【ブンデス第12節プレビュー】CL控える上位陣は格下と対戦

2019.11.22 18:00 Fri
Getty Images
代表ウィーク前に行われた前節、バイエルンとドルトムントによるデア・クラシカーが行われ、バイエルンが4-0と圧勝した。そしてブレーメンに快勝した首位ボルシアMGが2位以下との勝ち点4差を維持している。一方で降格圏に沈むマインツとケルンが監督交代を行った。迎える第12節、チャンピオンズリーグ(CL)を控える上位陣は格下と対戦する。

まずはデア・クラシカーを完勝したバイエルンから。フリック暫定監督の下、公式戦2連勝とした3位バイエルン(勝ち点21)は、13位デュッセルドルフ(勝ち点11)とのアウェイ戦に臨む。デア・クラシカーでは絶好調のFWレヴァンドフスキが開幕からの連続ゴールを継続するなど、ドルトムントを圧倒。フランクフルト戦の大敗を払拭する大勝で優勝候補のライバルを一蹴した。火曜にはCLツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控えるが、既にグループステージ突破を決めており、デュッセルドルフ戦に集中できる状態。連勝を続け、ボルシアMGを追走したい。
続いて敗れたドルトムント。まさかの完敗に終わったドルトムント(勝ち点19)は6位に後退。そのドルトムントは金曜に最下位パーダーボルン(勝ち点4)をホームに迎える。水曜にはカンプ・ノウでのCLバルセロナとのビッグマッチを控える中、バイエルン戦の大敗を払拭するような快勝を収められるか。

そして、2度目の出場でクラブ史上初のCL決勝トーナメント進出が迫っている2位ライプツィヒ(勝ち点21)は、監督交代を行った17位ケルン(勝ち点7)をホームに迎える。水曜にはCLベンフィカ戦を控える中、後任に元HSV指揮官のギズドル監督を招へいしたケルンを下してボルシアMGを追走したい。

FW大迫が先発復帰しながらもVARによる幻弾にも阻まれてボルシアMGに1-3と完敗したブレーメン(勝ち点11)。14位まで後退したチームは、7位シャルケ(勝ち点19)とのホーム戦に臨む。このままでは降格圏に沈みかねないだけに上位を窺える位置にいるシャルケを叩きたいところ。代表戦を免除された大迫のゴールにも期待が懸かる。
DF長谷部が不出場でMF鎌田が先発した中、好調フライブルクに敗れたフランクフルト(勝ち点17)は9位に後退。前半終盤にMFジェルソン・フェルナンデスが退場し、試合終了間際にはキャプテンのDFアブラアムが相手監督を押し倒して退場となったフランクフルトは、9人となった中で敗戦した。そのフランクフルトは同勝ち点で並ぶ10位ヴォルフスブルクをホームに迎える。上位に浮上するか、下位に低迷するかの瀬戸際なだけに重要な一戦だ。

◆ブンデスリーガ第12節
▽11/22(金)
《28:30》
ドルトムント vs パーダーボルン

▽11/23(土)
《23:30》
ブレーメン vs シャルケ
フランクフルト vs ヴォルフスブルク
レバークーゼン vs フライブルク
デュッセルドルフ vs バイエルン
ウニオン・ベルリン vs ボルシアMG
《26:30》
ライプツィヒ vs ケルン

▽11/24(日)
《23:30》
アウグスブルク vs ヘルタ・ベルリン
《26:00》
ホッフェンハイム vs マインツ
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