同性愛嫌悪のサポーター2人が逮捕…ブライトン戦では直近3度目

2020.02.04 20:45 Tue
Getty Images
ホモフォビア(同性愛嫌悪)にあたるジェスチャーを行ったウェストハムサポーター2人が逮捕された。イギリス『BBC』が伝えている。

事件が起こったのは、1日に行われたプレミアリーグ第25節のウェストハムvsブライトン戦。試合会場のロンドン・スタジアムに訪れたウェストハムサポーターの男性2人が、ホモフォビアのジェスチャーをした疑いで逮捕された。
また、この試合では別のサポーター1人が暴行の疑いで逮捕されている。

彼らはすでに釈放されているものの、調査は継続中とのことだ。

人種差別がなくならない中で、性差別も起こる事態はしばしばある。プレミアリーグは「Rainbow Laces Campaign」として、同性愛への偏見や差別をなくすための運動を行なっており、シューレースなどをレインボーカラーにするキャンペーンが行われていたが、それでもなくならないのが現実だ。
この件に関しウェストハムは声明を発表。差別という括りには変わらず、いずれも根絶していく構えを示した。

「ウェストハム・ユナイテッドは、ブライトン&ホ-ヴ・アルビオンとの試合で、ホモファビアの疑いがある事件を聞き、遺憾に思っている」

「問題は現在警察に委ねられているが、差別的な行為をしたと認められたものは、ロンドン・スタジアムへ出入り禁止となり、クラブに関わることが許されなくな流でしょう」

「クラブのスタンスは明確です。私たちはあらゆる形態の差別に対して厳しいアプローチを取っています」

「平等と多様性はフットボールクラブの中心にあり、ロンドン・スタジアムに入場するすべての人が自由に楽しめるようにし続けることを約束します」

同様の同性愛嫌悪は別のスタジアムでも起きている。昨年12月にはブライトンvsウォルバーハンプトンの試合中に、2人のサポーターが逮捕。エバートンvsチェルシーではチェルシーファンに向けて同性愛嫌悪のチャントが歌われた疑いがある。

また、1月には、ブライトンvsチェルシーの試合でホームとアウェイのサポーター1名ずつが退場となっていた。その他、チャンピオンシップ(イングランド2部)のミルウォールとレディングの試合では、ホモファビアのチャントが歌われた結果、主審の判断で試合が一時中断していた。

ウェストハムの人気記事ランキング

1

プレミア勢が関心寄せるマズラウィ、バイエルンも今夏の売却を検討か

バイエルンはモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ(26)へのオファーに、耳を傾ける姿勢があるようだ。 アヤックスアカデミー出身であるマズラウィは2016年にプロデビューを果たすと頭角を現し、2022年夏にバイエルンへ加入。移籍初年度は公式戦26試合に出場するも先発はわずか11試合にとどまるなど、絶対的な主軸に定着するまでには至らなかった。 昨シーズンもアフリカ・ネーションズカップ(CAN)参加や負傷の影響もあり、出場機会は伸びず。ブンデスリーガでは19試合の出場にとどまっており、終盤はベンチの機会が増加していた。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、そんなマズラウィについてバイエルンは今夏の移籍市場での売却を検討。2026年夏まで契約を残すも、2000~2500万ユーロ(約33億~42億円)程度のオファーがあれば、受け入れる構えだという。 マズラウィに対しては、マンチェスター・ユナイテッドとウェストハムが関心を示している模様。ユナイテッドは今年1月にも関心が報じられたクラブであり、DFアーロン・ワン=ビサカの売却に成功すれば獲得に動く可能性がある。 2024.07.24 10:50 Wed
2

ブレントフォードがトニー売却へ大幅値下げ? 5000万ポンド未満でオファー受け入れへ

ブレントフォードが、イングランド代表FWイヴァン・トニー(28)の大幅な値下げに踏み切ったようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 2022-23シーズンにプレミアリーグで20ゴールを記録し、一気にビッグクラブの注目を集めたトニー。ただ、賭博違反による長期離脱を科されて前半戦を棒に振った昨シーズンは処分明けから5戦4発も、その後12試合ノーゴールでシーズンを終える形となった。 その後半戦の失速に加え、来シーズンは29歳を迎えることもあり、今夏の売却が濃厚とみられる中、ここまで去就に関する大きな進展はない。 すでにクラブ・ブルージュからブラジル人FWイゴール・チアゴという後釜を確保しているブレントフォードは、契約が残り1年も延長の意思がないエースストライカーの売却を計画に入れており、この状況に少し焦りを見せているようだ。 そして、報道によると、今年1月にアーセナルとチェルシーが獲得に興味を示した際には1億ポンド(約203億円)というかなり強気な値付けをしていたが、現在は半額以下の5000万ポンド(約101億円)未満のオファーも受け入れる構えだという。 現時点でトニーに関心を示しているのは、ウェストハムとトッテナムの2クラブのみで、選手のステップアップ願望やストライカー補強の優先度を考えると、後者への移籍の可能性がやや高いか…。 2024.07.19 23:15 Fri
3

