レーティング:トッテナム 0-1 リバプール《プレミアリーグ》
2020.01.12 04:31 Sun
プレミアリーグ第22節、トッテナムvsリバプールが11日にトッテナムホットスパー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが1-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点

GK
22 ガッサニーガ 5.5
失点はノーチャンス。ファン・ダイクの決定機を阻止するなど、個人としては及第点の出来
DF
39 タンガンガ 6.0
プレミアリーグデビュー。失点場面ではフィルミノに振り切られたが、本職ではない両サイドバックでのプレーでソリッドな守備を幾度も見せた
4 アルデルヴァイレルト 5.5
1失点も読みを利かせた好対応で幾度もピンチを防いだ。惜しいロングフィードも見せた
6 D・サンチェス 6.0
相手の快速アタッカーに対してほとんどの時間帯で堂々のパフォーマンス。無理の利く守備でチームを幾度も助けた
負傷明けということもあり、攻守両面で味方の足を引っ張った感も…
(→ラメラ 6.0)
同胞とともにチームに活力を与えるプレーをみせ、よくチャンスに絡んだ
MF
24 オーリエ 5.0
サイドハーフとサイドバックでプレー。決定的なクロスを1本供給もパスミスや守備を怠る場面も散見
23 エリクセン 5.0
セントラルMFで守備に奔走。プラスアルファの攻撃面では見せ場は訪れず…
(→ロ・チェルソ 6.0)
2度のビッグチャンスに絡むなど、切り替えの速さとテクニックで相手に脅威を与えた
20 デレ・アリ 5.5
チームを助けようと攻守両面でハードワークをこなしたが、危険なボールロストも散見
8 ウィンクス 5.5
持ち味の機動力を生かして粘り強い守備を見せた。繋ぎの局面ではチームとともに苦しんだ
7 ソン・フンミン 5.5
後半半ば過ぎの絶好機は決めたかった。ただ、守備を助けつつ要所で鋭い仕掛けを見せた点は評価に値
FW
27 ルーカス・モウラ 6.0
チーム内で最も気迫を感じさせるプレーで周囲を鼓舞。複数のDFに囲まれても簡単にボールを失わず、攻撃の起点として奮闘
監督
モウリーニョ 5.5
タンガンガの抜擢や流れを引き寄せた2枚替えなど、限られた材料でベターな采配は見せた
▽リバプール採点

GK
1 アリソン 6.5
枠内シュートを冷静に阻止。最終ラインの背後のスペースへ勇敢な飛び出しを幾度も見せた
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.5
対面のソン・フンミンに対して粘り強く対応。高精度のクロスやパスを随所に見せた
12 J・ゴメス 6.0
前半序盤にカードをもらってしまったが、相手のスピーディーな仕掛けに対して冷静に対応した
4 ファン・ダイク 6.5
守備では1人で複数の相手を見る抜群の対応をみせ、攻撃では高精度のフィードでビルドアップの起点となった
26 ロバートソン 6.0
普段に比べて攻撃面での貢献は散発的だったが、献身的な守備や切り替えでチームに貢献
MF
15 オックスレイド=チェンバレン 6.0
かつての宿敵相手に攻守両面で気迫のこもったプレーを披露。とりわけ、ボールを引き出す動きや崩しの起点の仕事が秀逸
(→ララナ 5.5)
求められたハードワークの部分はきっちりこなした
14 ヘンダーソン 6.0
先制点の起点となるなど前半はチームを押し上げる守備や的確な捌きを見せたが、後半はやや疲労を感じさせられる苦しいプレーも散見
5 ワイナルドゥム 6.5
危険なボールロストが一度あったものの、それを補って余りある気の利く仕事を90分間遂行。
FW
11 サラー 6.5
決勝点をアシスト。ローズ相手に優位性を保ち、決定的な仕事こそなかったが、相手のけん制役としてきっちり機能
(→シャキリ -)
9 フィルミノ 7.0
守備陣の奮闘も見事だったが、こう着状態を打ち破る見事な決勝点を記録
(→オリジ -)
10 マネ 6.5
タンガンガにうまく対応される場面もあったが、ロバートソンとともに攻撃の起点に。守備でも執拗なプレスバックで貢献
監督
クロップ 6.0
試合終盤は危険な場面もあったが、圧巻の勝負強さで史上初の開幕21試合で20勝に到達
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フィルミノ(リバプール)
チームを勝利に導く圧巻のフィニッシュで決勝点を記録。とりわけ、前半は質の高いスペースメークや繋ぎのプレーでインサイドハーフとともに相手守備に的を絞らせない攻撃を可能にした。さらに、試合を通してファーストディフェンダーとしての仕事も十二分にこなした。
