長友失点関与のガラタサライが土壇場被弾で初勝利逃す… レアル・マドリーの決勝T進出が決定!《CL》

2019.11.27 05:05 Wed
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チャンピオンズリーグ(CL)・グループA第5節、ガラタサライvsクラブ・ブルージュが26日にアリ・サミ・イェン・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。日本代表DF長友佑都は公式戦3試合ぶりに先発しフル出場を果たした。
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前節、レアル・マドリーに敗れて2節を残してグループステージ敗退が決定した最下位のガラタサライ(勝ち点1)は、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント出場権が懸かる3位浮上に向けてクラブ・ブルージュ(勝ち点2)をホームで迎え撃った。今大会初ゴール、初勝利に向けてアグレッシブな入りを見せたガラタサライは、開始2分にオメル・バイラムの直接FKでいきなりGKミニョレのファインセーブを強いる。すると、11分には左サイドで長友とパス交換したバイラムが深い位置からクロスを供給。これをゴール前のアデムがバランスを崩しながらも見事な浮き球のボールコントロールから右足のボレーでゴール右隅へ蹴り込んだ。
今大会5戦目にして待望の初ゴールを奪ったホームチームだが、ここから相手の反撃を受ける展開に。サイドを起点に徐々に押し込まれるが、身体を張った守備で応戦。逆にフェグリやバイラムがロングカウンターを仕掛けて2点目を狙う。

前半半ばを過ぎても一進一退の攻防が続く中、36分にはクラブ・ブルージュに絶好機。ロングボールを繋いで右サイドのディアタが入れたアーリークロスをゴール右に走り込んだオペンダがワンタッチで合わせるが、ここはGKムスレラの好守に遭う。このチャンスをキッカケに流れを掴んだアウェイチームは攻勢を続けたものの、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。
迎えた後半、ハーフタイム明けにデ・ケテラエルを投入したクラブ・ブルージュがいきなりゴールに迫る。48分、バランタの縦パスに抜け出したデニスがゴール右で細かいフェイントからDFを外してシュートに持ち込むが、ここは果敢な飛び出しでコースを消したGKムスレラのビッグセーブに遭う。

後半に入ると、アウェイチームが完全に押し込む展開が続きガラタサライはなかなかフィニッシュまで持ち込めない我慢の展開が続く。それでも、守護神のムスレラを中心に名張の守備でリードを守り続ける。

その後、互いに交代カードを切っていく中で試合は終盤の突入。すると、やや見せ場が少なかった試合は最後の最後に大きく動く。

92分、右サイドでボールを受けたディアタが対面のDF長友をカットインで振り切って左足を振り抜くと、これがゴール左下隅に決まりアウェイチームが土壇場で追いつく。だが、このゴールセレブレーションの場面で共にカードを1枚ずつ貰っていたディアタとマタがユニフォームを脱いだこと、コーナーフラッグを蹴って折ったことでいずれもカードをもらい、まさかの退場処分に。

追いつかれたものの11対9の数的優位を手にしたガラタサライはアディショナルタイムの残り時間で勝ち越しゴールを目指したが、最後までゴールをこじ開けることはできず。この結果、敵地で勝ち点1を手にしたクラブ・ブルージュは3位キープに成功も、最終節を前にグループステージ敗退が決定した。

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