【CLグループ第3節プレビュー①】未勝利の長友ガラタサライとレアル・マドリーが激突
2019.10.22 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が22日と23日に開催される。ここではA~Dの第3節のマッチプレビューを紹介していく。
★CLグループステージ第3節
▽10/22(火)
《25:55》
◆グループC
シャフタール vs ディナモ・ザグレブ
◆グループD
アトレティコ・マドリー vs レバークーゼン
《28:00》
◆グループA
クラブ・ブルージュ vs パリ・サンジェルマン
ガラタサライ vs レアル・マドリー
◆グループB
トッテナム vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
オリンピアコス vs バイエルン
マンチェスター・シティ vs アタランタ
◆グループD
ユベントス vs ロコモティフ・モスクワ
◆グループA:初勝利を手にするのは

第2節ではDF長友佑都所属のガラタサライがパリ・サンジェルマン(PSG)に惜敗し、1分け1敗となった。また、レアル・マドリーがクラブ・ブルージュに2点を先行されるまさかの展開を強いられた中、何とか2-2の引き分けに持ち込んだ。第3節では1分け1敗スタートのガラタサライとレアル・マドリーが初勝利を懸けて激突する。
クラブ・ブルージュに引き分け、PSGに敗れたガラタサライは2試合を終えて無得点。レアル・マドリーから金星を挙げるにはゴールが必要なだけに、攻撃陣には奮起が求められる。とりわけ、鳴り物入りで加入したFWファルカオに期待だ。左サイドバックで先発が濃厚な長友としては対面するであろうFWベイルとのマッチアップでしぶとく対応できるかに注目したい。
対するレアル・マドリーも前節の引き分けで2戦を終えてまさかの未勝利となっている。グループステージ突破のためにはガラタサライ相手に勝利が欲しい中、直近のラ・リーガではマジョルカに不覚を取り、今季リーグ初黒星。首位陥落となった。悪い流れに陥らないためにもガラタサライ戦は必勝となるが、マジョルカ戦を欠場したFWアザールの活躍に期待が懸かる。
レアル・マドリーとは対照的に順調に2連勝スタートとしたPSGは、クラブ・ブルージュとのアウェイ戦に臨む。代表戦でFWネイマールが再離脱となったが、FWディ・マリアが好調を持続し、FWムバッペも本調子間近と3連勝に向けて死角はない。首位通過に向け、着実に勝利を重ねたい。
◆グループB:自国リーグで躓くバイエルンとスパーズは勝利必須

グループBの前節では突破候補のトッテナムとバイエルンが激突し、バイエルンが7-2で圧勝する衝撃の結果となった。順調に2連勝スタートとしたバイエルンに対し、トッテナムは1分け1敗スタートと苦しい出だしとなった。第3節では突破候補のバイエルンとトッテナムがそれぞれ格下と対戦する。
トッテナムを敵地で粉砕したバイエルンだが、ブンデスリーガでは足踏みが続いている。リーグ戦ではここ2試合、格下相手にまさかの1分け1敗と勝利を逃し、首位から陥落している。FWレヴァンドフスキがリーグ開幕8戦連発、CL2戦連発とゴールラッシュを続けている中、オリンピアコス戦でもエースの活躍に期待が懸かる。
一方のトッテナムはなかなかチーム状態が上がらない。バイエルンに粉砕されたチームはその後のプレミアリーグで格下相手に1分け1敗と躓き、7位に沈んでいる。CLでも勝利がない状況なだけに、ツルヴェナ・ズヴェズダとのホーム戦は必勝となる。守備を固めてくることが予想される相手に対し、こちらもエースFWケインの活躍に期待だ。
◆グループC:連勝のシティが連敗のアタランタと対戦

本命のマンチェスター・シティが順当に2連勝スタートを切ったグループC。一方でCL初出場のアタランタが2連敗スタートと経験値のなさを露呈している。第3節では対照的なスタートを切った両チームが激突する。
前節ディナモ・ザグレブ戦を途中出場のFWスターリングとFWフォーデンのゴールで2-0と押し切ったシティ。プレミアリーグではウォルバーハンプトンに不覚を取るなど首位リバプールとの勝ち点差が開いた状況だが、直近のクリスタル・パレス戦では快勝。MFロドリをセンターバックで起用するなど守備のテコ入れを図っている中、昨季セリエAで最高の攻撃力を誇ったアタランタを封じにかかる。
一方、シャフタール相手に優勢に試合を進めながら試合終了間際の被弾で逆転負けを喫したアタランタは苦しい連敗スタートとなった。直近のセリエAでこそラツィオに3点差を追いつかれるまずい試合運びを見せたものの、それ以前は3連勝とチーム状態は悪くない。厳しい敵地での試合となるが、自信を掴むキッカケとできるか。
◆グループD:アトレティコが連敗スタートのレバークーゼンと対戦

