【2022年カタールへ期待の選手㊱】11月に批判の矢面に立たされたU-22代表のリーダーがジャマイカ戦爆勝の火付け役に/中山雄太(ズヴォレ/MF)
2019.12.30 20:30 Mon
「開始5分の直接FKの先制点?)自信があったんで、裕葵(安部/バルセロナ)との会話で『蹴らせてほしい』っていうのは伝えていた。裕葵もすんなり譲ってくれたんで、あまり多くは考えず、ホントに自信を持って蹴った。気持ちで入ったゴールかなと思います」
2019年の日本代表活動を締めくくる一戦となった12月28日のU-22ジャマイカ戦(長崎)。森保一監督の故郷凱旋とあってトランスコスモスタジアム長崎に1万6495人もの大観衆が詰めかける中、2020年東京五輪を目指すU-22世代の若きジャパンが躍動し、9-0という圧勝を飾った。
その火付け役となったのが、キャプテンマークを巻くボランチ・中山雄太(ズヴォレ)だ。前半5分に安部がペナルティエリア右外側の位置で倒されて得たFKを彼は迷うことなく左足で蹴り、豪快なシュートをゴール左隅に突き刺したのだ。この一撃がチーム全体を勢いづけ、日本は一気に攻勢に出る。1トップ・前田大然(マリティモ)と旗手怜央(順天堂大学)、安部の2シャドーが起点となって仕掛けた猛烈なハイプレスも機能し、面白いようにゴールを重ねていく。前半だけで5ゴールを挙げ、メンバーを大幅に入れ替えた後半もU-22初招集の東俊希(広島)や一美和成(京都サンガF.C.)らが得点。相手との実力差が大きかった現実を差し引いても、選手個々の積極的なアピールと気迫が見て取れたポジティブなゲームとなった。
今年は6月のコパ・アメリカ(ブラジル)にも参戦し、森保体制のU-22でコアメンバーの1人となっている中山にとっても、この試合は絶対に失敗できなかった。というのも、0-2で完敗した11月のU-22コロンビア戦(広島)で「A級戦犯的な扱い」を受けたからだ。久保建英(マジョルカ)や堂安律(PSV)らA代表組が合流した国内最初のゲームということで、絶対的リーダーの中山には攻守両面の舵取り役が託された。ところが、中盤でアッサリと球際で負け、相手にはがされるなどの失態が続き、満足いくゲームコントロールが全くと言っていいほどできなかった。ボランチを組んだ田中駿汰(大阪体育大学)との連携も今一つで、彼の評価は急降下。「このままだと東京五輪メンバー18人に入れないかもしれない」という声も聞こえてきたほどだった。
悔しさと不完全燃焼感を所属のズウォレでぶつけたいと本人も思ったはずだが、11月の国際Aマッチウイーク以降のリーグ5試合は一度もピッチに立つことなくウインターブレイクを迎えることになった。11月1日のアヤックス戦や10日のトゥベンテ戦では[4-3-3]のアンカー役を務めていたものの、ヨン・ステーヘマン監督の信頼をつかみきれず、現在は控えに甘んじている。アカデミーからトップまで順調な歩みを見せてきた柏レイソル時代には考えられないような苦境に彼は今、直面しているのだ。
「今回は久しぶりに招集された選手、初めての選手とさまざまな選手がいて、試合前に共通理解を深めて準備していくことが大事だった。そのうえで結果が出たことがチームの力になっていくと思いますし、これからどんな選手が選考されても同じようなアプローチの習慣がついていけば、五輪世代としての積み上げが大きくなっていくんじゃないかと思います」とまずはチームを統率することに専心した中山。その気配りとバランス感覚は90分間通してよく出ていた。
そのうえで彼自身のボランチとしてのパフォーマンスも目覚ましい進歩を遂げたのだから収穫は大きかった。コンビを組んだ松本泰志(サンフレッチェ広島)とはコパ・アメリカにもともに帯同。長い期間練習した経験があり、前回の田中駿汰よりはやりやすかったのだろう。追い風も受けながら、中山は中盤を広範囲で動き、スペースを埋めたりカバーリングに入ったりしながら仲間をサポートし、自らも攻撃に参加した。その最たるものが前述の先制点につながった直接FK。自らの左足でゴールを奪えるところを実証したことで、森保監督がこの先、彼の起用法を微妙に変えていくことも考えられる。
「チームとしてやることがハッキリしていたんで、僕自身もプレーしやすかったですし、そのうえで自分の特徴を出せた。なおかつ結果がついていきたのは大きいと思います。ただ、嬉しい部分はありますけど、1試合が終わっただけで満足はできない。次の活動でどう積み上げていくかが大事なので、そこに向けて切り替えていきたいと思います」
こう語る中山が見据えるのは、3月以降の活動だろう。1月のAFC U-23選手権(タイ)はクラブ側の理解が得られず参戦が叶わなかったものの、クラブでしっかりと出場機会を得てコンディションを上げ、ボランチとしての自分を研ぎ澄ませることで
