【2022年カタールへ期待の選手㉜】同い年・久保建英とは異なる成長過程でトップレベルを目指す万能型アタッカー/西川潤(桐光学園高校/FW)
2019.10.31 13:00 Thu
若月大和(桐生第一高校)への2本のスーパーなスルーパスに始まり、VARで得たPKを蹴り込んだ自らのゴール。27日のU-17ワールドカップ(ブラジル)初戦・オランダ戦(リオブランコ)に挑んだ日本のエースFW西川潤(桐光学園高)は欧州王者粉砕の原動力として圧倒的な存在感を示した。
すでに今年5〜6月のU-20ワールドカップ(ポーランド)にも出場していて、今回は1カテゴリー下の世界舞台に参戦すべきかどうかという議論もあったが、「自分が絶対的エースとして日本を勝たせる」という強い覚悟で大会に赴いた。すでにセレッソ大阪でJリーグデビューも果たしている飛び級アタッカーは重責を背負ってピッチに立ったが、いきなり結果が出たことで、本人も森山佳郎監督もまずは安堵したことだろう。
欧州クラブからも熱視線を送られる17歳の逸材は小中学校時代を横浜F・マリノスのジュニア、ジュニアユースで過ごした。左足の卓越したテクニックに加え、類まれなゴールセンスを兼ね備え、最前線からサイド、トップ下まで幅広くこなす万能型FWで、クラブからはユース昇格を打診されていた。しかし、U-15日本代表で出会った森山監督のインパクトが大きく、自分に足りないものを求めて桐光学園行きを決意したという。
「15歳で初めて代表でゴリさん(森山監督)に会った時、今までに経験したことのない熱意を感じました。映像を見せながら『これはダメだ』と具体的に示す戦術指導も刺激的で、驚きの連続でした。『努力しないやつは絶対に生き残れない』『今、スーパーだったとしても、先々には関係ない』といった苦言も呈されて、自分にすごく響いた。マリノス時代は技術・戦術面を大きく伸ばしてもらいましたし、指導者の方々には感謝していますけど、泥臭さや守備意識といった部分がどこか足りないという引っかかりもあった。ゴリさんはそこに気づかせてくれたんです」と彼は言う。
同い年の久保建英(マジョルカ)や斉藤光毅(横浜FC)とは別の成長過程を選んだことはプラスに働いた。学校から自宅が近かったことで自主練に精を出し、自分の課題に取り組むことができた。周囲のレベルはJクラブより多少下がるかもしれないが、仲間とともに成長していくことの大切さも学び、リーダーシップも身に着けることができた。さまざまなJクラブに練習参加したり、今年頭にはレバークーゼンにも赴く機会を持てたし、年代別代表にもコンスタントに呼ばれ、国際経験も積み重ねることができた。今大会で2トップを組む若月もそうだが、高体連でタフさや泥臭さを身に着けた彼らが世界舞台でしっかりと活躍している。それは関係者にとっても大きな励みになるはずだ。
「なるべく早く海外へ行きたい気持ちはありますけど、まずはセレッソでレギュラーを取って試合に出ることが目先の目標です。僕が勝負したいのは最前線か右サイドのいずれかですね。理想像をあえて挙げるとしたら、リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)。個人で持ち込んで勝負ができて、タテにも行けてハードワークもできる選手なんで、すごく参考にしています。自分はフィジカル面含めてまだまだ足りない部分が多いので、何をすべきかしっかり考えながらやっていきます」
こういった地に足の着いた発言をするところは実に西川らしい。17歳とは思えない思慮深さは大きな武器だ。同い年の久保に対しても「建英はスペイン語が話せるから、普通の日本人が海外移籍するのとは違います」と別物と捉えている。他の人がやっていることを学ぶのも大切だが、自分には自分のやり方がある。そんな1本筋の通った部分が頼もしい。そういう強いメンタリティを持ち続けていれば、多少時間はかかっても久保や中村、菅原の領域にたどり着けるはず。むしろ彼らを追い越すことも十分可能だろう。
来年から本格的にプロ生活をスタートさせる選手ということで、2020年東京五輪、2022年カタール・ワールドカップという軌跡を描くのはやや難しそうだ。が、彼には2024年パリ五輪もあるし、その先のワールドカップもある。その舞台に立つためにも、まずは今、参戦中のU-17ワールドカップでアメリカ、セネガルに勝って1次リーグを勝ち上がり、次のステージに行くことが先決だ。
久保らが出場した2年前のインド大会はベスト16敗退を余儀なくされたが、今回はそれ以上のステージに勝ち上がりたいところ。西川の爆発なくして、理想的なシナリオが現実になることはあり得ない。若き万能型アタッカーの一挙手一投足、そしてこの先の成長過程を興味深く見守りたい。
すでに今年5〜6月のU-20ワールドカップ(ポーランド)にも出場していて、今回は1カテゴリー下の世界舞台に参戦すべきかどうかという議論もあったが、「自分が絶対的エースとして日本を勝たせる」という強い覚悟で大会に赴いた。すでにセレッソ大阪でJリーグデビューも果たしている飛び級アタッカーは重責を背負ってピッチに立ったが、いきなり結果が出たことで、本人も森山佳郎監督もまずは安堵したことだろう。
欧州クラブからも熱視線を送られる17歳の逸材は小中学校時代を横浜F・マリノスのジュニア、ジュニアユースで過ごした。左足の卓越したテクニックに加え、類まれなゴールセンスを兼ね備え、最前線からサイド、トップ下まで幅広くこなす万能型FWで、クラブからはユース昇格を打診されていた。しかし、U-15日本代表で出会った森山監督のインパクトが大きく、自分に足りないものを求めて桐光学園行きを決意したという。
同い年の久保建英(マジョルカ)や斉藤光毅(横浜FC)とは別の成長過程を選んだことはプラスに働いた。学校から自宅が近かったことで自主練に精を出し、自分の課題に取り組むことができた。周囲のレベルはJクラブより多少下がるかもしれないが、仲間とともに成長していくことの大切さも学び、リーダーシップも身に着けることができた。さまざまなJクラブに練習参加したり、今年頭にはレバークーゼンにも赴く機会を持てたし、年代別代表にもコンスタントに呼ばれ、国際経験も積み重ねることができた。今大会で2トップを組む若月もそうだが、高体連でタフさや泥臭さを身に着けた彼らが世界舞台でしっかりと活躍している。それは関係者にとっても大きな励みになるはずだ。
この大会で活躍すれば、海外からのオファーもより増えるだろう。すでに久保がマジョルカでプレーし、1つ年上の菅原由勢(AZ)や中村敬斗(トゥベンテ)もオランダで試合に出ているのを見れば、本人の中で多少の焦りが生まれてもおかしくない。しかしながら、西川はまず目先の環境で力をつけることを重要視している。