グループDでは前節、突破候補のユベントスとアトレティコ・マドリーが揃って勝利し、1勝1分けスタートとした。迎える第3節、アトレティコが連敗スタートと後のないレバークーゼンをホームに迎える。
前節ロコモティフ・モスクワ戦ではFWフェリックスにCL初弾が生まれるなど、2-0と快勝したアトレティコ。しかし、その後のラ・リーガでは攻撃陣が低調でここ2試合はロースコアのドローゲームとなっている。FWジエゴ・コスタやFWモラタらの奮起が求められる中、守備に難のあるレバークーゼンからゴールを挙げて2勝目を手にできるか。
対するレバークーゼンは前節、ユベントス相手に何もできずに0-3と完敗した。2連敗スタートとなり、後がなくなった中、堅守アトレティコ相手に持ち前の攻撃力でゴールをこじ開けられるか。
イタリア・ダービーで勝利するなどセリエAで首位に浮上したユベントスは、ロコモティフとのホーム戦に臨む。サッリ監督の下、順調にチームがまとまりを見せ始めている中、格下相手に必勝としたい。
★CLグループステージ第3節
▽10/22(火)
《25:55》
◆グループC
シャフタール vs ディナモ・ザグレブ
◆グループD
アトレティコ・マドリー vs レバークーゼン
◆グループA
クラブ・ブルージュ vs パリ・サンジェルマン
ガラタサライ vs レアル・マドリー
◆グループB
トッテナム vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
オリンピアコス vs バイエルン
◆グループC
マンチェスター・シティ vs アタランタ
◆グループD
ユベントス vs ロコモティフ・モスクワ
◆グループA:初勝利を手にするのは

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第2節ではDF長友佑都所属のガラタサライがパリ・サンジェルマン(PSG)に惜敗し、1分け1敗となった。また、レアル・マドリーがクラブ・ブルージュに2点を先行されるまさかの展開を強いられた中、何とか2-2の引き分けに持ち込んだ。第3節では1分け1敗スタートのガラタサライとレアル・マドリーが初勝利を懸けて激突する。
クラブ・ブルージュに引き分け、PSGに敗れたガラタサライは2試合を終えて無得点。レアル・マドリーから金星を挙げるにはゴールが必要なだけに、攻撃陣には奮起が求められる。とりわけ、鳴り物入りで加入したFWファルカオに期待だ。左サイドバックで先発が濃厚な長友としては対面するであろうFWベイルとのマッチアップでしぶとく対応できるかに注目したい。
対するレアル・マドリーも前節の引き分けで2戦を終えてまさかの未勝利となっている。グループステージ突破のためにはガラタサライ相手に勝利が欲しい中、直近のラ・リーガではマジョルカに不覚を取り、今季リーグ初黒星。首位陥落となった。悪い流れに陥らないためにもガラタサライ戦は必勝となるが、マジョルカ戦を欠場したFWアザールの活躍に期待が懸かる。
レアル・マドリーとは対照的に順調に2連勝スタートとしたPSGは、クラブ・ブルージュとのアウェイ戦に臨む。代表戦でFWネイマールが再離脱となったが、FWディ・マリアが好調を持続し、FWムバッペも本調子間近と3連勝に向けて死角はない。首位通過に向け、着実に勝利を重ねたい。
◆グループB:自国リーグで躓くバイエルンとスパーズは勝利必須

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グループBの前節では突破候補のトッテナムとバイエルンが激突し、バイエルンが7-2で圧勝する衝撃の結果となった。順調に2連勝スタートとしたバイエルンに対し、トッテナムは1分け1敗スタートと苦しい出だしとなった。第3節では突破候補のバイエルンとトッテナムがそれぞれ格下と対戦する。
トッテナムを敵地で粉砕したバイエルンだが、ブンデスリーガでは足踏みが続いている。リーグ戦ではここ2試合、格下相手にまさかの1分け1敗と勝利を逃し、首位から陥落している。FWレヴァンドフスキがリーグ開幕8戦連発、CL2戦連発とゴールラッシュを続けている中、オリンピアコス戦でもエースの活躍に期待が懸かる。
一方のトッテナムはなかなかチーム状態が上がらない。バイエルンに粉砕されたチームはその後のプレミアリーグで格下相手に1分け1敗と躓き、7位に沈んでいる。CLでも勝利がない状況なだけに、ツルヴェナ・ズヴェズダとのホーム戦は必勝となる。守備を固めてくることが予想される相手に対し、こちらもエースFWケインの活躍に期待だ。
◆グループC:連勝のシティが連敗のアタランタと対戦

