モウ・スパーズ、2点差引っくり返す逆転劇で最終節を前に2位での決勝T進出が決定!《CL》
2019.11.27 06:56 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第5節、トッテナムvsオリンピアコスが26日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、4-2で勝利したトッテナムの2位通過が決定した。
この試合、勝利で自力での決勝トーナメント進出を決められるトッテナムだが、未勝利で最下位に沈むアウェイチームに押し込まれる立ち上がりに。すると6分、DFローズがロングボールの対応を誤って自陣ボックス付近にこぼれたボールを拾ったエル・アラビに左足のミドルシュートを許す。GKガッサニーガが何とか右手で触ったもののボールがネットを揺らした。
ホームで早々に先制を許したトッテナムはすぐさま反撃を開始。ソン・フンミンとルーカス・モウラの両ウイングが果敢な仕掛けでチャンスを窺う。14分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのウィンクスがインスウィングで入れたクロスをソン・フンミンがバックヘッドでコースを変えて枠に飛ばすが、これはGKジョゼ・サのビッグセーブに阻まれる。
ホームとは思えないチグハグな戦いが続く中、モウリーニョ監督は早い時間帯に決断を下す。29分、ダイアーを下げてエリクセンをピッチに投入。より攻撃的な布陣でゴールを目指す。
なかなか流れの中では攻め切れない状況が続くが、前半終了間際の46分には相手陣内右サイドでのスローインの流れからオーリエが入れたグラウンダーのクロスが相手DFのクリアミスを誘い、ゴール前でフリーのデレ・アリが冷静に流し込み、前半のうちに1点を返した。
すると、相手のミスで得たこのゴールによって息を吹き返したトッテナムは勢いを持って入った後半立ち上がりに追いつく。50分、相手陣内右サイドでのクイックスローからボックス右に抜け出したルーカスのマイナスクロスをゴール前にタイミング良く入ってきたケインが右足ダイレクトで合わせた。
このまま畳み掛けたいトッテナムだったが、オリンピアコスもきっちり気持ちを切り替えて対応。以降は一進一退の攻防が続く。その流れの中でモウリーニョ監督はルーカスに代えてムサ・シソコを61分に投入する。
後半半ばを過ぎても2-2の均衡が保たれるが、伏兵が試合を動かす。73分、ボックス左でキープしたデレ・アリが浮き球のクロス。これを手前のソン・フンミンが頭でフリックしてファーに流すと、ドフリーのオーリエが右足の弾丸シュートをゴール左隅に突き刺し逆転に成功した。これで完全にノッたホームチームは77分、エリクセンの絶妙なFKをケインが頭で合わせ勝利を大きく引き寄せる4点目とした。
その後、エンドンベレの投入で完全に試合をクローズしたトッテナムが2点差を引っくり返す見事な逆転劇でモウリーニョ新体制での公式戦2連勝を達成。この結果、グループステージ3連勝となったトッテナムは最終節を残して2位での決勝トーナメント進出が決定した。
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今月19日にポチェッティーノ前監督を電撃解任したトッテナムは、翌日にモウリーニョ新監督の招へいを発表。その初陣となったウェストハムとのリーグ戦を3-2で競り勝ち、リーグ戦6試合ぶりの勝利を掴んだ新生スパーズは、グループ最下位に沈むオリンピアコスを相手に公式戦連勝を狙った。モウリーニョ監督は直近のウェストハム戦から負傷のベン・デイビスに代えてローズを起用した以外、同じメンバーを起用。その一方で負傷明けのヴェルトンゲン、エンドンベレがベンチ入りを果たした。ホームで早々に先制を許したトッテナムはすぐさま反撃を開始。ソン・フンミンとルーカス・モウラの両ウイングが果敢な仕掛けでチャンスを窺う。14分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのウィンクスがインスウィングで入れたクロスをソン・フンミンがバックヘッドでコースを変えて枠に飛ばすが、これはGKジョゼ・サのビッグセーブに阻まれる。
早い時間帯の同点ゴールとはならなかったトッテナムは逆に追加点を許すことに。19分、オリンピアコスの右CKの場面でグラウンダーのクロスをニアのポデンセにフリックされると、ゴール前でフリーにしたルベン・セメドにワンタッチで押し込まれた。
ホームとは思えないチグハグな戦いが続く中、モウリーニョ監督は早い時間帯に決断を下す。29分、ダイアーを下げてエリクセンをピッチに投入。より攻撃的な布陣でゴールを目指す。
なかなか流れの中では攻め切れない状況が続くが、前半終了間際の46分には相手陣内右サイドでのスローインの流れからオーリエが入れたグラウンダーのクロスが相手DFのクリアミスを誘い、ゴール前でフリーのデレ・アリが冷静に流し込み、前半のうちに1点を返した。
すると、相手のミスで得たこのゴールによって息を吹き返したトッテナムは勢いを持って入った後半立ち上がりに追いつく。50分、相手陣内右サイドでのクイックスローからボックス右に抜け出したルーカスのマイナスクロスをゴール前にタイミング良く入ってきたケインが右足ダイレクトで合わせた。
このまま畳み掛けたいトッテナムだったが、オリンピアコスもきっちり気持ちを切り替えて対応。以降は一進一退の攻防が続く。その流れの中でモウリーニョ監督はルーカスに代えてムサ・シソコを61分に投入する。
後半半ばを過ぎても2-2の均衡が保たれるが、伏兵が試合を動かす。73分、ボックス左でキープしたデレ・アリが浮き球のクロス。これを手前のソン・フンミンが頭でフリックしてファーに流すと、ドフリーのオーリエが右足の弾丸シュートをゴール左隅に突き刺し逆転に成功した。これで完全にノッたホームチームは77分、エリクセンの絶妙なFKをケインが頭で合わせ勝利を大きく引き寄せる4点目とした。
その後、エンドンベレの投入で完全に試合をクローズしたトッテナムが2点差を引っくり返す見事な逆転劇でモウリーニョ新体制での公式戦2連勝を達成。この結果、グループステージ3連勝となったトッテナムは最終節を残して2位での決勝トーナメント進出が決定した。
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