「なるべく早く海外へ行きたい気持ちはありますけど、まずはセレッソでレギュラーを取って試合に出ることが目先の目標です。僕が勝負したいのは最前線か右サイドのいずれかですね。理想像をあえて挙げるとしたら、リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)。個人で持ち込んで勝負ができて、タテにも行けてハードワークもできる選手なんで、すごく参考にしています。自分はフィジカル面含めてまだまだ足りない部分が多いので、何をすべきかしっかり考えながらやっていきます」
こういった地に足の着いた発言をするところは実に西川らしい。17歳とは思えない思慮深さは大きな武器だ。同い年の久保に対しても「建英はスペイン語が話せるから、普通の日本人が海外移籍するのとは違います」と別物と捉えている。他の人がやっていることを学ぶのも大切だが、自分には自分のやり方がある。そんな1本筋の通った部分が頼もしい。そういう強いメンタリティを持ち続けていれば、多少時間はかかっても久保や中村、菅原の領域にたどり着けるはず。むしろ彼らを追い越すことも十分可能だろう。
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▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
「不公平」、「八百長」と炎上中の佐藤隆治主審、物議醸した判定に不服のマレーシアサッカー協会が公式の意見書を提出
マレーシアサッカー協会(FAM)は29日、佐藤隆治主審の判定についてASEANサッカー連盟(AFF)に公式の意見書を提出したことを発表した。 問題が起きたのは12月27日に行われたAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ、グループB第3節のベトナム代表vsマレーシア代表の試合だった。 今シーズン限りでJリーグの主審を引退した佐藤主審。東南アジアの王者を決める大会で主審を務めた中、59分に問題が起こる。 ベトナムがリードした中で迎えたシーンでは、数的不利の中で相手陣地深い位置までボールを追ったベトナム代表のドアン・バン・ハウが、マレーシア代表のアザム・アズミとコンタクト。両者はそのままもつれるようにピッチの外へと転がった。 佐藤主審はしばらく様子をうかがったのちにプレーを止め、副審との協議を経てアザム・アズミにレッドカードを提示。ベトナムにPKを与えた。 この判定にはマレーシア側が激怒。マレーシアの各メディアが佐藤主審をバッシング。またサポーターと思われる人たちからも、「不公平なゲーム」、「八百長」などと声が寄せられた。 判定に納得がいかないFAMは、意見書を公式に提出したと声明を発表している。 「この措置は、FAMの副会長がFAMレフェリー評価委員会の意見を聞いた後に行われたFAMの委員会で決まった」 「その後、試合中のレフェリーの行動と決定に対するFAMの不満を表明する意見書が、今日の午後、AFF事務局長に送られ、更なる行動を取れるようにしました」 なお、ファウルのシーンだけを見れば誤審とも思われるが、ピッチの外に出た後、アザム・アズミがドアン・バン・ハウの顔面を蹴る姿が収められた動画があり、このプレーの判定だと思われる。 報復行為であり乱暴な行為という点で考えれば、レッドカードに相当することは考えられ、その場合は競技規則で定められている通り、今回の場合はPKになることが妥当だ。 その前の時点のファウルを取っていない以上、この判断は妥当とも言えるが、AFFはどのような裁定を下すのか注目を集める。 <span class="paragraph-title">【動画】佐藤主審が担当し物議を醸した、ベトナムvsマレーシアのレッドカードとPK判定シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">AFF Mitsubishi Electric Cup | Kumpulan B<br><br>Vietnam 1-0 Malaysia<br><br>Kad Merah <br><br>Azam Azmi 62'<br><br>Saksikan semua perlawanan AFF Mitsubishi Electric Cup secara langsung hanya di Astro!<a href="https://twitter.com/hashtag/HariHariMauMenang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#HariHariMauMenang</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jomtunjukbelang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jomtunjukbelang</a> <a href="https://t.co/LufQORTIgR">pic.twitter.com/LufQORTIgR</a></p>— ASTRO ARENA (@ASTROARENA) <a href="https://twitter.com/ASTROARENA/status/1607737454529843200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したPK判定シーン、ピッチサイドからの映像</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Close-up of the situation leading to the card and penalty of the Malaysian team <a href="https://twitter.com/hashtag/vietnam?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vietnam</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/malaysia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#malaysia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ryujisato?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ryujisato</a> <a href="https://t.co/fPPQka7ReR">pic.twitter.com/fPPQka7ReR</a></p>— ngh (@YuH_aig16) <a href="https://twitter.com/YuH_aig16/status/1607753216275681280?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.30 23:40 Fri5
