スペインをユーロ出場に導いたロベルト・モレノ氏が声明を発表、L・エンリケとの不仲説を否定

2019.11.21 06:30 Thu
Getty Images
スペイン代表をユーロ2020出場に導いたロベルト・モレノ氏が20日、声明を発表した。
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ロベルト・モレノ氏は、今年3月に一身上の都合によりチームから離れ、6月中旬に辞任したルイス・エンリケ監督の後を受けてアシスタントコーチの身からスペイン代表暫定監督に就任。予選9試合を戦って7勝2分けの無敗で見事本大会出場へ導いていた。しかし19日、スペインサッカー連盟(RFEF)は、8月下旬に愛娘のシャナちゃんを骨肉腫で亡くしたルイス・エンリケ監督の復帰を発表。ユーロ本大会で指揮を執ることが決まった。
スペイン『マルカ』ではこのRFEFの決定を事前に知っていたロベルト・モレノ氏がショックを受け、18日のユーロ予選最終戦のルーマニア代表戦後のロッカールームで選手たちに涙を流しながら別れを告げ、記者会見を開かなかった理由だと報じていた。

一部報道ではルイス・エンリケ監督がシャナちゃんを看病していた際、ロベルト・モレノ氏から1度も連絡がなかったことが関係悪化の原因だとも伝えられているが、ロベルト・モレノ氏は以下のような声明を発表している。
「私には明確な良心がある。ルイス・エンリケが監督に復帰する際の障害に私がなってはらない。彼の復帰は私が代表から去るということを意味するが、私は受け入れた。彼の喜びは私の喜びでもあるからね」

「選手たちには最大限の集中と献身を代表に与えてくれたことを感謝したい。そしてスタッフにも同様に感謝を強調したい。そして私を勇気付け、祝福してくれた多くの人に感謝したい」

「最後の記者会見を行わなかったことに関して、気分を害した人がいたなら謝りたい。私の初めての監督キャリアは、ほろ苦く始まりほろ苦く終わった。今後はこの経験から得た新たな課題に取り組みたい」

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