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本命のマンチェスター・シティが順当に2連勝スタートを切ったグループC。一方でCL初出場のアタランタが2連敗スタートと経験値のなさを露呈している。第3節では対照的なスタートを切った両チームが激突する。
前節ディナモ・ザグレブ戦を途中出場のFWスターリングとFWフォーデンのゴールで2-0と押し切ったシティ。プレミアリーグではウォルバーハンプトンに不覚を取るなど首位リバプールとの勝ち点差が開いた状況だが、直近のクリスタル・パレス戦では快勝。MFロドリをセンターバックで起用するなど守備のテコ入れを図っている中、昨季セリエAで最高の攻撃力を誇ったアタランタを封じにかかる。
一方、シャフタール相手に優勢に試合を進めながら試合終了間際の被弾で逆転負けを喫したアタランタは苦しい連敗スタートとなった。直近のセリエAでこそラツィオに3点差を追いつかれるまずい試合運びを見せたものの、それ以前は3連勝とチーム状態は悪くない。厳しい敵地での試合となるが、自信を掴むキッカケとできるか。
◆グループD:アトレティコが連敗スタートのレバークーゼンと対戦

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グループDでは前節、突破候補のユベントスとアトレティコ・マドリーが揃って勝利し、1勝1分けスタートとした。迎える第3節、アトレティコが連敗スタートと後のないレバークーゼンをホームに迎える。
前節ロコモティフ・モスクワ戦ではFWフェリックスにCL初弾が生まれるなど、2-0と快勝したアトレティコ。しかし、その後のラ・リーガでは攻撃陣が低調でここ2試合はロースコアのドローゲームとなっている。FWジエゴ・コスタやFWモラタらの奮起が求められる中、守備に難のあるレバークーゼンからゴールを挙げて2勝目を手にできるか。
対するレバークーゼンは前節、ユベントス相手に何もできずに0-3と完敗した。2連敗スタートとなり、後がなくなった中、堅守アトレティコ相手に持ち前の攻撃力でゴールをこじ開けられるか。
イタリア・ダービーで勝利するなどセリエAで首位に浮上したユベントスは、ロコモティフとのホーム戦に臨む。サッリ監督の下、順調にチームがまとまりを見せ始めている中、格下相手に必勝としたい。
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ええ、何せ翌木曜にはマドリッドがサン・イシドロ祭の祝日で賑わう中、エスタディオ・バジェカスに足を運んだ私だったんですけどね。昼間に降ったにわか雨も上がり、お日様がさんさんと輝く中でキックオフとなったベティス戦は、ラージョが前半37分にペドロ・ディアスのミドルシュートがバーに当たって落ちたボールをデ・フルートスがヘッドで決めて先制。更に前半ロスタイムにもルジューヌの直接FKがゴールとなり、2-0で折り返す最高の展開に。 やっぱりここ3週間、コンフェレンスリーグ準決勝フィオレンティーナ戦から週2試合となり、しかも先週は延長戦でチェルシーとの決勝に進出とあって、ベティスは疲れているはずという予想が当たったと、ホクホクしながら、後半を捨てて、私がコリセウムに向かったところ、やられました!うーん、やはり「Salimos un poco aturdidos quizás por la euforia, en la segunda parte/サリモス・ウン・ポコ・アトゥルディードス・キサ・ポル・ラ・エウフォリア、エン・ラ・セグンダ・パルテ(ボクらは多分、歓喜しすぎていて、ちょっとボオッとして後半に入った)」(ラティウ)のせいだったんでしょうかね。 メトロからアトーチャ駅でセルカニアス(国鉄近郊路線)に乗り換える前、早くも6分にはクチョのゴールで1点を返され、15分には英雄だったルジューヌがアブデをエリア内で倒してPKを献上。イスコに2点目を決められて、最後は2-2で引き分けてしまうんですから、ガッカリじゃないでうか。いえ、「Tenemos dos finales por delante y hay que ganarla/テネモス・ドス・フィナレス・ポル・デランテ・イ・アイ・ケ・ガナールラ(ウチには2つの決勝があって、勝たないといけない)」とイニゴ・ペレス監督も言っていた通り、日曜のセルタ戦、最終節のマジョルカ戦に勝てば、来季のコンフェレンスリーグの切符どころか、36節で勝ち点4差になってしまったセルタを追い越して、未だにEL行きも夢じゃないんですけどね。 せっかくの直接ライバルたちと差をつける機会を失ってしまったのは残念ではありますが、まあ、最後まで競うものが残留ではないだけ、ラージョは百万倍幸せ。だってえ、ファンに総動員をかけ、アスレティック戦前にはbengala(ベンガラ/発煙筒)を焚いて、チームバスをお出迎えしてもらい、普段の数倍は力強いコリセウムの応援を受けながら、GKダビド・ソリアとウナイ・シモンのロングゴールキックと延々にボールが宙を舞っていた試合、ヘタフェは後半31分にグルセタ、44分にはCKからビビアンのシュートを浴びて、ウィリアムス兄弟のいなかったアスレティックに0-2で負け、来季のCL出場確定を祝われてしまったんですよ。 