ヴェシーノ&バレッラ弾で逆転勝利のインテルが3連勝で暫定首位に浮上!《セリエA》
2019.11.10 04:07 Sun
インテルは9日、セリエA第13節でヴェローナと対戦し、2-1で勝利した。
その後は一進一退の展開が続く中、インテルは18分にピンチ。ラゾビッチのパスでボックス左深くまで侵入したザッカーニを飛び出したGKハンダノビッチが倒してしまい、PKを献上。このPKをヴェッレに決められた。
先制を許したインテルだが、25分に反撃。L・マルティネスのパスを左サイド深くで受けたビラギがクロスを供給。これをニアに走り込んだルカクが右足で合わせたが、シュートは相手GKの正面を突く。27分には、ボックス手前からブロゾビッチが右上を狙ったコントロールシュートを放ったが、これはわずかに枠の上に外れた。
後半に入ってもL・マルティネスやルカクを中心に相手ゴールへ襲い掛かるインテルだが、中央を締めるヴェローナ守備陣をなかなか釣り出すことができず。チャンスのないまま時間が経過する。
それでも65分、インテルはサイドチェンジをボックス右横で受けたラザロが素早くクロスを供給すると、中央に走り込んだヴェシーノがヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
同点弾で勢いづくインテルは、80分に相手のバックパスに反応したルカクがDFの裏に抜け出すと、ヘディングで飛び出したGKの上を越すループシュートを狙ったが、上手く合わせられず巡ってきたチャンスを不意に。
インテルは直後の81分にL・マルティネスを下げてエスポージトを投入。すると83分、左サイドでボールを受けたバレッラがカットインから右足一閃。インサイドカーブがかかったボールはそのままゴール右に突き刺さった。
結局、これが決勝点となり2-1でインテルが逆転勝利。リーグ戦3連勝を飾ったインテルが、暫定ながら再び首位に浮上している。
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リーグ戦4試合無敗中の2位インテルが、本拠地ジュゼッペ・メアッツァに9位ヴェローナを迎えた一戦。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)第4節のドルトムント戦で惜敗したインテルは、その試合からスタメンを2人変更。カンドレーバとゴディンに代えてラザロとバストーニをスタメンで起用した。試合は4分、インテルはボックス右横でラザロが倒されFKを獲得すると、ビラギの直接FKが枠を捉えたが、シュートは相手GKに弾き出された。先制を許したインテルだが、25分に反撃。L・マルティネスのパスを左サイド深くで受けたビラギがクロスを供給。これをニアに走り込んだルカクが右足で合わせたが、シュートは相手GKの正面を突く。27分には、ボックス手前からブロゾビッチが右上を狙ったコントロールシュートを放ったが、これはわずかに枠の上に外れた。
1点を追うインテルがハーフタイムにかけて攻勢に出ると44分、左サイドを抜け出したビラギがグラウンダーのクロスを供給。これをファーサイドに走り込んだヴェシーノが右足で合わせたが、シュートは再び相手GKの好セーブに阻まれた。
後半に入ってもL・マルティネスやルカクを中心に相手ゴールへ襲い掛かるインテルだが、中央を締めるヴェローナ守備陣をなかなか釣り出すことができず。チャンスのないまま時間が経過する。
それでも65分、インテルはサイドチェンジをボックス右横で受けたラザロが素早くクロスを供給すると、中央に走り込んだヴェシーノがヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
同点弾で勢いづくインテルは、80分に相手のバックパスに反応したルカクがDFの裏に抜け出すと、ヘディングで飛び出したGKの上を越すループシュートを狙ったが、上手く合わせられず巡ってきたチャンスを不意に。
インテルは直後の81分にL・マルティネスを下げてエスポージトを投入。すると83分、左サイドでボールを受けたバレッラがカットインから右足一閃。インサイドカーブがかかったボールはそのままゴール右に突き刺さった。
結局、これが決勝点となり2-1でインテルが逆転勝利。リーグ戦3連勝を飾ったインテルが、暫定ながら再び首位に浮上している。
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