人種差別行為のラツィオ、ELホームゲームでスタンドの一部を閉鎖へ
2019.10.16 19:25 Wed
ラツィオは15日、UEFA(欧州サッカー連盟)からの処分に対して声明を発表した。
クラブの発表によると、ラツィオはUEFAから一部サポーターの人種差別行為に対し処分を受けたとのこと。これを認め、ヨーロッパリーグ(EL)のセルティック戦で、一部観客席が使用できないこととなった。
問題が発生したのは10月3日に行われたEL第2節のスタッド・レンヌ戦でのこと。ホームで行われた試合は2-1で勝利したが、UEFAの懲戒機関による調査の結果、人種差別行為の証拠があると判断された。
この結果、11月7日に予定されている第4節のセルティック戦でホームスタンドの一部を閉鎖する必要があるとのこと。「#EqualGame」のバナーで座席を覆うようだ。
ラツィオは、問題行為が見られるファンに対して厳しく対応することを生命で明かし、容認できないと批判的な態度を示している。
クラブの発表によると、ラツィオはUEFAから一部サポーターの人種差別行為に対し処分を受けたとのこと。これを認め、ヨーロッパリーグ(EL)のセルティック戦で、一部観客席が使用できないこととなった。
問題が発生したのは10月3日に行われたEL第2節のスタッド・レンヌ戦でのこと。ホームで行われた試合は2-1で勝利したが、UEFAの懲戒機関による調査の結果、人種差別行為の証拠があると判断された。
ラツィオは、問題行為が見られるファンに対して厳しく対応することを生命で明かし、容認できないと批判的な態度を示している。
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