【J1ピックアッププレビュー】サイドを特徴とする両者、好調・神戸を広島が迎え撃つ《広島vs神戸》
2019.10.05 10:05 Sat
5日、明治安田生命J1リーグ第28節、サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸がエディオンスタジアム広島で行われる。
前節終了時点で6位の広島と9位の神戸が激突。勝ち点差こそあるものの、共に勝ち点3が欲しい一戦だ。
◆停滞感を払拭し上位へ食い込めるか〜サンフレッチェ広島〜
来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられる3位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は「5」。現在6位に位置する広島にとって、2シーズン連続のACL出場を掴むには、負けられない一戦だ。
昨シーズンは後半戦で大失速しながらも前半戦の貯金を生かして2位フィニッシュ。今シーズンは前半戦半ばで大きく躓くも、そこから持ち直し、上位争いに踏みとどまってきた。
しかし、ここ2試合は勝利なし。さらに、シーズン序盤からの課題である得点力の物足りなさは解決していない状況だ。シーズンの約半分に当たる12試合のクリーンシートを記録しながらも、勝利数も同じ「12」と寂しい結果となっている。
前節は先制しながらも名古屋グランパスに追いつかれドロー。一方で、負傷離脱していたFWドウグラス・ヴィエイラが早期復帰。ここから失速しないためにも、しっかりとホームで勝利を収めたいところだ。
◆形はできた。鬼門の3連勝へ〜ヴィッセル神戸〜
対する神戸は、前節はリーグ3連覇を目指す川崎フロンターレを相手に2-1と勝利。前々節は残留争い中の松本山雅FCに2-1で勝利し、2連勝中だ。
不安定なシーズンを送ってきた神戸だったが、夏に足りなかったポジションの選手を補強。これがフィットし始め、ここに来て期待されていた強さを見せつけている。
しかし、その神戸がもうワンランク上に行くには、ここで3連勝を記録できるかだ。今シーズンは3度の連勝を記録。しかし、いずれも3試合目で勝利することができていない。3度目の正直となれば、上位進出への足場が固められるはずだ。
前節からアンドレス・イニエスタが復帰。チームとして、ベストなメンバーが揃っている状況だ。出遅れた前半戦で失った勝ち点を取り戻すべく、最後の追い上げを見せられるかに期待だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]

GK:大迫敬介
DF:野上結貴、荒木隼人、佐々木翔
MF:ハイネル、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
MF:川辺駿、森島司
FW:ドウグラス・ヴィエイラ
監督:城福浩
出場停止:なし
ホームの広島は、前節と10名が同じと予想。1トップの渡大生に代わって、ドウグラス・ヴィエイラが復帰すると予想する。前線にターゲットマンができたことで攻撃のバリエーションを変えて来た広島だが、夏に獲得したFWレアンドロ・ペレイラが負傷離脱。ドウグラス・ヴィエイラも離脱したために核を欠いていた。今節、前線で時間を作り、得意のサイドアタック、シャドーが絡んだ攻撃ができるか。
◆ヴィッセル神戸[3-3-2-2]

GK:飯倉大樹
DF:ダンクレー、大崎玲央、トーマス・フェルマーレン
MF:西大伍、セルジ・サンペール、酒井高徳
MF:山口蛍、アンドレス・イニエスタ
FW:古橋亨梧、ダビド・ビジャ
監督:トルステン・フィンク
出場停止:なし
現時点でのベストメンバー。前節と同じ11名が先発すると予想する。イニエスタの復帰によりチームのピースが再び揃った状況。さらに、ベテランの“ミスター決定力”ダビド・ビジャのコンディションが上向きだ。タレント軍団がチームになった今、歩みは止めたくないだろう。
【注目選手】
◆FWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)
広島の注目選手はFWドウグラス・ヴィエイラだ。前節、右ヒザ内側側副じん帯損傷から復帰したブラジル人FWは、当初発表されていた全治6週間から前倒しで復帰を果たした。万全の状態とは言えないものの、前線の核が復帰したことは広島にとっては大きなプラス材料。得意のサイド攻撃がより生きる形を作れるはずだ。堅守で神戸の攻撃を抑え、反撃に転じられるか。負傷明けのストライカーに注目だ。
