ベントナーがコペンハーゲンとの短期契約を満了、1月にフリーに
2019.12.17 20:40 Tue
コペンハーゲンは17日、元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー(31)と12月31日までとなっている契約を更新しないことを発表した。
「コペンハーゲンのユニフォームでプレーし、フットボーラーとしての夢だったテリア・パルケンでゴール出来たことを誇りに思う」
「もっと多くのプレーし、より長くここに居られることを願っていたんだけどね。でもストーレ(・ソルバッケン)監督の決めたことを尊重するし、ここに来たことにも後悔してない」
「今は将来について真剣に考え、フットボーラーとして新しい冒険に出るか、それとも人生の新しい冒険を始めるか決めたいと思う」
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アーセナルやサンダーランド、ユベントスやヴォルフスブルクなど様々なクラブを渡り歩いたベントナーは、今年9月にローゼンボリからユース時代を過ごしたコペンハーゲンに移籍。しかし、出場した試合は13試合に留まり、ゴールは3点のみとなった。退団に際し、ベントナーはクラブの公式サイトで本拠地テリア・パルケンでゴールすることが夢だったと語りながらも、もっと良く出来たはずだったと無念の思いを口にした。「もっと多くのプレーし、より長くここに居られることを願っていたんだけどね。でもストーレ(・ソルバッケン)監督の決めたことを尊重するし、ここに来たことにも後悔してない」
「クラブの皆に感謝を伝えたい。そして素晴らしいファンにもね。彼らの歓迎にはとても感動したよ」
「今は将来について真剣に考え、フットボーラーとして新しい冒険に出るか、それとも人生の新しい冒険を始めるか決めたいと思う」
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「評判が悪くて新天地も…」ベントナーが後悔と心の闇を告白「年齢を重ねてようやく過去を…」
元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー氏(36)が本意ではない現役引退を振り返り、後悔と心の闇を打ち明けた。イギリス『サン』が伝えている。 良くも悪くも北欧デンマークを代表するフットボーラーとして名を馳せたベントナー氏。アーセナルやユベントスといった経歴以上に、飲酒運転・無免許運転・器物損壊・暴行といった数々の犯罪歴がクローズアップされる。 それでも、珍発言の数々や屈託のない笑顔で愛されキャラとして認知され、現在は母国で「ニクラスのイタズラ」という自身の名を冠したバラエティ番組の司会者として活躍中。一方ではデンマークのサッカーを議論するラジオ・ポッドキャスト番組にもレギュラー出演する。 そんななか、かつて自伝を共同制作したライターと再会し、自身の心の闇を打ち明けるドキュメンタリー番組への出演を了承。2021年6月の現役引退発表に至るまでの1年半を回想し、普段は明るく陽気な“ベントナー男爵”も、今回ばかりは神妙に「後悔」を打ち明けた。 「2019年限りでローゼンボリを退団したあと、いくつかのクラブから話があり、行きたいクラブもあったが、中国で始まったことにより、その選択肢はなくなった」 “中国で始まったこと”が指すのは、新型コロナウイルスの世界的蔓延。ローゼンボリ退団後に新天地を探したベントナー氏だが、結局どのクラブも自身の獲得にゴーサインを出さず。コロナによるクラブ財政逼迫の懸念と同時に、自らのパーソナリティが嫌われたと感じたようだ。 「(私の)評判は決して良くなかっただろうからね。いくつかのクラブのコーチから『私としてはキミを獲得したいが、上層部は動かない』と言われたよ。獲るか獲らないか…クラブが難しい決断を迫られたとき、私のような人間は有利にならないのだろう。キャリアを終えることにした」 結局、無所属が1年半続いた末、やるせなさを抱えたまま引退発表。今なお現役復帰を夢に見ると明かしつつ、それは叶わないとも語る。 「引退発表が正しい選択だったかどうかわからない。いや、じっくり考えての行動ではなかったんだ。そのせいだろうか。ここ2〜3年、復帰を考えなかった日なんかない。今日もそうだ。だが、はっきり言ってそれは妄想だ。もうフットボーラーのカラダには戻れない」 「私にとってフットボールは“愛”。心の底から愛してきた唯一のものであり、少年時代から私に自由な空間を与えてくれた唯一の場所だ。どんな闇を抱えていても、ピッチに入れば全てが吹き飛んだ。他に同じ“愛”を見つけるのは難しい」 「故意に誰かを傷つけたり、失望させようとしたことなんか一度もない。だが、自分の中に平穏を見つけるのに、私はあまりに長い時間を要してしまった…この少々難しい性格を今さら隠すつもりはない。年齢を重ねてここに座っている今、ようやく過去を冷静に振り返ることができる。そして、振り返れば振り返るほどに『後悔』が押し寄せてくる」 2024.02.09 18:25 Fri2