「母も泣いてくれた」イガロ、ユナイテッド移籍までの7時間を明かす
2020.02.06 10:25 Thu
マンチェスター・ユナイテッドに電撃加入したナイジェリア代表FWオディオン・イガロが、その舞台裏を明かした。クラブ公式サイトが伝えている。
2017年冬にワトフォードから長春亜泰に移籍し、昨年2月に上海申花へと活躍の場を移したイガロ。2019シーズンではケガにも悩まされながら、中国スーパーリーグで17試合10ゴールを記録していたなか、1日にストライカー不足に陥っていたユナイテッドへのシーズン終了時までのレンタル移籍が決まった。
移籍市場閉幕間際での移籍成立。そこに至った経緯についてイガロ本人が告白した。
「とてもドラマティックだったよ。移籍期間最終日の前日にエージェントから電話があって、いくつかのクラブが興味を示しているという話のなかに、マンチェスター・ユナイテッドの名前があったんだ。だから、僕は可能なら、ユナイテッドを選んで欲しいと伝えたよ」
「上海時間の夜11時にエージェントから、ユナイテッドが交渉したいと言っていることが伝えられたんだ。それで僕はすぐに起き上がって、通訳を探し、ディレクターがいる部屋に向かった。『僕のエージェントがあなたと話をしたがっている。ユナイテッドが僕に興味を示しているんだ。どうか実現させてほしい』と言ったよ」
「前日の夜11時から書類づくりや交渉、すべてのことを始めた。その時にも他のクラブから問い合わせがあったんだけどね。僕は望んでいるのはユナイテッドだと伝えたんだ」
「僕はここに来たかった。そのためには減俸を受け入れる必要があると言われたけど、僕はいくらであろうとも気にしないと言った。この取引を実現させてくれ。ユナイテッドに行きたいとね」
「それでディレクターやみんなはもう何を言えばいいかわからない状態になっていた。もう僕が決心していたんだ。そして、エージェントが整理し、午前5時にそれが終わり、すべての書類をユナイテッドに送ったことが伝えられたよ」
「それらに問題がないか、クラブが確認し、おそらく午前6時くらいに全てが完了したと言われた。興奮したよ。母に電話したけど、彼女も喜んで泣いてくれた。ドラマティックで眠れなかった。でも、取引が成立して本当に幸せだよ」
2017年冬にワトフォードから長春亜泰に移籍し、昨年2月に上海申花へと活躍の場を移したイガロ。2019シーズンではケガにも悩まされながら、中国スーパーリーグで17試合10ゴールを記録していたなか、1日にストライカー不足に陥っていたユナイテッドへのシーズン終了時までのレンタル移籍が決まった。
移籍市場閉幕間際での移籍成立。そこに至った経緯についてイガロ本人が告白した。
「上海時間の夜11時にエージェントから、ユナイテッドが交渉したいと言っていることが伝えられたんだ。それで僕はすぐに起き上がって、通訳を探し、ディレクターがいる部屋に向かった。『僕のエージェントがあなたと話をしたがっている。ユナイテッドが僕に興味を示しているんだ。どうか実現させてほしい』と言ったよ」
「それで彼らは交渉を始めた。次の日の(上海時間)朝7時には移籍市場が閉幕するところだった。だから寝られなかったよ」
「前日の夜11時から書類づくりや交渉、すべてのことを始めた。その時にも他のクラブから問い合わせがあったんだけどね。僕は望んでいるのはユナイテッドだと伝えたんだ」
「僕はここに来たかった。そのためには減俸を受け入れる必要があると言われたけど、僕はいくらであろうとも気にしないと言った。この取引を実現させてくれ。ユナイテッドに行きたいとね」
「それでディレクターやみんなはもう何を言えばいいかわからない状態になっていた。もう僕が決心していたんだ。そして、エージェントが整理し、午前5時にそれが終わり、すべての書類をユナイテッドに送ったことが伝えられたよ」
「それらに問題がないか、クラブが確認し、おそらく午前6時くらいに全てが完了したと言われた。興奮したよ。母に電話したけど、彼女も喜んで泣いてくれた。ドラマティックで眠れなかった。でも、取引が成立して本当に幸せだよ」
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