トッテナムは6日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB第4節でツルヴェナ・ズヴェズダとアウェイで対戦し4-0で勝利した。
前節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦で今季CL初勝利を飾ったトッテナムは、直近のエバートン戦から先発を5人変更。ルーカス・モウラやエリクセン、アルデルヴァイレルトらに代えてケインやロ・チェルソ、エリック・ダイアーを先発で起用した。
試合は地力で勝るトッテナムが押し込む展開となるが、自陣で守備ブロックを敷くツルヴェナ・ズヴェズダに苦戦する。すると23分、ツルヴェナ・ズヴェズダはドリブルで中央突破を狙ったマテオ・ガルシアのロストボールを拾ったパブコフが強引にボックス内まで侵入すると、そのまま右足を振り抜いたが、シュートはGKガッサニーガが右足で弾き出す。
ピンチを凌いだトッテナムは33分、中盤でボールを奪ったロ・チェルソがカウンターを仕掛けるとラストパスをボックス右で受けたケインがシュート。これが右ポストに弾かれると、こぼれ球をソン・フンミンが狙うが、シュートは相手DFがブロック。
さらに相手DFのクリアをエンドンベレが繋ぐとゴールエリア左のケインがボレーシュート。ゴール右に逸れたボールをソン・フンミンが合わせたが、これもクロスバーを直撃したが、最後はゴール前でボールを拾ったロ・チェルソが押し込み、トッテナムが先制した。
後半も先にスコアを動かしたのはトッテナム。57分、中盤でボールを奪ったエンドンベレがカウンターを仕掛けると、デレ・アリからのラストパスをボックス左で受けた
ソン・フンミンがゴール左にシュートを突き刺した。
追加点で勢いづくトッテナムは、61分にもケインのスルーパスをボックス左深くまでオーバーラップしたローズが折り返すと、最後はソン・フンミンが流し込み、3点目。さらに85分には、左サイドを突破したセセニョンの折り返しをボックス内で受けたエリクセンがゴール左隅に流し込み、試合を決定づける4点目を奪った。
結局、試合はそのまま4-0で終了。ツルヴェナ・ズヴェズダに連勝したトッテナムが、2位を死守している。
