ライプツィヒがフォルスベリの後半AT弾で劇的ドローでGS突破を決める《CL》

2019.11.28 07:35 Thu
Getty Images
CLグループE第5節のライプツィヒvsベンフィカは2-2の引き分けに終わった。
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勝てば首位通過の決まるライプツィヒ(勝ち点9)が、逆転でのグループステージ突破を目指す最下位ベンフィカ(勝ち点3)をホームに迎えた一戦。立ち上がりからライプツィヒがボールを保持する展開となった中、先にスコアを動かしたのはベンフィカ。20分、ヴィニシウスとのパス交換で相手DFの裏に抜け出したターラブトがボックス左まで持ち上がり折り返しを供給。相手DFにディフレクトしたボールを最後はピッツィが左足でゴール右隅に流し込んだ。
先制を許したライプツィヒは36分、エンクンクの左CKのセカンドボールをボックス手前のフォルスベリがダイレクトシュート。さらに相手GKが弾いたボールをザビッツァーが押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

迎えた後半、再びスコアを動かしたのはベンフィカ。59分、自陣中盤でパスカットしたターラブトのパスをスルーしたヴィニシウスが素早いターンでクロステルマンを振り切ると、中央をドリブルで独走。ボックス内まで侵入すると、飛び出したGKを確認しゴール右隅にシュートを流し込んだ。
このまま試合終了かと思われたが、ライプツィヒ89分にボックス内でシックがルベン・ジアスに倒されPKを獲得。これをフォルスベリが決めて1点を返すと、後半アディショナルタイム6分にはヴェルナーの左クロスから再びフォルスベリがヘディングシュートを叩き込み、土壇場で同点に追いついた。

結局、試合はそのまま2-2の引き分けで終了。土壇場でドローに持ち込んだライプツィヒが、グループステージ突破を決めた。

また、同日に行われたグループEもう一試合のゼニトvsリヨンは2-0でゼニトが勝利した。勝ち点差3でグループ2位を争う両者の一戦は、ホームのゼニトが先にスコアを動かす。42分、ドウグラスの左CKをゴール前のジューバがヘディングで流し込んだ。

リードして後半を迎えたゼニトは、81分にドリウッシを下げてジルコフ、83分にアズムンを下げてエロヒンを問うニュ。すると、直後の84分に決定機。エロヒンの右クロスをボックス内のジルコフが落とすと、ペナルティアーク右に走り込んだオズドイェフがダイレクトシュート。これが相手DFに当たり、そのままゴール右に吸い込まれた。

結局、試合はそのまま2-0で終了。勝ち点を7に伸ばしたゼニトがは最終節、ベンフィカに勝利すればリヨンの結果に関係なく決勝トーナメント進出を決められる状況となった。

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