明るい未来が開けてくる。日々の積み重ねが東京五輪参戦やA代表定着につながることを、彼は誰よりもよく分かっているはずだ。2020年がサッカー人生を賭けた勝負の年になるのは間違いない。果たしてU-22世代のけん引役となる男は重要な五輪イヤーに大いなる輝きを放ち、ブレイクを果たせるのか。その一挙手一投足に注目したい。
2019年の日本代表活動を締めくくる一戦となった12月28日のU-22ジャマイカ戦(長崎)。森保一監督の故郷凱旋とあってトランスコスモスタジアム長崎に1万6495人もの大観衆が詰めかける中、2020年東京五輪を目指すU-22世代の若きジャパンが躍動し、9-0という圧勝を飾った。
その火付け役となったのが、キャプテンマークを巻くボランチ・中山雄太(ズヴォレ)だ。前半5分に安部がペナルティエリア右外側の位置で倒されて得たFKを彼は迷うことなく左足で蹴り、豪快なシュートをゴール左隅に突き刺したのだ。この一撃がチーム全体を勢いづけ、日本は一気に攻勢に出る。1トップ・前田大然(マリティモ)と旗手怜央(順天堂大学)、安部の2シャドーが起点となって仕掛けた猛烈なハイプレスも機能し、面白いようにゴールを重ねていく。前半だけで5ゴールを挙げ、メンバーを大幅に入れ替えた後半もU-22初招集の東俊希(広島)や一美和成(京都サンガF.C.)らが得点。相手との実力差が大きかった現実を差し引いても、選手個々の積極的なアピールと気迫が見て取れたポジティブなゲームとなった。
悔しさと不完全燃焼感を所属のズウォレでぶつけたいと本人も思ったはずだが、11月の国際Aマッチウイーク以降のリーグ5試合は一度もピッチに立つことなくウインターブレイクを迎えることになった。11月1日のアヤックス戦や10日のトゥベンテ戦では[4-3-3]のアンカー役を務めていたものの、ヨン・ステーヘマン監督の信頼をつかみきれず、現在は控えに甘んじている。アカデミーからトップまで順調な歩みを見せてきた柏レイソル時代には考えられないような苦境に彼は今、直面しているのだ。
こうしたモヤモヤを払拭するためにも、今回のU-22ジャマイカ戦ではチームと自分自身の結果にこだわる必要があった。コロンビア戦では入りが悪く、プレスも思うようにかからず、攻撃バリエーションも出せなかった反省を踏まえ、中山は自らミーティングで積極的に発言し、一体感と結束力を作り上げることに努めた。
「今回は久しぶりに招集された選手、初めての選手とさまざまな選手がいて、試合前に共通理解を深めて準備していくことが大事だった。そのうえで結果が出たことがチームの力になっていくと思いますし、これからどんな選手が選考されても同じようなアプローチの習慣がついていけば、五輪世代としての積み上げが大きくなっていくんじゃないかと思います」とまずはチームを統率することに専心した中山。その気配りとバランス感覚は90分間通してよく出ていた。
そのうえで彼自身のボランチとしてのパフォーマンスも目覚ましい進歩を遂げたのだから収穫は大きかった。コンビを組んだ松本泰志(サンフレッチェ広島)とはコパ・アメリカにもともに帯同。長い期間練習した経験があり、前回の田中駿汰よりはやりやすかったのだろう。追い風も受けながら、中山は中盤を広範囲で動き、スペースを埋めたりカバーリングに入ったりしながら仲間をサポートし、自らも攻撃に参加した。その最たるものが前述の先制点につながった直接FK。自らの左足でゴールを奪えるところを実証したことで、森保監督がこの先、彼の起用法を微妙に変えていくことも考えられる。
「チームとしてやることがハッキリしていたんで、僕自身もプレーしやすかったですし、そのうえで自分の特徴を出せた。なおかつ結果がついていきたのは大きいと思います。ただ、嬉しい部分はありますけど、1試合が終わっただけで満足はできない。次の活動でどう積み上げていくかが大事なので、そこに向けて切り替えていきたいと思います」
こう語る中山が見据えるのは、3月以降の活動だろう。1月のAFC U-23選手権(タイ)はクラブ側の理解が得られず参戦が叶わなかったものの、クラブでしっかりと出場機会を得てコンディションを上げ、ボランチとしての自分を研ぎ澄ませることで
明るい未来が開けてくる。日々の積み重ねが東京五輪参戦やA代表定着につながることを、彼は誰よりもよく分かっているはずだ。2020年がサッカー人生を賭けた勝負の年になるのは間違いない。果たしてU-22世代のけん引役となる男は重要な五輪イヤーに大いなる輝きを放ち、ブレイクを果たせるのか。その一挙手一投足に注目したい。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CsQwOmCMWjH/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">YUTA NAKAYAMA(@y_5_nakayama)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.05.16 11:45 Tue2
