伏兵ウォーカーがチームを救う1G1A! 吉田不出場のセインツに逆転勝利!《プレミアリーグ》
2019.11.03 02:41 Sun
プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティvsサウサンプトンが2日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で勝利した。なお、サウサンプトンのDF吉田麻也はベンチ入りも出場機会はなかった。
前節のアストン・ビラ戦を3-0で快勝したシティは、メンバーを大きく入れ替えたサウサンプトンとのEFLカップ4回戦も3-1で快勝。そして、リーグ戦での中3日の再戦に向けてはウォーカー、アンヘリーニョ、アグエロ、ベルナルド・シウバを除く7人を変更。シルバやデ・ブライネと共に出場停止明けのフェルナンジーニョが復帰した。
立ち上がりからホームのシティが優勢に試合を運んでいくが、アウェイのサウサンプトンがワンチャンスを生かす。13分、カウンターからボックス手前のアームストロングが放った低いミドルシュートをGKエデルソンが前にこぼすと、こぼれ球にいち早く詰めたウォード=プラウズが冷静に蹴り込んだ。
守護神のミスから先制を許したシティはすぐさま反撃を開始。スターリングの左サイドからの仕掛けや中央の密集地帯での細かいコンビネーションプレーに活路を見出していくが、割り切って中央を徹底的に締めるサウサンプトンの人海戦術によってなかなか効果的な攻めを見せられない。
相手を自陣深くに押し込むホームチームは再三シュートを浴びせかけて行くが、ボックス内に密集を作り出す相手守備にことごとくブロックに遭う。39分にはギュンドアンのCKにストーンズが頭で合わすが、これはわずかに枠を外れた。
後半も圧倒的に相手を押し込む中で疲れの見え始めた相手に対して、徐々にボックス内でフリーになれる場面が増えていく。だが、スターリングやアグエロのシュートがことごとく枠を捉え切れない。
それでも、焦れずに攻め続けるホームチームは70分、デ・ブライネの縦パスに抜け出したウォーカーが右サイド深くから低い弾道の高速ピンポイントクロスを入れると、ゴール前のアグエロが右足インサイドでうまく面を作ってゴールネットへ流し込んだ。
この試合19本目のシュートがようやく枠内を捉えてゴールとなったシティは、ベルナルド・シウバに代えてフォーデンを投入し、攻勢を強める。80分には相手GKマッカーシーが明らかなバックパスを手で扱うチョンボによってボックス内で間接FKのチャンス。これをデ・ブライネが狙うが、わずかに枠の右に外れる。
勝ち点1を持ち帰ろうと、割り切って守備を固めるサウサンプトンを前に逆転ゴールが遠いシティだったが、この窮地を伏兵が救う。87分、左サイド深くに侵攻したアンヘリーニョのクロスをゴール前のGKマッカーシーがわずかに触ってファーへ流れたボールに反応したウォーカーが左足のスライディングシュートでゴールへ流し込み、待望の逆転ゴールとなった。
その後、カウンターから3点目のチャンスもあったシティだったが、ジェズスらが決定機をモノにできず。それでも、オタメンディの投入などできっちり逃げ切ったホームチームは2-1で勝利。次節行われる敵地での首位リバプール戦に向けて勝ち点6差をキープしている。
前節のアストン・ビラ戦を3-0で快勝したシティは、メンバーを大きく入れ替えたサウサンプトンとのEFLカップ4回戦も3-1で快勝。そして、リーグ戦での中3日の再戦に向けてはウォーカー、アンヘリーニョ、アグエロ、ベルナルド・シウバを除く7人を変更。シルバやデ・ブライネと共に出場停止明けのフェルナンジーニョが復帰した。
立ち上がりからホームのシティが優勢に試合を運んでいくが、アウェイのサウサンプトンがワンチャンスを生かす。13分、カウンターからボックス手前のアームストロングが放った低いミドルシュートをGKエデルソンが前にこぼすと、こぼれ球にいち早く詰めたウォード=プラウズが冷静に蹴り込んだ。
相手を自陣深くに押し込むホームチームは再三シュートを浴びせかけて行くが、ボックス内に密集を作り出す相手守備にことごとくブロックに遭う。39分にはギュンドアンのCKにストーンズが頭で合わすが、これはわずかに枠を外れた。
多くのフィニッシュシーンを創り出しながらも枠内シュートゼロで前半を終えたシティはシルバに代えてガブリエウ・ジェズスをハーフタイム明けに投入。前線により個で剥がせるタレントを送り込み、前半とは異なるアプローチでゴールを目指す。
後半も圧倒的に相手を押し込む中で疲れの見え始めた相手に対して、徐々にボックス内でフリーになれる場面が増えていく。だが、スターリングやアグエロのシュートがことごとく枠を捉え切れない。
それでも、焦れずに攻め続けるホームチームは70分、デ・ブライネの縦パスに抜け出したウォーカーが右サイド深くから低い弾道の高速ピンポイントクロスを入れると、ゴール前のアグエロが右足インサイドでうまく面を作ってゴールネットへ流し込んだ。
この試合19本目のシュートがようやく枠内を捉えてゴールとなったシティは、ベルナルド・シウバに代えてフォーデンを投入し、攻勢を強める。80分には相手GKマッカーシーが明らかなバックパスを手で扱うチョンボによってボックス内で間接FKのチャンス。これをデ・ブライネが狙うが、わずかに枠の右に外れる。
勝ち点1を持ち帰ろうと、割り切って守備を固めるサウサンプトンを前に逆転ゴールが遠いシティだったが、この窮地を伏兵が救う。87分、左サイド深くに侵攻したアンヘリーニョのクロスをゴール前のGKマッカーシーがわずかに触ってファーへ流れたボールに反応したウォーカーが左足のスライディングシュートでゴールへ流し込み、待望の逆転ゴールとなった。
その後、カウンターから3点目のチャンスもあったシティだったが、ジェズスらが決定機をモノにできず。それでも、オタメンディの投入などできっちり逃げ切ったホームチームは2-1で勝利。次節行われる敵地での首位リバプール戦に向けて勝ち点6差をキープしている。
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