ジェズスの2Gなどでバーンリーに快勝したシティ、4日後にマンチェスター・ダービーへ《プレミアリーグ》

マンチェスター・シティは3日、プレミアリーグ第15節でバーンリーとアウェイで対戦し、1-4で勝利した。

前節から中2日で行われる今節。第14節でニューカッスルに土壇場で追いつかれ引き分けに終わったシティは、首位リバプールとの勝ち点差が「11」に拡大。3連覇に向けて暗雲が立ち込めている。

今節のスタメンはニューカッスル戦から4人変更。ストーンズ、メンディ、ギュンドアン、マフレズに代えて、オタメンディ、アンヘリーニョ、ロドリ、ベルナルド・シウバが起用された。
序盤はデ・ブライネが右サイドいっぱいに広がり、ウォーカーが偽サイドバックのような位置を取っていたシティが徐々にボール支配率を上げていく。6分に獲得したCKでは、デ・ブライネがゴールから離れるように上げたクロスをアンヘリーニョがダイレクトボレー。これをゴール前のジェズスがコースを変えてゴールに流し込んだが、オフサイドの判定に。

対して、前線の高さを生かして攻撃するバーンリーは24分、左サイドからクロスを供給。しかし、これが直接GKエデルソンに渡ると、シティはすぐさまカウンターを仕掛ける。エデルソンの素早いリスタートからデ・ブライネが持ち上がったシティは、ピッチ中央付近でボールを引っ掛けられてしまうものの、すぐに拾って速度を落とさずさらに前線へ。シルバがボックス左のジェズスに展開すると、ここから右足でゴール右隅を打ち抜き、先制点を奪った。

アグエロ不在をカバーするジェズスのスーパーゴールでリードを得たアウェイチームは、その後もバーンリーを押し込んでいく。ホームチームにもチャンスはあったものの、セットプレーからのマクニールのシュートは味方に当たってしまう。

追加点を狙うシティは50分、相手をゴール前に釘付けにする中で、ベルナルド・シウバがボックス右角から左足でクロスを供給。このクロスに外側から飛び込んだジェズスが右足で合わせてネットを揺らした。

さらに68分、再び相手を押し込む状況でシルバが放ったシュートのこぼれ球を、ロドリがボックス手前から強烈なミドルシュートを突き刺し3点目を奪う。その後、スターリングやデ・ブライネ、フェルナンジーニョを下げる余裕も見せたシティは、87分に途中出場のマフレズが利き足とは逆の右足でゴールを決めて4点目。

これで試合終了かと思われたが、その1分後にブレイディに1点を返され1-4でフィニッシュ。最後に気を緩めてしまったものの、快勝で2試合ぶりの白星を手にした。そして、この4日後には次節マンチェスター・ユナイテッドとのダービーが控えている。