ケガから復帰のデ・ロッシ、ボカへの忠誠を誓う「ここでプレーするのが大好き」

2019.11.25 22:30 Mon
Getty Images
ボカ・ジュニアーズの元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、復帰戦後に意欲を見せた。『フットボール・イタリア』が伝えた

今夏ボカ・ジュニアーズに加入したデ・ロッシは、9月1日のリーベル・プレートとの“スーペルクラシコ”で負傷。ハムストリングを痛めると、約2カ月半戦線離脱となった。

それでも24日、ウニオン戦でベンチ入りすると65分から途中出場。チームは2-0で勝利を収めていた。
試合後、デ・ロッシは取材陣の質問に応え、ボカでまだプレーを続けて行きたいとコメント。移籍する意思などはなく、この先もプレーし続けると意欲を示した。

「別の場所や別のチームを考えているわけではない。ここでもう少しプレーしたいと思う」
「もちろん、36歳にもなれば、毎日が決断を下さなければならなくなる。僕は自分自身に多くを問いかけるが、これは成熟と知性の兆候だと思う」

「自分のコンディションを理解したいが、今は非常に体調が良いと思う」

「1カ月前、非常に悪い状態だった。僕のキャリアでは、ピッチに戻る前に常に回復しようと思ったけど、リーベルで同じことをしてしまった」

「残念なことに、僕は間違いを犯し、再び自分を傷つけてしまった。でも、今は元気だ。ここでプレーするのが大好きだ」

「このユニフォームを着ることは名誉であり、プレーする必要があるのは、自分が今最高の状態だと信じているからだ」

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