ユーロで健在ぶり示したカンテにプレミア復帰の可能性浮上…

ユーロ2024で健在ぶりを示したフランス代表MFエンゴロ・カンテ(33)にプレミアリーグ復帰の可能性が浮上している。イギリス『ガーディアン』が報じている。 チェルシーでの7年間の活躍の末、昨年夏に同胞FWカリム・ベンゼマと共にサウジアラビアのアル・イテハドへ加入したカンテ。チェルシーでの晩年は負傷に苦しめられたが、新天地では公式戦40試合以上に出場するなどコンディションを回復させた。 そして、ユーロ本大会で2年ぶりのレ・ブルー復帰を果たすと、当初はヨーロッパのトップレベルに比べて競争力が劣る中東でプレーしていることからサプライズ招集に疑問符が付いたが、今大会では全盛期のパフォーマンスを披露。改めて健在ぶりを示した。 また、個人としても今大会でのパフォーマンスによって自信を取り戻したか、クラブレベルでもヨーロッパ復帰の可能性を認めていた。 『ガーディアン』によると、そのカンテにはウェストハムが興味を示しており、アル・イテハドと2000万ポンド(約40億8000万円)の金額で交渉中。現時点で交渉はポジティブで、合意に至る可能性は十分にあるようだ。 イングランド代表MFデクラン・ライスのアーセナル移籍以降、セントラルMFの問題を抱えるウェストハムは、昨季後半戦でマンチェスター・シティからレンタル加入した同MFカルヴァン・フィリップスの買い取りを見送り。また、ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシアの獲得に動くもレバークーゼンに競り負けていた。 フレン・ロペテギ新監督はレアル・マドリー時代にカンテ獲得に動いた過去があり、カンテ自身もチェルシー退団時にロンドン残留を希望していたとの話もあり、この移籍実現の可能性は十分に考えられる。 2024.07.19 15:14 Fri
4

カンテのプレミア復帰実現せずか…アル・イテハドがウェストハムのオファー拒否

この夏にプレミアリーグ復帰説のフランス代表MFエンゴロ・カンテ(33)だが、所属先のアル・イテハドがウェストハムのオファーを拒否したようだ。 昨夏にチェルシーからアル・イテハドに移り、サウジアラビアを主戦場とするカンテ。ユーロ2024では実に2年ぶりの代表招集を受け、周囲の驚きを誘ったが、準決勝までの全6試合に先発し、健在ぶりをアピールする大会となった。 そんなカンテを巡り、最近ではウェストハムの興味が噂に。イギリス『The Athletic』によると、ウェストハムが口頭ながら1500万ポンド(約30億5000万円)前後のオファーを出したものの、アル・イテハドが蹴ったという。 アル・イテハドはそもそも売るつもりがないが、2500万ポンド(約50億8000万円)以上のオファーでやっと検討の余地。カンテはクラブだけでなく、サウジ・プロ・リーグの幹部からも重要な存在とみなされるそうだ。 また、カンテ本人もアル・イテハドでの日々に満足しているとされ、ユーロが終わってからの休暇を挟み、アル・イテハドの新シーズンに向けたトレーニングキャンプに合流を果たす見込みとのことだ。 ユーロでの健在ぶりを見るからにクラブレベルでもヨーロッパの舞台を見たい選手だが、いかに。 2024.07.20 12:59 Sat
5

積極補強のウェストハムがワン=ビサカも狙う…ユナイテッドは約31億円以上で売却希望か

ウェストハムがマンチェスター・ユナイテッドのイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカ(26)の獲得に動いているようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 デイビッド・モイーズ監督が退任し、フレン・ロペテギ氏に後を託したウェストハム。ウォルバーハンプトンからイングランド人DFマキシミリアン・キルマン(27)、パウメイラスからブラジル人MFルイス・ギリェルメ(18)、シェフィールド・ユナイテッドからイングランド人GKウェズ・フォダリンガム(33)を獲得するなど、積極的に補強を進めている。 アーセナルのイングランド人FWリース・ネルソン(24)への関心も取り沙汰され、ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(24)の獲得合意も報じられたなか、ワン=ビサカも迎え入れるべくユナイテッドと交渉を行っているとのこと。ユナイテッドは売却する意向があり、1500万ポンド(約30億5000万円)以上の移籍金を望んでいるようだ。 ワン=ビサカは2019年夏、クリスタル・パレスから移籍金5000万ポンド(約101億7000万円)でユナイテッドに加入。一対一の局面では無類の強さを誇り、在籍5シーズンで戦通算190試合に出場、2ゴール13アシストをマークした。 ユナイテッドは1月、契約満了が迫っていたワン=ビサカの1年の契約延長オプションを行使。現行契約は2025年6月までとなっている。 2024.07.18 13:45 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly