判定に泣かされたローマ、終盤のカリニッチ弾は幻でカリアリにドロー《セリエA》
2019.10.07 00:21 Mon
ローマは6日、セリエA第7節でカリアリをホームに迎え、1-1で引き分けた。
しかし22分、ボックス内でのG・マンチーニのハンドをVARの末に取られて、これをジョアン・ペドロに決められ、先制を許してしまう。
さらに30分、A・ディアワラが負傷。アントヌッチが左MFに投入され、ヴェレトゥがボランチに下がった。それでも直後、右サイドからのクライファートのグラウンダークロスがチェッピデッリのオウンゴールを誘って同点とした。ハーフタイムにかけてもローマが押し込む展開としたが、1点のビハインドで前半を終えた。
その後、ややこう着した中、74分にアントヌッチに代えてカリニッチを投入したローマが攻勢を強めると、83分には三度ザニオーロのシュートがGKオルセンを襲うも、ファインセーブに阻まれた。
そして終盤の90分、ローマに勝ち越しゴールが生まれかける。ジェコがヘッドで落としたボールを処理にかかったGKオルセンとDFが交錯してボールがルーズに。これをカリニッチが押し込んでローマが土壇場で逆転ゴールを奪ったかに思われたが、カリニッチのDFに対するファウルを取られ、ノーゴールに。
このまま1-1で試合は終了。厳しいPK判定とカリニッチのゴールが幻に消え、判定に泣かされたローマは勝ち点3を奪い損ねた。
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前節レッチェ戦をコラロフのPK失敗がありながらもジェコ弾でウノゼロと制したローマ。勝利を取り戻したものの、ペッレグリーニとムヒタリアンが負傷した。そのローマは3日前に行われ、1-1で引き分けたヨーロッパリーグのヴォルフスベルガー戦のスタメンから5選手を変更。ジェコやコラロフ、GKパウ・ロペスら主力が先発に戻った。昨季ローマの守護神を務めたオルセンが正GKを務める3勝1分け2敗スタートのカリアリに対し、最前線にジェコ、2列目に右からクライファート、ヴェレトゥ、ザニオーロと並べる[4-2-3-1]で臨んだローマが押し込む展開で推移していく。そしてザニオーロやクライファートが枠内シュートを浴びせ、GKオルセンを脅かしていった。さらに30分、A・ディアワラが負傷。アントヌッチが左MFに投入され、ヴェレトゥがボランチに下がった。それでも直後、右サイドからのクライファートのグラウンダークロスがチェッピデッリのオウンゴールを誘って同点とした。ハーフタイムにかけてもローマが押し込む展開としたが、1点のビハインドで前半を終えた。
迎えた後半開始2分、ザニオーロのボレーシュートでゴールに迫ったローマは、54分にCKの流れから再びザニオーロのボレーシュートで勝ち越しに近づく。
その後、ややこう着した中、74分にアントヌッチに代えてカリニッチを投入したローマが攻勢を強めると、83分には三度ザニオーロのシュートがGKオルセンを襲うも、ファインセーブに阻まれた。
そして終盤の90分、ローマに勝ち越しゴールが生まれかける。ジェコがヘッドで落としたボールを処理にかかったGKオルセンとDFが交錯してボールがルーズに。これをカリニッチが押し込んでローマが土壇場で逆転ゴールを奪ったかに思われたが、カリニッチのDFに対するファウルを取られ、ノーゴールに。
このまま1-1で試合は終了。厳しいPK判定とカリニッチのゴールが幻に消え、判定に泣かされたローマは勝ち点3を奪い損ねた。
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今のローマに欠けているのは「メンタリティ」「強いキャラクター」、ユリッチ監督がチームに発破「このクソみたいな状況を乗り越えるチャンス」
ローマのイバン・ユリッチ監督が、現在のチームに欠けている部分を指摘した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 開幕から低空飛行が続き、9月にクラブレジェンドでもあったダニエレ・デ・ロッシ前監督を解任したローマ。新たにユリッチ監督を迎えると公式戦2勝1分けと上々のリスタートを切ったが、ヨーロッパリーグ(EL)で格下エルフスボリに敗れると、セリエAでも2試合未勝利となっており、勢いは失われつつある。 レジェンドが去った後も好転しない状況に対してファンの不満は非常に強まっており、チームへの批判は激化。ユリッチ監督としては、いきなり難しい立場に立たされている。 24日に行われるELのディナモ・キエフ戦に先立った記者会見で、指揮官はチームに欠けている部分を指摘。それでも、ここからの成長と事態の打開に向けて自信を口にしている。 「先週末のインテル戦では良いプレーをしたと思うが、チームにはまだ勝利を掴むメンタリティが欠けている。今のメンタリティは、ローマに相応しくないものだろう」 「結局のところ、チームがうまく機能するため必要なことは全て揃っていると思うが、我々は変わらなければならない。明日の試合では状況を改善するため、違った姿勢が見られると期待している。もっと強いキャラクターが必要であり、モンツァ戦のようなミスは許されない」 「選手たちは成長しているが、ローマが目指すべき場所にはまだ達していない。今こそ追い込む時だ。トレーニングで勝者のメンタリティを身につけ、成長し、タフになる必要がある」 「クラブにはビジョンがあり、目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。そして我々はモンツァ戦に勝ち、インテル戦は引き分けるべきだった。特定の試合で、結果を出さなければならない」 「パフォーマンスが悪くなる試合もあるだろう。今はパフォーマンスが結果より重要だが、だからと言って言い訳にはならない。今は精神的に準備ができていないんだ。だが選手たちには、このクソみたいな状況や周囲の混乱を乗り越えるチャンスがある。状況を好転させるため、彼らはとてつもない熱意を持っているはずだ」 2024.10.24 15:50 Thu5