「えぐい肩幅のラガーマンみたいな」板倉滉も一気に巨大化した中山雄太の肉体に驚き!リハビリ期間について中山は「一切苦しい時間がなかった」
日本サッカー協会(JFA)が公式YouTubeチャンネルで日本代表の裏側を伝える「Team Cam」を更新。日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)と日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)の対談の様子を伝えている。 中山は2022年、カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーに招集されたものの、その日にアキレス腱断裂という悲劇に遭い、W杯出場が叶わなかった。 今シーズンに入ってから実戦に復帰すると、ハダースフィールドでは9月に入ってから定位置を奪取。ここまでチャンピオンシップ(イングランド2部)6試合に出場し、10月の日本代表メンバーに復帰していた。 その中山は、リハビリ中の5月に一度自身のインスタグラムを更新。トレーニングの様子を伝えていたが、明らかに巨大化したガタイが話題となったことがあった。 そんな中山のガタイとリハビリ期間について、板倉は「1回出た写真えぐい肩幅のラガーマンみたいな中山雄太がいて、それについてまずはね」と冗談交じりに振ると、中山はリハビリ期間について振り返った。 「意図的にケガの経過を知らせる選手も結構いるけど、俺はもうしないと決めていて。過ごしていた時間はリハビリもしかり、サッカー以外のこともケガせずプレーしていたらできないこともいろいろ取り組もうと思っていた期間だった」 「サッカー選手としてより強くなって帰ってくるっていうのもそうだし、人として成長して帰ってきたいなと思って過ごしていた期間だったから一切苦しい時間がなかった」 「(その期間は)本をめちゃくちゃ読んだり、常に成長じゃないけど何か自分に取り入れられるものないかなって読み始めることが多かった」 「ケガを治すっていうのは当たり前だし、治すというよりも進化して帰るのが前提だったからこそ、今できることはいっぱいあって、良くも悪くも復帰した時に分かるから。(筋量アップも)楽しい毎日だったからこそ。チームのスタッフにも今日はリハビリしたくないとかなかったのと聞かれたけど、一切なかった」 「でもやっぱり、一人で頑張っていたわけじゃなくて、本当に応援してくれた人もいるし、滉とかも連絡してくれるし、それがあるのとないのとでは(違う)。楽しくやれてた要因はそこなのかなと思って。だからありがたいし、本当に楽しかったって思えちゃいますね」 また、中山は離脱当時のファンやサポーターからの心配のコメントについても言及。W杯当時の心境や今の気持ちについても語った。 「(ファンのコメントは)マジで嬉しいし、W杯に関しては嬉しいを通り越して申し訳ないが勝ったっす。俺だけのワールドカップじゃなかったんだなと思うし、周りの期待を裏切っちゃったんだなと考えると申し訳なかった」 「でも今があるのはその思いが紡いできたので、俺はどうしようかって言ったら元気な姿をもう1回見せるしかない。頑張ろう。それでまたみんなが応援してくれる。元気にやれるし楽しくやれる。すごい素敵なサイクルをもらったっす」 長期離脱を経てさらに進化して戻ってきた中山。左サイドバックの主力としての期待もあるなか、久々の日本代表でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】板倉もビックリ!話題となった中山のガタイ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CsQwOmCMWjH/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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冨安健洋は野球、スパイダーマンが好き? 仲の良い日本代表選手は? 「18」の質問に答えアーセナルファンのハートをガッチリ掴む「最高だ」「俺たちのトミ」
