白熱のレヴィア・ダービーは譲らずゴールレスドロー!《ブンデスリーガ》

2019.10.27 00:33 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第9節、シャルケvsドルトムントのレヴィア・ダービーが26日に行われ、0-0で引き分けた。

前節ボルシアMG戦を1-0と競り勝ち、4戦ぶりに勝利を挙げた4位ドルトムント(勝ち点15)は、首位ボルシアMGとのポイント差を1に縮めた。しかし、3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦を0-2と競り負けた中、インテル戦のスタメンから5選手を変更。ブラントやT・アザール、アカンジ、GKビュルキらに代えて風邪をひいていたロイスが復帰し、ゲッツェやラファエウ・ゲレイロ、GKヒッツを起用した。

前節、首位浮上の懸かったホッフェンハイム戦を0-2と落とし、今季2敗目を喫した7位シャルケ(勝ち点14)に対し、最前線にゲッツェ、2列目に右からサンチョ、ロイス、ハキミと並べる[4-2-3-1]で臨んだドルトムントは3分、サンチョがGKニューベルを強襲するミドルシュートを浴びせる。
ただ、シャルケもアグレッシブな入りを見せたことから攻守の切り替えの早いオープンな序盤となった中28分、シャルケに決定機。左CKからS・サネのヘディングシュートがクロスバーに直撃した。さらに33分、ルーズボールに反応したボックス左のセルダーのボレーシュートが左ポストを直撃する。

シャルケの攻勢が強まる中、43分にも決定機。ディフェンスライン裏に抜け出したマトンドがGKと一対一に。しかし、シュートはヒッツに止められてしまった。
ゴールレスで迎えた後半開始2分、左CKからブルクシュタラーのヘディングシュートが枠を捉えたシャルケだったが、ゴールライン上のラファエウ・ゲレイロにカットされてしまう。さらに49分、マトンドがディフェンスライン裏に抜け出し、GKと一対一に。だが、ここもヒッツに止められる。

一方のドルトムントは53分、サンチョの際どいコントロールシュートでゴールに迫った中、57分に機能していなかったゲッツェに代えてT・アザールをトップ下に投入し、ロイスを最前線に移した。

この投入からドルトムントが徐々に流れを引き寄せると、終盤にかけてはドルトムントが攻勢に転じ、サンチョを中心にシュートチャンスが訪れるもシャルケのゴールをこじ開けられずに0-0でタイムアップ。ゴールこそ生まれなかったものの、白熱の展開となったダービーは勝ち点1を分け合う結果となった。

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【ブンデス第13節プレビュー】板倉滉がドルトムントの強力攻撃陣に対峙

前節はドルトムントとバイエルンによるデア・クラシカーが行われ、今季の公式戦ホーム戦全勝だったドルトムント相手にバイエルンが引き分けに持ち込む結果となった。迎える第13節、DF板倉滉の10位ボルシアMG(勝ち点17)が5位ドルトムント(勝ち点20)と対戦する。 ボルシアMGは前節フライブルク戦、1-3で完敗。FWプレアの決定力不足が響いた面もあるが、不調だったフライブルクに力負けとなった。リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫して出直しとなる中、FWギラシー擁する強力攻撃陣のドルトムントを板倉が抑え込めるかに注目だ。 対するドルトムントはバイエルン戦、ハイレベルな戦いを演じた中、終盤の同点弾で引き分けに持ち込まれた。ホーム戦全勝は途切れてしまったものの、一定の手応えを得られた中、ボルシアMGを下して水曜に行われるCLバルセロナ戦に向かえるか。 そのドルトムントに引き分けた首位バイエルン(勝ち点30)は16位ハイデンハイム(勝ち点10)と対戦。ブンデスリーガでは2位フランクフルトに4ポイント差と順調なシーズンを送っているバイエルンだが、火曜に行われたDFBポカールではレバークーゼンの前に敗れ、早くもタイトルを一つ失うことに。FWケインは引き続き負傷欠場予想だが、何とか切り替えてハイデンハイムに勝利し、火曜のCLシャフタール・ドネツク戦に向かいたい。 ポカールでバイエルンを下した3位レバークーゼン(勝ち点23)は15位ザンクト・パウリ(勝ち点11)と対戦。GKノイアーの退場を生かしてディフェンディングチャンピオンの意地を見せたレバークーゼンは、これで公式戦4連勝。いよいよ勢いに乗った来た中、格下ザンクト・パウリを下して火曜のCLインテル戦に臨みたい。 前節ブレーメン戦で公式戦4試合ぶりに先発に復帰したDFチェイス・アンリの9位シュツットガルト(勝ち点17)は金曜に11位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。ブレーメン戦では2度のビハインドを強いられる展開とされながらも引き分けに持ち込んだシュツットガルトは火曜に行われたDFBポカールではチェイス・アンリにプロ初ゴールが生まれ、下部リーグのレーゲンスブルクに快勝とした。ウニオン戦でも攻守両面におけるチェイス・アンリの活躍に期待だ。 前節ボルシアMG戦で今季5ゴール目を挙げたMF堂安律の6位フライブルク(勝ち点20)は14位ホッフェンハイム(勝ち点12)と対戦。ボルシアMG戦では貴重な追加点を挙げてチームを5戦ぶりの白星に導いた堂安。火曜に行われたDFBポカールでは下部のビーレフェルトに不覚を取ったが、堂安のゴールでリーグ戦連勝に導けるか。 MF佐野海舟が攻守に存在感を示し続ける7位マインツ(勝ち点19)は8位ヴォルフスブルク(勝ち点18)と対戦。開幕前のスキャンダルを抱えながらも今やチームに欠かせない存在となった佐野。ピッチ上で自身の信頼を取り戻すパフォーマンスを続ける中、1ポイント差のヴォルフスブルクを下して更なる上位浮上を果たせるか。 そして下位に沈む苦しいチーム状態のFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キールは4位ライプツィヒ(勝ち点21)と、MF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点2)は12位ブレーメン(勝ち点16)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第13節 ▽12/6(金) 《28:30》 シュツットガルトvsウニオン・ベルリン ▽12/7(土) 《23:30》 レバークーゼンvsザンクト・パウリ バイエルンvsハイデンハイム フランクフルトvsアウグスブルク ボーフムvsブレーメン ホルシュタイン・キールvsライプツィヒ 《26:30》 ボルシアMGvsドルトムント ▽12/8(日) 《23:30》 ヴォルフスブルクvsマインツ 《25:30》 ホッフェンハイムvsフライブルク 2024.12.06 18:01 Fri
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