堂安先発のPSV、先制も怒涛の攻撃に耐え切れず4失点大敗《EL》

2019.11.08 04:57 Fri
Getty Images
PSVは7日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループD第4節でリンツと対戦し、4-1で敗れた。
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国内リーグでは3位につけているPSVだが、ここ3試合勝ちなしで、EL前節のリンツ戦の引き分けを含めると公式戦4試合白星から遠ざかっている。一方、ELでは首位につけているが、まだまだ予断は許されない状況の中で、折り返しとなる今節は、直近の国内リーグ戦から先発を1人変更して臨んだ。負ければ首位陥落もあるPSVが早い時間帯で試合を動かす。5分、右サイドからダンフリースが上げたクロスが相手の手に当たってPKを獲得。これをシュワープが決めて先制に成功した。
だが、以降はシュートチャンスが作れず、それどころか時間の経過とともにリンツに主導権を握られていく。36分にミホリのミドルシュートを浴びると、38分の相手のFKの場面では、トラウナーのポストプレーからフレーザーがシュート。さらにそのこぼれ球をヴイージンガーに詰められるが、PSVは決死のディフェンスで何とか無失点に抑えた。

後半も立ち上がりからピンチを迎えるPSV。50分のリンツのCKでは、ミホリのクロスからトラウナーにヘディングシュートを許すがGKズートがビッグセーブ。
この時点で、シュート2本のPSVに対しリンツは19本。その猛攻をPSVはせき止め続けることは出来なかった。56分、左から攻撃を仕掛けたリンツ。細かいパスワークでボックス左に侵入すると、一度は跳ね返されるものの、こぼれ球をランフトゥルが決めて、20本目のシュートで同点に追いついた。

リンツの勢いは止まらず、続く60分にはボックス左からゴイギンガーが放ったシュートがGKに弾かれたところをフレーザーが押し込んで、4分間で逆転に成功した。

堂安は同点にされた直後にダンフリースのクロスからビッグチャンスを迎えたが、スライディングで飛び込むもわずかに合わず、無得点で64分にピッチを退いた。

その後も攻撃を受けるPSVは、途中出場のクラウスに同じような形から2点を許し、最終的に4-1で敗戦。グループ突破に王手をかけることは出来なかった。

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