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、「18」の質問に答え、意外な事実がわかった。 アーセナルで3シーズン目を過ごしている冨安。加入1年目から高い評価を得ている一方で、2シーズン続けてケガに悩まされるなど、力を出し切っているとは言えない状況だ。 それでも、ミケル・アルテタ監督からの評価は高く、今シーズンも昨シーズンに引き続き左サイドバックのバックアッパーに。ディフェンスラインを補強しても出番が回ってくるなど、日々レベルアップしている。 冨安は日本代表にも9月の欧州遠征から復帰。センターバックとして出色のプレーを見せ、改めてその存在感の大きさを示した。 そんな中、アーセナルはクラブのインスタグラムに動画を投稿。「背番号18への18の質問」として、冨安への18の質問を投げかけて答えさせていた。 質問はサッカー以外の好きなスポーツや、好きな場所、刺激を受けた人など様々なものに。冨安の人となりが少しわかる内容となっている。 ファンはやはり冨安への愛が溢れており「最高だ」、「俺たちのトミ」、「トミネーター」、「スーパートミヤス」、「全てを与えてくれ」、「全てを勝ち取ろう」とその答えに反応。また、「ケインやルーニーより英語がうまい」と、冨安の流暢な英語も話題となっている。 ーーーーー Q1:ニックネームは? 冨安:トミ Q2:サッカー以外に好きなスポーツは? 冨安:野球 Q3:何か国語話せる? 冨安:3カ国 Q4:兄弟は何人? 冨安:2人 Q5:世界でお気に入りの場所は? 冨安:福岡 Q6:お茶かコーヒーか 冨安:コーヒー Q7:都市部での休暇か、海での休暇か 冨安:海での休暇 Q8:ピザ?パスタ? 冨安:パスタ Q9:好きなテレビ番組は? 冨安:特になし Q10:サッカー選手でなければ、何をしていた? 冨安:わからない Q11:もしスーパーヒーローになれるなら誰が良い? 冨安:スパイダーマン Q12:最もインスピレーションを与えるのは誰? 冨安:母親 Q13:休みの日の過ごし方は? 冨安:コーヒーを飲みにいく Q14:アーセナルに来て最初に感じたことは 冨安:素晴らしいということ Q15:サッカー選手のベストフレンドは? 冨安:田中碧(デュッセルドルフ)と中山雄太(ハダースフィールド・タウン) Q16:アーセナルでの一番お気に入りの思い出は 冨安:エミレーツ・スタジアムでのトッテナム戦の勝利 Q17:これまでプレーしたスタジアムでの1番のお気に入りは? 冨安:エミレーツ・スタジアム Q18:アーセナルで何を残したい? 冨安:全て <span class="paragraph-title">【動画】好みがわかる?冨安健洋が「18」の質問に答える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CxI0ApIqQdK/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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ベストヤングプレーヤー賞の柏CB中山雄太「たくさんの人の力があってこその受賞」《2017 Jリーグアウォーズ》
▽「2017 Jリーグアウォーズ」が5日に横浜アリーナで行われた。 ▽ベストヤングプレーヤー賞に受賞した柏レイソルのDF中山雄太が授賞式後、メディア向けの記者会見に出席。今シーズンの明治安田生命J1リーグ30試合に出場した柏の若きセンターバックは、受賞の心境を明かすと共に、この先のA代表入りに意欲を示した。 <span style="font-weight:700;">◆DF中山雄太</span>(柏レイソル) 「まさか自分が選ばれるとは思いませんでした。本当に嬉しいですし、自分の力だけじゃなくて、たくさんの人の力があってこその受賞だと思います。本当に嬉しいです」 <span style="font-weight:700;">──今シーズン、自身で特に成長を感じた部分は</span> 「難しいですね…。個人的には凄く去年が劇的に変わりました。ただ、満足いく結果で終われなかったです。今年の目標にも、去年より成長した自分になるというのがあって、特に特筆した成長は感じていませんが、去年よりは変われたのかなと思います」 <span style="font-weight:700;">──柏レイソルは堅い守りで上位争いをしましたが、チーム全体のシーズンを振り返ってください</span> 「結果もJリーグは4位で、昨シーズンよりは良い結果で終われました。連勝も去年より多くできましたが、自分たちの目標であったACLでは、天皇杯はありますがJリーグでは叶えられませんでした。大事な場面で勝ちきれなかったりというのは、去年と同じ状況です。