柴崎岳がトレーニング中に負傷…レギュラー組でプレーも左足に違和感
2019.12.12 13:26 Thu
デポルティボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳がトレーニング中に負傷したようだ。スペイン『アス』が報じた。
負傷者が続出しているデポルティボ。そんな中、柴崎はレギュラー組として11日のトレーニングに参加。しかし、トレーニングを途中で切り上げ、ロッカールームへ下がっていったとのことだ。
『アス』によると、柴崎は左足に違和感を感じ、足を引きずりながらトレーナーに付き添われて下がって行ったとのこと。検査を受けてケガの詳細を明らかにするようだが、14日に行われるラ・リーガ2部第20説のポンフェラディナ戦は欠場することになるようだ。
今シーズンからデポルティボでプレーする柴崎は、開幕から出場機会をえるとここまでリーグ戦10試合に出場。しかし、直近10試合では3試合の出場に終わっており、ベンチで過ごす時間が長くなっている。
レギュラー組としてトレーニングしていただけに、10月20日のマラガ戦以来の先発出場が期待されたが、残念な結果となってしまった。
負傷者が続出しているデポルティボ。そんな中、柴崎はレギュラー組として11日のトレーニングに参加。しかし、トレーニングを途中で切り上げ、ロッカールームへ下がっていったとのことだ。
『アス』によると、柴崎は左足に違和感を感じ、足を引きずりながらトレーナーに付き添われて下がって行ったとのこと。検査を受けてケガの詳細を明らかにするようだが、14日に行われるラ・リーガ2部第20説のポンフェラディナ戦は欠場することになるようだ。
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