トッテナム 0-1 リバプール
【リバプール】
フィルミノ(前37)
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
22 ガッサニーガ 5.5
失点はノーチャンス。ファン・ダイクの決定機を阻止するなど、個人としては及第点の出来
DF
39 タンガンガ 6.0
プレミアリーグデビュー。失点場面ではフィルミノに振り切られたが、本職ではない両サイドバックでのプレーでソリッドな守備を幾度も見せた
1失点も読みを利かせた好対応で幾度もピンチを防いだ。惜しいロングフィードも見せた
6 D・サンチェス 6.0
相手の快速アタッカーに対してほとんどの時間帯で堂々のパフォーマンス。無理の利く守備でチームを幾度も助けた
3 ローズ 5.0
負傷明けということもあり、攻守両面で味方の足を引っ張った感も…
(→ラメラ 6.0)
同胞とともにチームに活力を与えるプレーをみせ、よくチャンスに絡んだ
MF
24 オーリエ 5.0
サイドハーフとサイドバックでプレー。決定的なクロスを1本供給もパスミスや守備を怠る場面も散見
23 エリクセン 5.0
セントラルMFで守備に奔走。プラスアルファの攻撃面では見せ場は訪れず…
(→ロ・チェルソ 6.0)
2度のビッグチャンスに絡むなど、切り替えの速さとテクニックで相手に脅威を与えた
20 デレ・アリ 5.5
チームを助けようと攻守両面でハードワークをこなしたが、危険なボールロストも散見
8 ウィンクス 5.5
持ち味の機動力を生かして粘り強い守備を見せた。繋ぎの局面ではチームとともに苦しんだ
7 ソン・フンミン 5.5
後半半ば過ぎの絶好機は決めたかった。ただ、守備を助けつつ要所で鋭い仕掛けを見せた点は評価に値
FW
27 ルーカス・モウラ 6.0
チーム内で最も気迫を感じさせるプレーで周囲を鼓舞。複数のDFに囲まれても簡単にボールを失わず、攻撃の起点として奮闘
監督
モウリーニョ 5.5
タンガンガの抜擢や流れを引き寄せた2枚替えなど、限られた材料でベターな采配は見せた
▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 6.5
枠内シュートを冷静に阻止。最終ラインの背後のスペースへ勇敢な飛び出しを幾度も見せた
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.5
対面のソン・フンミンに対して粘り強く対応。高精度のクロスやパスを随所に見せた
12 J・ゴメス 6.0
前半序盤にカードをもらってしまったが、相手のスピーディーな仕掛けに対して冷静に対応した
4 ファン・ダイク 6.5
守備では1人で複数の相手を見る抜群の対応をみせ、攻撃では高精度のフィードでビルドアップの起点となった
26 ロバートソン 6.0
普段に比べて攻撃面での貢献は散発的だったが、献身的な守備や切り替えでチームに貢献
MF
15 オックスレイド=チェンバレン 6.0
かつての宿敵相手に攻守両面で気迫のこもったプレーを披露。とりわけ、ボールを引き出す動きや崩しの起点の仕事が秀逸
(→ララナ 5.5)
求められたハードワークの部分はきっちりこなした
14 ヘンダーソン 6.0
先制点の起点となるなど前半はチームを押し上げる守備や的確な捌きを見せたが、後半はやや疲労を感じさせられる苦しいプレーも散見
5 ワイナルドゥム 6.5
危険なボールロストが一度あったものの、それを補って余りある気の利く仕事を90分間遂行。
FW
11 サラー 6.5
決勝点をアシスト。ローズ相手に優位性を保ち、決定的な仕事こそなかったが、相手のけん制役としてきっちり機能
(→シャキリ -)
9 フィルミノ 7.0
守備陣の奮闘も見事だったが、こう着状態を打ち破る見事な決勝点を記録
(→オリジ -)
10 マネ 6.5
タンガンガにうまく対応される場面もあったが、ロバートソンとともに攻撃の起点に。守備でも執拗なプレスバックで貢献
監督
クロップ 6.0
試合終盤は危険な場面もあったが、圧巻の勝負強さで史上初の開幕21試合で20勝に到達
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フィルミノ(リバプール)
チームを勝利に導く圧巻のフィニッシュで決勝点を記録。とりわけ、前半は質の高いスペースメークや繋ぎのプレーでインサイドハーフとともに相手守備に的を絞らせない攻撃を可能にした。さらに、試合を通してファーストディフェンダーとしての仕事も十二分にこなした。
トッテナム 0-1 リバプール
【リバプール】
フィルミノ(前37)
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