おかげでとうとう、試合の終盤にはスタンドから、「jugadores mercenarios/フガドーレス、メセナリオス(選手は金で雇われた傭兵)」というカンティコが出ていた程だったんですが、つまりこれって、6連敗の彼らは未だに残留確定ができておらず。エスパニョール、アラベス、レガネスと共に降格最後の1チームになる可能性があるってことで、奇跡が起こって、お隣さんが残留できても、ヘタフェが落ちたら、そんな悲劇はない?いやまあ、それでも日曜のマジョルカ戦、最終節のセルタ戦で勝ち点を貯められれば、回避可能なんですけどね。揃って相手がヨーロッパの大会出場を目指しているチームというのが辛いところかと。 そんなヘタフェにはもう少しのガッツと幸運を祈るしかないんですが、え?何で木曜にプレーしたアトレティコの話が抜けているんだって?いやあ、私がバジェカスに行ったのも実はもう、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)であの、ちっちもさっちもいかない彼らのアウェイゲームを見ているのに耐えられなかったからで、案の定、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の二元中継でも一向にいい話は聞こえてこず。挙句の果てに前半24分にはCKから、カテナにヘッドでゴールを挙げられて先制されると、後半途中にはシメオネ監督がフリアン・アルバレス、セルロートを下げる不可解采配を見せ、ええ、今のコレアとグリーズマンではゴールをまったく期待できませんですからね。 最後は後半37分にもブドミルに頭で決められ、2-0ですごすご完敗と、その気合のないプレーぶりにラジオの解説者たちがカンカンだったのを聞くにつけ、見ないで本当に良かったとホッとしたのは私だけではない?これで彼らはコパ・デル・レイ準決勝でバルサに負けて、今季全てのタイトル獲得可能性がほぼ消えて以来、アウェイ戦5試合でたったの1勝。そんな情けない有様にならなければ、もっと遅くまでリーガで粘れたんじゃないかと思うんですが、これには「監督がアウェイで選手たちがいいレベルを見せるのに必要なモチベーションを与えられない監督の責任」といくらシメオネ監督が言い張ったって、やっぱり当事者たちの自覚の問題があるのでは? 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2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat3
マドリーがスペイン代表DFハイセン獲得合意を正式発表!プレミアリーグ終了後にチームに合流
レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの高さを備え、両足でボールを扱えるモダンなセンターバック。ユベントスの下部組織に所属し、昨シーズン後半にはローマへ加入して公式戦13試合に出場するなど存在感を示した。 その後、ユベントスへ復帰するもクラブは売却に動き、昨夏の移籍市場でボーンマスに完全移籍。アンドニ・イラオラ監督から徐々に信頼を得ると、20歳ながらチームの主力センターバックに定着。 プレミアリーグ30試合3ゴールを記録し、3月にはスペイン代表を選択してデビューしていた。 2025.05.17 20:00 Sat4
リーグ中断中の久保建英、普段はどんな生活?「まずは8時半に起きます」
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英がスペイン『アス』の独占インタビューに登場。リーグ中断中の日頃の生活を明かした。 『アス』が久保にインタビューを行った11日、本来はラ・リーガ第31節でレアル・マドリーとマジョルカが激突する日だった。久保は初のサンティアゴ・ベルナベウ上陸の夢を果たせず悔しい思いを滲ませながら、一刻も早いリーグ再開を願った。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI1dFRuZUZUZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 「今は出来るだけ早くこれまでの生活に戻れることを期待していますが、重要なのは健康です」 「あまり今の生活を良いとは言えません。全てのフットボーラーと同じように、僕もフットボールの為に生きています。それが僕たちの偉大な情熱だからです。だからこの状況はハードと言うしかありません。しかし、クラブは自宅で出来る体型維持やトレーニング方法を考えてくれています」 また、久保は基本的な1日のスケジュールも明かしてくれた。 「朝8時半に起きてクラブが用意した3分間の心拍テストを受けます。朝食を取るのは10時頃になりますね」 「それから予防のためのエクササイズを行い、11時にビデオ通話でテクニカルスタッフを含めた4~5人のチームトレーニングをします」 「それが12時15分に終了し、僕は個別ワークをしてからシャワーを浴び、13時半に昼食を食べます。15時半から16時がフリータイムなので、連載を読んだりしてますね」 「その後は18時ぐらいまでボールを使った練習をし、シャワーを浴びて夕食。いつも23時までには寝ています」 これを聞くと、しっかりしたルーティーンが形成されている久保。一流選手には欠かせないことなのかもしれない。 2020.04.12 21:03 Sun5