去年よりも良い結果で終われたとともに、課題がたくさん見えたシーズンでした」 <span style="font-weight:700;">──U-20ワールドカップに出場したが、今後の代表活動についての目標は。去年の受賞者である井手口陽介選手はA代表で活躍しています</span> 「U-20ワールドカップに行ってからも強く思いましたし、世界で見たらA代表は、この世代では普通になっている状況です。(昨年この賞を受賞した)井手口選手も代表に入っていますし、自分としても食い込んでいかなくてはいけない世代だと自覚しています。それとともに、力が足りていないというのも感じています」 「1日でも早くA代表に食い込んでいきたいですし、来年はワールドカップイヤーなので、小さいチャンスかもしれないですが、しっかりと結果を出して、自分が成長して、早くA代表に入れればと思います」 2017.12.05 21:40 Tue5
「日本代表が野望」DFファン・ウェルメスケルケン際がズヴォレと2年の契約延長、両SBで全試合出場
エールディビジのズヴォレは18日、元U-23日本代表DFファン・ウェルメスケルケン際(26)との契約延長を発表した。 今シーズン限りで契約期間が満了する予定だったファン・ウェルメスケルケン際だったが、2年間延長し2023年夏までの契約を結んだ。 ヴァンフォーレ甲府の下部組織出身のファン・ウェルメスケルケン際は、2013年7月にドルトレヒトの下部組織に加入。2015年7月に昇格すると、2017年8月にはカンブールへ完全移籍。ズヴォレには、2019年7月に加入していた。 オランダの下部リーグでのプレーを続けてきたファン・ウェルメスケルケン際にとって、日本代表DF中山雄太も所属するズヴォレへの移籍は大きな転機に。ドルトレヒト時代にエールディビジで1試合に出場したことがあるファン・ウェルメスケルケン際は、2019-20シーズンは左右のサイドバックとして18試合に出場し2アシストを記録していた。 加入2年目の今シーズンも右サイドバックを中心にここまで全17試合に出場し2アシストを記録していた。 「僕はここまでの18カ月でうまく成長することができ、その結果スターティングイレブンの常連となりました。右サイドバックではうまくコントロールでき、毎試合チームとサポーターのために全てを尽くすようにしています」 「僕はこの正しい場所にいるため、契約を延長することは僕にとっては論理的なステップです。また、日本代表の候補になるために、全てを出し切りたいというのが僕の個人的な野望です」 「ズヴォレでの未来を楽しみにしています。シーズン後半にフォーカスを当て、もっと自分を見せていきたいと思います」 2021.01.19 09:40 Tue日本の人気記事ランキング
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日本代表が離脱の南野拓実の代役にオナイウ阿道を追加招集、フランス2部で現在2試合連続ゴール中で背番号は南野の「10」に
日本サッカー協会(JFA)は4日、トゥールーズのFWオナイウ阿道を日本代表に追加招集することを発表した。背番号は「10」を付ける。 日本代表は2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン代表戦で0-1と敗戦。中国代表戦を戦うため、カタールへと移動した。 オマーン戦を負傷欠場していたMF南野拓実(リバプール)がケガのためそのまま離脱。攻撃陣が手薄となっていた。 なお、DF板倉滉(シャルケ)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)に続いて3人目の離脱となっていた。 オナイウは今シーズンの明治安田生命J1リーグで20試合に出場し12得点を記録。夏にリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズへと完全移籍すると、6試合で2ゴールを記録。2試合連続ゴール中と好調を維持していた。 2021.09.04 22:05 Sat2
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日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat4
「日本代表を熟知している」妻は日本人、過去に京都所属のモンゴル代表指揮官が意気込む《カタールW杯アジア2次予選》
