田が中盤で共に先発した中、ウニオン・ベルリンにホームで敗れた11位フランクフルト(勝ち点28)は、木曜に行われた予定だったヨーロッパリーグ(EL)のザルツブルク戦が嵐のため延期となった。ブンデス初ゴールが遠い鎌田だが、大迫の前でゴールを奪えるか。

主力を温存した中、最下位パーダーボルンに大苦戦を強いられたものの、何とかFWレヴァンドフスキのドッペルパックで勝ち切って首位をキープしたバイエルン(勝ち点49)は、8位ホッフェンハイム(勝ち点34)とのアウェイ戦に臨む。火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦では後半に突き放し、3発快勝としてベスト8進出に大きく近づいた。圧倒的なパフォーマンスを発揮し続ける中、ホッフェンハイムを下して首位キープとなるか。

そのバイエルンを1ポイント差で追うライプツィヒは、5位レバークーゼン(勝ち点43)とのホーム戦に臨む。MFザビッツァーの躍動などシャルケを5発粉砕したライプツィヒは、3連勝中と好調のレバークーゼン相手にバイエルン追走を目指す。
ブレーメン戦でもゴールを挙げた怪物FWハーランドによって快勝したドルトムントは、9位フライブルク(勝ち点33)とのホーム戦に臨む。ドルトムントデビューから公式戦8試合で12発のハーランドのフィーバーはまだまだ続くのかに注目だ。

◆ブンデスリーガ第24節
▽2/28(金)
《28:30》
デュッセルドルフ vs ヘルタ・ベルリン

▽2/29(土)
《23:30》
ホッフェンハイム vs バイエルン
アウグスブルク vs ボルシアMG
マインツ vs パーダーボルン
ドルトムント vs フライブルク
《26:30》
ケルン vs シャルケ

▽3/1(日)
《21:30》
ウニオン・ベルリン vs ヴォルフスブルク
《23:30》
ライプツィヒ vs レバークーゼン
《26:00》
ブレーメン vs フランクフルト

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