川崎Fが2年ぶり決勝進出! 鹿島の国内3冠阻む《YBCルヴァンカップ》
2019.10.13 21:10 Sun
JリーグYBCルヴァンカップ2019のプライムステージ準決勝、鹿島アントラーズvs川崎フロンターレの第2戦が13日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ゴールレスで試合終了。この結果、2戦合計スコアを3-1とした川崎Fが決勝進出を決めている。
国内3冠の可能性を残し、4年ぶりの同大会優勝を目指す鹿島と、初優勝に向けて2年ぶりの決勝進出を目指す川崎Fによる準決勝。第1戦は3-1でホームの川崎Fが先勝した。
逆転突破へ2-0での勝利、もしくは失点した場合、3点差以上での勝利が必要となる鹿島は、第1戦から先発メンバーを6人の大幅変更。GK曽ヶ端、内田、レアンドロ、遠藤らに代えて、GKクォン・スンテ、伊東、中村充孝、土居らを起用した。
対して、アドバンテージを持って第2戦を迎える川崎Fは、第1戦から先発メンバーを4人変更。馬渡、長谷川、脇坂、レアンドロ・ダミアンに代えて、古巣戦となる山村の他、阿部、中村憲剛、小林を先発のピッチに送り出した。
台風19号の影響により、キックオフ時間が15時から19時に変更されたことに加え、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を取り止めて追加副審を採用することとなったこの試合。開始2分、追う立場の鹿島にいきなりアクシデントが起こる。自陣でドリブルした犬飼が右太もも裏を痛めてプレー続行不可能に。チョン・スンヒョンをスクランブル投入する事態に見舞われる。
一方の川崎Fも鹿島を突き放しにかかる。22分、敵陣中央でボールを収めた中村憲剛がボックス手前に持ち込んで左足でミドルシュート。しかし、これはゴール左外に外れる。27分にも家長がボックス右手前からカットインシュートを放つも、今度はGKクォン・スンテに防がれた。
その後も良い距離感によるパスワークで相手のプレスをいなす川崎Fは37分、右サイドの家長から守田、中村憲剛とつなぎ、最後はボックス手前から阿部がミドルシュート。だが、これもGKクォン・スンテの守備範囲に。前半は川崎Fペースもゴールレスで試合を折り返した。
精彩を欠いた鹿島は後半開始から中村充孝を下げて、伊藤を投入する。だが、最初に決定機を迎えたのは川崎F。48分、ボックス右手前から家長がゴール前左に絶妙なクロスを供給し、走り込んだ小林が左足インサイドでシュートを放つ。しかし、ここはGKクォン・スンテも譲らず、左足でのブロックで応戦する。
後半立ち上がりが経過すると、両者ともに激しさが増す中、川崎Fは52分に阿部を下げて長谷川、57分に下田を下げて大島を投入し、攻勢を強める。対する鹿島は64分に名古に代えてレアンドロを投入する。
両チームが交代カードを切るも、引き続き川崎Fがペースを握る。68分、大島が中村憲剛とのパス交換からボックス手前に侵攻し、右足でミドルシュート。しかし、GKクォン・スンテがしっかりとセーブし、味方の反撃の時を待つ。
すると鹿島は81分、伊藤のパスをボックス右外で受けたレアンドロが中央に切れ込んで左足でシュート。これがゴール右に飛ぶも、GK新井が素早く反応してこれを通さず。対する川崎Fも鹿島にトドメを刺すチャンス。88分、左サイドを強引に突破し、ゴール前左に侵攻し、マイナス方向にラストパスを送る。最後は中村憲剛が左足で押し込もうとしたが、わずかにゴール右外へ。
それでも川崎Fは最後まで鹿島にゴールを許さず。ゴールレスで試合終了も、2戦合計スコア3-1で2年ぶりの決勝進出を決めた。
川崎Fは10月26日(土)に北海道コンサドーレ札幌と埼玉スタジアム2002で初優勝を懸け、激突する。
国内3冠の可能性を残し、4年ぶりの同大会優勝を目指す鹿島と、初優勝に向けて2年ぶりの決勝進出を目指す川崎Fによる準決勝。第1戦は3-1でホームの川崎Fが先勝した。
対して、アドバンテージを持って第2戦を迎える川崎Fは、第1戦から先発メンバーを4人変更。馬渡、長谷川、脇坂、レアンドロ・ダミアンに代えて、古巣戦となる山村の他、阿部、中村憲剛、小林を先発のピッチに送り出した。
台風19号の影響により、キックオフ時間が15時から19時に変更されたことに加え、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を取り止めて追加副審を採用することとなったこの試合。開始2分、追う立場の鹿島にいきなりアクシデントが起こる。自陣でドリブルした犬飼が右太もも裏を痛めてプレー続行不可能に。チョン・スンヒョンをスクランブル投入する事態に見舞われる。
暗雲立ち込める鹿島は、川崎Fにボールを保持され、リズムを作ることができず。それでも前半半ばに差し掛かると、敵陣への侵攻回数が増加。すると21分、土居のパスを受けた永木がボックス手前右からゴール前にクロスを送り、走り込んだ上田がダイビングヘッドでゴールネットを揺らす。だが、これは上田がオフサイド。先制点とはならない。
一方の川崎Fも鹿島を突き放しにかかる。22分、敵陣中央でボールを収めた中村憲剛がボックス手前に持ち込んで左足でミドルシュート。しかし、これはゴール左外に外れる。27分にも家長がボックス右手前からカットインシュートを放つも、今度はGKクォン・スンテに防がれた。
その後も良い距離感によるパスワークで相手のプレスをいなす川崎Fは37分、右サイドの家長から守田、中村憲剛とつなぎ、最後はボックス手前から阿部がミドルシュート。だが、これもGKクォン・スンテの守備範囲に。前半は川崎Fペースもゴールレスで試合を折り返した。
精彩を欠いた鹿島は後半開始から中村充孝を下げて、伊藤を投入する。だが、最初に決定機を迎えたのは川崎F。48分、ボックス右手前から家長がゴール前左に絶妙なクロスを供給し、走り込んだ小林が左足インサイドでシュートを放つ。しかし、ここはGKクォン・スンテも譲らず、左足でのブロックで応戦する。
後半立ち上がりが経過すると、両者ともに激しさが増す中、川崎Fは52分に阿部を下げて長谷川、57分に下田を下げて大島を投入し、攻勢を強める。対する鹿島は64分に名古に代えてレアンドロを投入する。
両チームが交代カードを切るも、引き続き川崎Fがペースを握る。68分、大島が中村憲剛とのパス交換からボックス手前に侵攻し、右足でミドルシュート。しかし、GKクォン・スンテがしっかりとセーブし、味方の反撃の時を待つ。
すると鹿島は81分、伊藤のパスをボックス右外で受けたレアンドロが中央に切れ込んで左足でシュート。これがゴール右に飛ぶも、GK新井が素早く反応してこれを通さず。対する川崎Fも鹿島にトドメを刺すチャンス。88分、左サイドを強引に突破し、ゴール前左に侵攻し、マイナス方向にラストパスを送る。最後は中村憲剛が左足で押し込もうとしたが、わずかにゴール右外へ。
それでも川崎Fは最後まで鹿島にゴールを許さず。ゴールレスで試合終了も、2戦合計スコア3-1で2年ぶりの決勝進出を決めた。
川崎Fは10月26日(土)に北海道コンサドーレ札幌と埼玉スタジアム2002で初優勝を懸け、激突する。
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