冨安フル出場のボローニャが後半ATのFK弾でフィオレンティーナとドロー《セリエA》

2020.01.06 22:32 Mon
Getty Images
セリエA第18節、ボローニャvsフィオレンティーナが6日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

暫定11位のボローニャ(勝ち点22)は、クリスマス前に行われたレッチェ戦を2-3で制しリーグ戦2連勝を収めた。今季初の3連勝を目指す今節は、前節からスタメンを1人変更。冨安は5試合連続でスタメン起用された。

まずはボローニャの攻撃。12分、味方のスルーパスに抜け出したパラシオがGKとの一対一を制しネットを揺らすも、副審の旗が上がっておりゴールは認められず。25分にも似たような形でパラシオがゴール前に飛び出したが、トラップが上手くいかずGKに処理された。
良い流れを作っていたボローニャだったが迎えた27分、自陣右サイド中央からのFKをメデルが撥ね返したところ、ボックス手前のベナッシがこれをボレーシュート。ボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれてしまった。

右サイドバックで先発した冨安は34分に絶妙なタイミングでボックス右に走り込みパスを呼び込んだが、上手くミート出来ず強いシュートを打てなかった。
1点ビハインドのボローニャは後半開始早々、サンソーネがボックス左からのシュートでGKドラゴウスキを強襲。そのCKでは冨安が飛び込むもファウルの判定に。

その後もクロスやミドルシュートでゴールに迫るが、なかなかゴールは遠い。そんな中、67分に一番の決定機が訪れる。中盤で競り勝ったボニのパスでサンソーネが最終ラインを突破。ボックス左に侵入しシュートを放つも、コースが甘くGKに止められてしまった。

その直後に迎えたピンチはGKスコルプスキがファインセーブで阻止。気を取り直して攻勢に出るが、攻撃の枚数を増やしてもフィオレンティーナの壁は崩れない。冨安やサンソーネのミドルシュートは精度が低くことごとく失敗に終わる。

結局、無得点のまま後半アディショナルタイムへ。5分の追加時間が取られた中で、ボローニャは右サイドのボックス付近でFKを獲得。すると角度の小さいところからオルソリーニが直接決めて、土壇場で同点に追いついた。

今季初の3連勝とはならなかったものの、大きな勝ち点1を得ることに成功したボローニャ。一方のフィオレンティーナはこれで8試合未勝利となった。

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