◆DF酒井高徳(ヴィッセル神戸)
一方の神戸の注目選手は、好調を支えるDF酒井高徳だ。長年のドイツ生活からJリーグに復帰した酒井は、神戸に足りなかったワンピース。加入後は左ウイングバックでプレーすると、攻守でチームを支えている。攻撃の起点として、日本代表とドイツで長年培ったプレーは随所で神戸を助けている。同じくサイド攻撃を持ち味とする広島との対戦では、まさに攻守に渡っての活躍に期待だ。
◆サイドの攻防と中央のバランス
互いに3バックであり、サイド攻撃を持ち味とする両チーム。カギを握るのはサイドの攻防に加え、中央の使い方と言えるだろう。
カウンターも得意とする両チームは、ウイングバックに入る選手の出来が大きく左右する一方で、中央の選手がどのようにアクセントをつけるかも大きなポイントとなる。
広島は青山と川辺、森島、神戸はサンペールとイニエスタ、山口蛍が、いかに攻撃で機能するか。サイド攻撃と中央攻撃のバランスにも注目だ。
前回対戦は広島がアウェイの地で2-4と快勝。しかし、チームの状態、メンバー構成は大きく代わっている。上位を伺うにはもう負けられない両者の一戦。5日の16時00分にキックオフを迎える。
前節終了時点で6位の広島と9位の神戸が激突。勝ち点差こそあるものの、共に勝ち点3が欲しい一戦だ。
◆停滞感を払拭し上位へ食い込めるか〜サンフレッチェ広島〜
来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられる3位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は「5」。現在6位に位置する広島にとって、2シーズン連続のACL出場を掴むには、負けられない一戦だ。
昨シーズンは後半戦で大失速しながらも前半戦の貯金を生かして2位フィニッシュ。今シーズンは前半戦半ばで大きく躓くも、そこから持ち直し、上位争いに踏みとどまってきた。
しかし、ここ2試合は勝利なし。さらに、シーズン序盤からの課題である得点力の物足りなさは解決していない状況だ。シーズンの約半分に当たる12試合のクリーンシートを記録しながらも、勝利数も同じ「12」と寂しい結果となっている。
前節は先制しながらも名古屋グランパスに追いつかれドロー。一方で、負傷離脱していたFWドウグラス・ヴィエイラが早期復帰。ここから失速しないためにも、しっかりとホームで勝利を収めたいところだ。
◆形はできた。鬼門の3連勝へ〜ヴィッセル神戸〜
対する神戸は、前節はリーグ3連覇を目指す川崎フロンターレを相手に2-1と勝利。前々節は残留争い中の松本山雅FCに2-1で勝利し、2連勝中だ。
不安定なシーズンを送ってきた神戸だったが、夏に足りなかったポジションの選手を補強。これがフィットし始め、ここに来て期待されていた強さを見せつけている。
しかし、その神戸がもうワンランク上に行くには、ここで3連勝を記録できるかだ。今シーズンは3度の連勝を記録。しかし、いずれも3試合目で勝利することができていない。3度目の正直となれば、上位進出への足場が固められるはずだ。
前節からアンドレス・イニエスタが復帰。チームとして、ベストなメンバーが揃っている状況だ。出遅れた前半戦で失った勝ち点を取り戻すべく、最後の追い上げを見せられるかに期待だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]

©️CWS Brains, LTD.
GK:大迫敬介
DF:野上結貴、荒木隼人、佐々木翔
MF:ハイネル、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
MF:川辺駿、森島司
FW:ドウグラス・ヴィエイラ
監督:城福浩
出場停止:なし
ホームの広島は、前節と10名が同じと予想。1トップの渡大生に代わって、ドウグラス・ヴィエイラが復帰すると予想する。前線にターゲットマンができたことで攻撃のバリエーションを変えて来た広島だが、夏に獲得したFWレアンドロ・ペレイラが負傷離脱。ドウグラス・ヴィエイラも離脱したために核を欠いていた。今節、前線で時間を作り、得意のサイドアタック、シャドーが絡んだ攻撃ができるか。
◆ヴィッセル神戸[3-3-2-2]

©️CWS Brains, LTD.