日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップ予選のモンゴル代表戦を行う。 試合に先立ち、モンゴル代表のドイツ人指揮官、ミハエル・ワイス監督が記者会見に出席した。 ワイス監督は、会見の冒頭に「どっちが良いですか?日本語ですか?」と日本語を披露。「どちらでも良いですが、英語で話しましょう」と語ると、日本人女性と結婚していることを明かした。 2000年7月から2004年6月までは、京都パープルサンガでゲルト・エンゲルス監督、ピム・ファーベーク監督の下でアシスタントコーチを務めていた。 日本との関わりも深く、日本代表も熟知しているワイス監督は、日本代表戦に向けた意気込みを語った。 ◆ミハエル・ワイス監督(モンゴル代表) 「では、英語で話しましょう。モンゴル代表監督として、アジアでベストのチームと試合ができることを誇りに思っています。それから個人的に思い入れがありまして、実は21年間神戸に住んでいる日本人の女性と結婚しているので、今回の凱旋に関しては特別な思いがあります」 「しかし、それは脇に置いておいて、チームは明日日本代表と戦うわけですが、若い選手が多く、このレベルで試合をした経験があまりない選手もいますので、明日の雰囲気に飲まれないように、日本に怖気付かないように、立派なプレーができるように望んでいます」 ──日本代表を熟知しているかと思いますが、日本代表の印象は。またモンゴル代表の強みをどう生かしたいか 「まず、私自身、随分前になりますが、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)で仕事をしていましたので、日本に住んでいたことがあります。あとは家族の関係もありますので、日本代表や日本のサッカーはずっとフォローしていますし、多くの知人もいます。日本代表については深い知識があると思っています」 「今、日本代表はちょうど過渡期にあって変革の時にあると思います。若いワクワクするような選手が台頭しています。中島選手、堂安選手、南野選手たちです。それから、コパ・アメリカから始まって、最近2試合のミャンマー戦、パラグアイ戦もしっかりとモニタリングしました」 「そうした色々な自分たちの知識に基づいて、我々は攻撃的なリスクをとるのではなく、守備的な試合を明日はします。選手たちが明日圧倒されないように、そして自分たちが持っているベストの能力を最大限にしっかりと発揮できるようにしたいと思います。あとは、どれだけモンゴルのサッカーが発展しているかを見せたい」 ──明日の試合は、監督、選手にとって良いパフォーマンスをすることと、良い結果を残すことのどちらが大事か 「もちろん、我々はしっかりとしたパフォーマンスを見せること、我々のやり方を見せることが大事です。そして、明日の試合で多くを学びたいと思います。そして、我々モンゴル代表の優れたパフォーマンス、長所をしっかり出していきたいと思います」 「日本の攻撃的なアクションにあふれたプレーに対して、しっかりと照準を合わせて、メンバーの面でも日本代表にしっかりと対応していく準備ができています。準備を実践することが大事だと思っています」 ──明日は元横綱の朝青龍も観に来ると言っていますが、何かチームに影響はあるのか 「とてもポジティブだと思います。自分たちの存在をしっかりと認めてくれていて、横綱が応援してくれる、サポートしてくれるということは、代表にとって心強いです。素晴らしいパフォーマンスを見せようとやる気が出ると思うので、良いことだと思います」 ──今回のメンバーの中でベストと考える選手のコンディションが起用に影響するか 「私はあまりたくさんのことを変えることは好きではなく、継続性を大事にしています。ただ、対戦相手のスタイルに合わせて、早い動きができる選手、経験のある選手、フィジカルに強い選手、ヘディングが強い選手を選びます。我々の日本代表のリサーチに基づいて、明日の選手をしっかり選んでいきます」 ──この日に向けてはどれぐらいの期間調整をして、準備をしてきたのか 「実は2年半前から準備を始めました。このレベルに達するために、私は2017年3月に監督に就任した時から、まず最初の目標はW杯の2次予選に出ることでした。そして6月にブルネイ戦の結果、目標が達成できました」 「明日の試合の準備に関しては、先週金曜日に集合して開始しました。モンゴルはリーグ戦が4月から10月までしかありません。その他の季節は寒すぎてプレーできません。ですので、年の初めやモンゴルでプレーできないときは、海外で合宿をしたりして、しっかりとした一環のプロセスの下、一連の準備を行っています」 「JFAの皆様が、我々モンゴル代表、そして女子サッカーに対しても、非常に大きなサポートをしてくださっています。モンゴル協会と日本サッカー協会は良い関係を育んでおり、常日頃のご支援に感謝します」 2019.10.09 20:15 Wed5
