【J1クラブ通信簿】新たな代表戦士誕生は成長の証明!城福体制3年目の2020年は更なる鋭さを 《サンフレッチェ広島》

2019.12.20 22:20 Fri
©︎J.LEAGUE
優勝争いから残留争いまで手に汗を握る接戦、熱戦が続いた2019シーズンの明治安田生命J1リーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。第13弾は6位のサンフレッチェ広島を総括!

◆MVP
FW柏好文(32)
明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/8得点
(C)J.LEAGUE

32歳といえば大抵衰えを見せ始めるものだが、今シーズンの柏好文はむしろ全盛期なのではないかと思わせるパフォーマンスだった。加入6年目、広島でJ1優勝も成し遂げたことのある経験豊富な左ウインガーは今季、全34試合に出場。同じく全試合に出場したMF川辺駿を抑え、チームで最も長くピッチに立ち続けた。

その結果、チームの攻撃はやはり左サイドがメインに。キレのあるドリブルを披露する32歳を中心に広島はリーグ最多のクロス数を記録。ネットを揺らした45回のうち、このクロスからの得点は実に20%以上に上る。

そして、個人としても自己最多及びチーム最多の8ゴールで攻撃を牽引。第4節の松本山雅FC戦で見せたカットインからのゴールはドリブラー・柏の真骨頂とも言えるゴールだった。Jリーグ公式も「分かっちゃいるけど止められない!超絶ドリブル」と舌を巻くほど、2019年の柏好文の存在は大きかった。
また、今季は左腕の黄色い腕章も印象的だった柏。生え抜きの主将、MF青山敏弘が開幕からケガで離脱していた為、当面の間キャプテンを任されていた。チームも徐々に若返る中で、柏は攻撃の中心というだけでなく精神的支柱という役割も果たしたのだった。

◆補強成功度 【A】
(C)J.LEAGUE.

今季の広島は新加入選手なしに語れない。チーム2番目の7ゴールを記録したFWドウグラス・ヴィエイラをはじめ、スウェーデンからやってきたDFエミル・サロモンソンとブラジルから戻ってきたMFハイネルは互換しながら右サイドを支えた。また、FWパトリックの退団に伴い、夏に松本から期限付き移籍で加入したFWレアンドロ・ペレイラは、4ゴールで期待通りの仕事ぶり。最終節のベガルタ仙台戦では決勝点を挙げた。
新戦力が輝いたチームにおいて、とりわけ関西大学卒業後にカムバックしたDF荒木隼人は掘り出し物と呼べる逸材だった。加入当初、自信なさげにプレーしていた荒木は、カップ戦で失点に繋がるケアレスミスを犯すなど、まだまだ力不足感は否めなかった。しかし、指揮官は一貫して荒木をカップ戦で起用。少しずつ経験値や実力を付け、5月の仙台戦で初めてJ1フル出場を果たす。するとこの試合が転機となった。

それまでフル出場を続けていたDF吉野恭平からポジションを奪うと、3バックの真ん中を任されるようになり、仙台戦以降のリーグ戦で1試合を除き全試合フル稼働。おまけに2ゴールも挙げてブレイクを果たした。

荒木の飛躍はクラブだけに留まらず、11月には日本代表に初招集を受けた。「1年前は想像もできなかったです」と本人が語るように、今季は大学を卒業したばかりのルーキーイヤー。デビューすることは叶わなかったが、まだ若干のあどけなさが残る23歳の未来は明るい。

◆総合評価 【B】
(C)CWS Brains,LTD.

今季の広島に求められたのは安定性。昨季は20ゴールを挙げたパトリックの活躍で3年ぶりの優勝も視界に捉えていたが、ラスト9試合未勝利という大失態を演じ、結局、大差で川崎フロンターレの優勝を許した。

自らの首を絞める結果となった2018年から就任2年目を迎えた城福浩監督は、チームに走ることを求め、より流動的にパスを回すサッカーへと変化させていった。その中でカギとなったのが、チーム随一の総力を誇ったMF稲垣祥や日本代表デビューを果たしたMF森島司、そして川辺らが構成する中盤だ。稲垣は攻守の繋ぎ役に、森島は攻撃のブレイン、川辺はバランサーとして広島のサッカーを活性化させた。

しかし、足りなかったのが攻撃力。チーム最多が柏の8得点はかなり物足りない数字。期待されたパトリックも昨季の様なパフォーマンスは見せられず、シーズン半ばに退団。得点が伸びず、勝ち切れない試合が今シーズンは幾つもあった。

近年、広島が優勝したシーズンには、バンディエラのFW佐藤寿人や現在清水エスパルスに所属するFWドウグラスといった20ゴール以上を約束してくれる点取り屋が存在していた。東京五輪も開催される2020年、広島が優勝を狙うには安定してゴールが奪えるストライカーが必要不可欠だ。

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