“調子乗り世代”のキャプテン、ヴェルスパ大分DF福元洋平が32歳で現役引退

2019.12.27 10:35 Fri
Getty Images
JFLのヴェルスパ大分は26日、DF福元洋平(32)が現役を引退することを発表した。福元は、大分トリニータの下部組織出身で、2005年にトップチームへ昇格。2008年にガンバ大阪へ期限付き移籍すると、2009年にはジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍。2010年には完全移籍へ切り替わっていた。
2012年には徳島ヴォルティスへと完全移籍すると、2017年からはレノファ山口FCでプレー。ヴェルスパ大分では今シーズンからプレーしていた。

今シーズンのJFLではわずか1試合の出場に終わっていた。

通算成績はJ1で80試合出場、J2で152試合出場2得点、リーグカップで14試合出場、天皇杯で16試合出場、JFLで1試合に出場。G大阪時代にはAFCチャンピオンズリーグに2試合に出場していた。
また、U=14から世代別の日本代表を経験し、U-19日本代表ではAFCユース選手権(現AFC U-19選手権)で準優勝。U-20日本代表としては、2007年のFIFA U-20ワールドカップにキャプテンとして出場。槙野智章や柏木陽介、内田篤人、ハーフナー・マイクらと同世代で“調子乗り世代”と言われたが、ベスト16の成績を残していた。

福元はクラブを通じて、引退のコメントを発表。感謝の気持ちを述べている。

「いつも応援してくださっている、勇気を与えてくれる、ファン、サポーター、スポンサーの皆様。019シーズンをもちまして、現役引退することをご報告させていただきます」

「プロとして、14年間サッカーをさせていただいたこと、素晴らしい経験をさせていただいたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの方に支えられて、サッカーを続けてこれました」

「小学生から今までご指導いただいた先生、コーチ、監督の方々。いつも支えていただいたチームスタッフの方々。切磋琢磨したチームメート、先輩、後輩の方々。1987年生まれ、調子乗り世代という仲間たち。いつも支えてくれた、妻、子供たち、家族の存在。そしてどんなときも応援してくれた、ファン、サポーター、スポンサーの皆様。一人でも出会わなければ今の僕はないと痛感しています。本当に人との出会い、支えに恵まれた14年間でした」

「今後のことはまだ何も決まっておりませんが、この感謝の気持ちを忘れずに次の道も邁進していきたいと思います」

「最後にもう一度、サッカーを通じてたくさんの素晴らしい方々に出会い、恵まれました。本当にありがとうございました!!そして大好きなサッカーにも、本当にありがとう!!!」
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