4位躍進のフライブルクに痛手、ドイツ代表で負傷のワルドシュミットが年内全休へ

2019.11.20 20:00 Wed
Getty Images
フライブルクは19日、ドイツ代表での活動中に負傷したFWルカ・ワルドシュミットに関する最新のメディカルレポートを伝えた。

ワルドシュミットは、16日に行われたユーロ2020予選のベラルーシ代表戦で後半の84分に途中出場。だが、試合終了間際に相手GKと激しく交錯した際に顔面やヒザ、足首を痛め、負傷交代を余儀なくされた。

そのまま代表から負傷離脱となった同選手は、18日に骨折した左頬の修復手術を受けていた。しかし、今回顔面以外の負傷箇所の精密検査を行った結果、右ヒザ外側側副じん帯の部分断裂、ふくらはぎの筋肉の筋損傷、足首の内側側副じん帯と前部結合部に損傷があることが確認された。
なお、すでに手術を行った顔面以外の負傷箇所に関しては手術を行わず、保存療法での回復を図っていく予定だ。そして、離脱期間に関しては約4~6週間が見込まれており、年内の復帰は絶望的な状況だという。

今季ここまで4位と躍進するフライブルクのエースストライカーとして活躍するワルドシュミットは、ここまでのリーグ戦10試合でチーム2位の4ゴールを挙げていた。

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