GK:飯倉大樹
DF:ダンクレー、大崎玲央、トーマス・フェルマーレン
MF:西大伍、セルジ・サンペール、酒井高徳
MF:山口蛍、アンドレス・イニエスタ
FW:古橋亨梧、ダビド・ビジャ
監督:トルステン・フィンク
出場停止:なし
現時点でのベストメンバー。前節と同じ11名が先発すると予想する。イニエスタの復帰によりチームのピースが再び揃った状況。さらに、ベテランの“ミスター決定力”ダビド・ビジャのコンディションが上向きだ。タレント軍団がチームになった今、歩みは止めたくないだろう。
【注目選手】
◆FWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)

©︎J.LEAGUE
広島の注目選手はFWドウグラス・ヴィエイラだ。前節、右ヒザ内側側副じん帯損傷から復帰したブラジル人FWは、当初発表されていた全治6週間から前倒しで復帰を果たした。万全の状態とは言えないものの、前線の核が復帰したことは広島にとっては大きなプラス材料。得意のサイド攻撃がより生きる形を作れるはずだ。堅守で神戸の攻撃を抑え、反撃に転じられるか。負傷明けのストライカーに注目だ。
◆DF酒井高徳(ヴィッセル神戸)

©︎J.LEAGUE
一方の神戸の注目選手は、好調を支えるDF酒井高徳だ。長年のドイツ生活からJリーグに復帰した酒井は、神戸に足りなかったワンピース。加入後は左ウイングバックでプレーすると、攻守でチームを支えている。攻撃の起点として、日本代表とドイツで長年培ったプレーは随所で神戸を助けている。同じくサイド攻撃を持ち味とする広島との対戦では、まさに攻守に渡っての活躍に期待だ。
◆サイドの攻防と中央のバランス
互いに3バックであり、サイド攻撃を持ち味とする両チーム。カギを握るのはサイドの攻防に加え、中央の使い方と言えるだろう。
カウンターも得意とする両チームは、ウイングバックに入る選手の出来が大きく左右する一方で、中央の選手がどのようにアクセントをつけるかも大きなポイントとなる。
広島は青山と川辺、森島、神戸はサンペールとイニエスタ、山口蛍が、いかに攻撃で機能するか。サイド攻撃と中央攻撃のバランスにも注目だ。
前回対戦は広島がアウェイの地で2-4と快勝。しかし、チームの状態、メンバー構成は大きく代わっている。上位を伺うにはもう負けられない両者の一戦。5日の16時00分にキックオフを迎える。
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">開催日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">節</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">対戦相手</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">H/A</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">得点数</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">出場時間</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">出場パターン</td> </tr> <tr> <td colspan="7" style="background-color: #66ccff;">2011年</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">5月3日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第9節</td> <td style="font-size:0.7em;">ジュビロ磐田</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[H]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">12分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">5月15日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第11節</td> <td style="font-size:0.7em;">鹿島アントラーズ</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[H]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">23分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">5月20日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第12節</td> <td style="font-size:0.7em;">セレッソ大阪</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">45分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">6月22日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第17節</td> <td style="font-size:0.7em;">清水エスパルス</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">13分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">6月25日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第18節</td> <td style="font-size:0.7em;">鹿島アントラーズ</td> <td style="font-size:0.7em; 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text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td colspan="7" style="background-color: #66ccff;">2018年</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">4月25日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第10節</td> <td style="font-size:0.7em;">サガン鳥栖</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">45分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td colspan="7" style="background-color: #66ccff;">2019年</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">6月14日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第15節</td> <td style="font-size:0.7em;">北海道コンサドーレ札幌</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[H]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">45分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">8月24日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第24節</td> <td style="font-size:0.7em;">清水エスパルス</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[H]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">12分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">11月5日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第32節</td> <td