新戦力4名が先発の大宮、良さを出しながらもクラブ・ナシオナルに敗戦《さいたまシティカップ》
2020.02.09 16:00 Sun
9日、さいたまシティカップの大宮アルディージャvsクラブ・ナシオナル・デ・フットボール(ウルグアイ)がNACK5スタジアム大宮で行われ、0-1でクラブ・ナシオナルが勝利を収めた。浦和レッズと大宮アルディージャが主催し、シーズン開幕前に行われていたさいたまシティカップ。2017年に浦和がFCソウル(韓国)と対戦して以来の開催となった。
昨年に続き高木琢也監督が率いる大宮は、[3-4-2-1]のシステムを採用。GK笠原昂史、3バックは右から山越康平、河本裕之、河面旺成が並び、ボランチに三門雄大と小島幹敏、ウイングバックは右にイッペイ・シノヅカ、左に新加入の翁長聖を起用。シャドーは、新加入の近藤貴司と菊地俊介が並び、1トップはネルミン・ハスキッチを起用した。
対するクラブ・ナシオナル・デ・フットボールはナシオナル・モンテビデオとして知られるウルグアイの強豪。元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバや現在バルセロナでプレーするウルグアイ代表FWルイス・スアレスらも所属したことのあるクラブ。今回は平均年齢21歳と若手主体で来日した。
試合は大宮が後方からのビルドアップを含めてパスを繋いで攻めるのに対し、ナシオナルはカウンターを活用して攻めていく。
互いにミスも見られる中、最初に決定機を作ったのはナシオナル。18分、左からのクロスをセバスティアン・フェルナンデスがヘッド。しかし、これは右ポストにあたり事無きを得る。
大宮は21分、右サイドからイッペイ・シノヅカがパス。これを受けたネルミン・ハスキッチが繋ぐも、翁長はシュートを打てない。直後の23分には小島のパスを受けた翁長がクロス。ファーサイドのイッペイ・シノヅカを狙うが、クリアされてしまう。
後半も大宮が攻勢。51分、右サイドを仕掛けたイッペイ・シノヅカのクロスを菊地が合わせにいくも、わずかに届かない。直後の52分には、サンティアゴ・カルタヘナがドリブルで持ち込むが、河面がなんとかクリア。しかし、直後にティアゴ・ベシノにヘディングシュートを決められ、ナシオナルが先制する。
先制された大宮は近藤に代えて、黒川淳史を投入。しかし、なかなかギアが上げられないでいると、70分ごろには翁長を右サイドバックへと回し、4バックにシステム変更する。
さらに、74分には菊地に代えてユースから昇格した髙田颯也を投入し、攻勢を強めにいく。77分にはその高田が右サイドをドリブル突破。ネルミン・ハスキッチとのパス交換でボックス内に侵入も、シュートが打てない。
その後もサイドを中心に攻め立てた大宮だったが、最後までネットを揺らせず。0-1でクラブ・ナシオナルが勝利を収めた。
大宮アルディージャ 0-1 クラブ・ナシオナル
【クラブ・ナシオナル】
ティアゴ・ベシノ(後7)
◆大宮アルディージャ
GK:笠原昂史
DF:山越康平、河本裕之、河面旺成
MF:イッペイ・シノヅカ、三門雄大、小島幹敏、翁長聖
MF:近藤貴司(→54 黒川淳史)、菊地俊介(→75 髙田颯也)
FW:ネルミン・ハスキッチ
(C)CWS Brains,LTD.
昨年に続き高木琢也監督が率いる大宮は、[3-4-2-1]のシステムを採用。GK笠原昂史、3バックは右から山越康平、河本裕之、河面旺成が並び、ボランチに三門雄大と小島幹敏、ウイングバックは右にイッペイ・シノヅカ、左に新加入の翁長聖を起用。シャドーは、新加入の近藤貴司と菊地俊介が並び、1トップはネルミン・ハスキッチを起用した。
対するクラブ・ナシオナル・デ・フットボールはナシオナル・モンテビデオとして知られるウルグアイの強豪。元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバや現在バルセロナでプレーするウルグアイ代表FWルイス・スアレスらも所属したことのあるクラブ。今回は平均年齢21歳と若手主体で来日した。
(C)CWS Brains,LTD.
互いにミスも見られる中、最初に決定機を作ったのはナシオナル。18分、左からのクロスをセバスティアン・フェルナンデスがヘッド。しかし、これは右ポストにあたり事無きを得る。
大宮は21分、右サイドからイッペイ・シノヅカがパス。これを受けたネルミン・ハスキッチが繋ぐも、翁長はシュートを打てない。直後の23分には小島のパスを受けた翁長がクロス。ファーサイドのイッペイ・シノヅカを狙うが、クリアされてしまう。
徐々に大宮が攻勢を強めると、37分にはイッペイ・シノヅカのクロスにネルミン・ハスキッチが反応。しかし、相手が先にクリア。結局スコアが動かないまま、前半をゴールレスで終える。
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後半も大宮が攻勢。51分、右サイドを仕掛けたイッペイ・シノヅカのクロスを菊地が合わせにいくも、わずかに届かない。直後の52分には、サンティアゴ・カルタヘナがドリブルで持ち込むが、河面がなんとかクリア。しかし、直後にティアゴ・ベシノにヘディングシュートを決められ、ナシオナルが先制する。
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先制された大宮は近藤に代えて、黒川淳史を投入。しかし、なかなかギアが上げられないでいると、70分ごろには翁長を右サイドバックへと回し、4バックにシステム変更する。
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さらに、74分には菊地に代えてユースから昇格した髙田颯也を投入し、攻勢を強めにいく。77分にはその高田が右サイドをドリブル突破。ネルミン・ハスキッチとのパス交換でボックス内に侵入も、シュートが打てない。
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その後もサイドを中心に攻め立てた大宮だったが、最後までネットを揺らせず。0-1でクラブ・ナシオナルが勝利を収めた。
大宮アルディージャ 0-1 クラブ・ナシオナル
【クラブ・ナシオナル】
ティアゴ・ベシノ(後7)
◆大宮アルディージャ
GK:笠原昂史
DF:山越康平、河本裕之、河面旺成
MF:イッペイ・シノヅカ、三門雄大、小島幹敏、翁長聖
MF:近藤貴司(→54 黒川淳史)、菊地俊介(→75 髙田颯也)
FW:ネルミン・ハスキッチ
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