レーティング:ローマ 2-1 ナポリ《セリエA》

2019.11.03 03:44 Sun
Getty Images
セリエA第11節、ローマvsナポリによるデルビー・デル・ソーレが2日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが2-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 パウ・ロペス 6.0
前半に幾度か好守を披露。スペースケアやビルドアップの貢献も光ったDF
37 スピナッツォーラ 6.5
先制点をアシスト。対面のインシーニェを抑え込みながら積極的に高い位置を取った
15 メルト・チェティン 5.0
先発デビューで失点関与に退場とほろ苦い一日に。それでも、試合を通してマノラスを彷彿とさせるカバーリングや気迫の守備は光っていた

6 スモーリング 7.0
前半にスーパークリアでチームを救う。圧倒的な空中戦の強さに加え、ドリブル阻止100パーセントを継続
11 コラロフ 6.0
PK失敗でケチが付いたが、試合を通して果敢な攻撃参加をみせ、相手のサイドバックを押し込んだ

MF
22 ザニオーロ 7.0
公式戦4試合連続となる鮮烈な先制点を奪取。素晴らしい縦への仕掛けやボールキープで存在感

(→ジェンギズ・ウンデル -)

23 G・マンチーニ 7.0
守備的MFでのスクランブル起用4試合目とは思えない完成度。守備の安定度に加え、繋ぎや持ち上がりの質も抜群

27 パストーレ 6.5
4戦連続起用も好パフォーマンスを維持。PK奪取など攻撃センスに加え、切り替えの精度が素晴らしい

(→サントン -)

21 ヴェレトゥ 7.0
プレッシャーがかかるPKを決めて移籍後初ゴール。攻守両面で多くの仕事量をこなした

99 クライファート 6.0
積極的なドリブルとシュート意識で60分過ぎまでは上々のパフォーマンス

(→ペロッティ 5.5)
要所で技術を見せつつ守備でもチームを助けた

FW
9 ジェコ 6.0
得意とするナポリ相手にゴールはならずも屈強な相手センターバックコンビを相手に前線で起点となり続けた

監督
フォンセカ 6.5
苦しい台所事情の中で抜擢したチェティンがまずまずの仕事を見せるなど、勝ち点3に相応しい戦いぶりを見せた

▽ナポリ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 メレト 6.5
PKストップを含め再三のビッグセーブをみせ、孤軍奮闘の活躍だった

DF
22 ディ・ロレンツォ 5.5
押し込まれる状況が続きなかなか攻撃に出られず。決定的なヘディングシュートはスモーリングに阻止される

44 マノラス 5.0
パストーレ相手に良いカバーを見せたが、初凱旋のオリンピコでミスが目立ち勝利を掴めず

26 クリバリ 5.5
要所で仕事はこなしたが、最終ラインをコントロールし切れず

6 マリオ・ルイ 5.0
やや不用意なハンドでPK献上。試合を通して軽いプレーが散見

MF
7 カジェホン 5.0
やや不運な判定でPKを献上。ただ、コンディションの問題か全体的にキレを欠いた

(→ロサーノ 6.0)
持ち味の縦への突破から1アシストを記録

20 ジエリンスキ 5.0
惜しいポスト直撃のシュートは多かったが、相手の中盤の強度についていけず

8 ファビアン・ルイス 5.0
ジエリンスキと同様に相手の中盤とのマッチアップで終始劣勢に。持ち味の展開力は鳴りを潜めた

24 インシーニェ 5.0
攻撃の起点としてチャンスメークに絡んだが、起用法の問題か相手に脅威を与えるまでには至らなかった

(→ユネス -)

FW
14 メルテンス 5.0
相手センターバックの監視に遭い、仕掛ける場面やシュートシーンを作れなかった

(→ジョレンテ 5.5)
最後にチェティンを退場に追い込むプレーを見せたが、なかなか周囲にうまく使ってもらえなかった

99 ミリク 6.0
一矢報いるゴールを決めたが、クロスバー直撃のシュートやラストプレーの直接FK不発など勝ち点をもたらす仕事はできず

監督代行
ダビデ・アンチェロッティ 5.0
父のベンチ入り禁止処分を受けてピッチサイドで指揮。ロサーノの投入は機能したが、全体を通して難しい試合に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヴェレトゥ(ローマ)
マンチーニやザニオーロ、スモーリングの活躍も捨てがたいが、新たなナインゴランとして中盤で睨みを利かせる万能型MFをMOMに選出。巧さ、熱さ、賢さを兼ね備えたプレーで相手自慢の中盤に仕事をさせなかった。

ローマ 2-1 ナポリ
【ローマ】
ザニオーロ(前19)
ヴェレトゥ(後10)【PK】
【ナポリ】
ミリク(後27)

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今のローマに欠けているのは「メンタリティ」「強いキャラクター」、ユリッチ監督がチームに発破「このクソみたいな状況を乗り越えるチャンス」

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