style="font-size:0.7em;">浦和レッズ</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">1点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">23分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td colspan="7" style="background-color: #66ccff;">2020年</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">7月18日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第5節</td> <td style="font-size:0.7em;">横浜FC</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">2点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">30分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">7月22日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第6節</td> <td style="font-size:0.7em;">ベガルタ仙台</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">2点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">45分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">8月15日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第10節</td> <td style="font-size:0.7em;">北海道コンサドーレ札幌</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">[A]</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">2点</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">26分</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">途中出場</td> </tr> <tr> <td style="font-size:0.7em; ">9月13日</td> <td style="font-size:0.7em; text-align:center;">第16節</td> <td style="font-size:0.7em;">サンフレッチェ広島</td> <td style="font-size:0.7em; 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なぜ中村草太は決勝弾後に背番号をアピールし続けたのか?ファン大歓喜のゴールパフォーマンスに込めた思い
サンフレッチェ広島のFW中村草太が、ファジアーノ岡山との“中国ダービー”のラストプレーで決勝点を決めた。ゴール後に歓喜を爆発させながら見せたのは、自身が背負う39番をアピールするゴールパフォーマンスだった。 <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>最後の最後にドラマが待っていた。<br>「持ってる漢」中村草太の劇的決勝ゴール<br><br>ゴール動画<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%8D%89%E5%A4%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#中村草太</a><a href="https://twitter.com/hashtag/sanfrecce?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#sanfrecce</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85%E3%81%B6%E3%81%A1%E3%81%82%E3%81%A4?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#超ぶちあつ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岡山広島</a> <a href="https://t.co/lc9jM5mez0">pic.twitter.com/lc9jM5mez0</a></p>— サンフレッチェ広島【公式】 (@sanfrecce_SFC) <a href="https://twitter.com/sanfrecce_SFC/status/1941467800033472636?ref_src=twsrc%5Etfw">July 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 情熱が爆発したのは、広島がJ1リーグ第23節で岡山と対戦した90+7分のことだ。提示されたアディショナルタイム6分に突入し、広島が右サイドからのCKを獲得した。 FW前田直輝が左足で蹴り込んだボールは、ファーサイドでDF荒木隼人が頭に当てる。岡山のDF立田悠悟がタイトにマークしてきたため、力強いヘディングではなかったが、なんとか折り返した。両チームの選手が入り乱れるゴール前で唯一と言っていいほどぽっかりと空いたスペースにボールが落ちる。そこにいたのが、日本代表に初選出された中村だ。斜め後ろから転がってきたボールを左足で押し込み、ネットを揺らした。 値千金の決勝弾を決めると、一目散にコーナーフラッグのもとへ駆け出す。力強くガッツポーズし、味方からの祝福を受けた後、サポーターに向かって背番号39を何度もアピールした。 ゴールパフォーマンスについて、試合後のヒーローインタビューで問われると、「この39番にはけっこう愛着が湧いてきていますし、この39番という番号をずっと広島で着ることができたらいいなと思います」と、その理由を明かした。 自身の背番号に誇りを持っていることを感じさせるコメントに、ファンはSNS上で反応。「永久保存版」「痺れた」「泣きそう、いや泣いてる」「この言葉を聞けて涙、中村草太ほんとに惚れさせてくれる」「本当に本当に本当に広島に来てくれてありがとう。代表行ってらっしゃい」「もうプロポーズじゃん」「中村草太は広島サポの心を鷲掴みしてくる」「最高かよ」「胸張って代表行ってこい!39番はヒーローの系譜だ」「ずっといてくれていいよ」「号泣」と感極まっているようだ。 8日から開幕するE-1選手権に向けて、中村は「チームを背負って、日の丸を背負ってという責任感はありますけど、(プロ)1年目だったり初選手というところで、チャレンジ精神や前向きなプレー、ミスを恐れないプレーを心がけて頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。 2025.07.07 06:00 Mon2
栃木のDF大谷尚輝が29歳で現役引退…広島、熊本、町田、愛媛でプレーも決断理由の1つは脳震盪の後遺症「続けていくのは少し難しい…」
栃木SCは2日、DF大谷尚輝(29)の現役引退を発表した。 大谷はサンフレッチェ広島の下部組織育ちで、ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格。川辺駿や宮原和也(東京ヴェルディ)らと同期で、2014年にトップチームに昇格した。 2015年はロアッソ熊本に、2016年途中にはFC町田ゼルビアに期限付き移籍すると、2017年も期限付き移籍。2018年に完全移籍を果たす。 2021年には愛媛FCに期限付き移籍すると、2022年に栃木に完全移籍。栃木では3シーズンを過ごした。 キャリア通算ではJ2で169試合8得点、J3で6試合に出場。天皇杯でも6試合に出場していた。 大谷はクラブを通じてコメントしている。 「2024シーズン限りで、現役引退することを決めました。まず、栃木SCに関わる全ての皆さん、3年間本当にありがとうございました。そして、5歳にサッカーを始めたときから在籍したサンフレッチェ広島、ロアッソ熊本、FC町田ゼルビア、愛媛FC。それぞれのクラブで多くの出会いがあり、多くのサポートをしていただきました。11年間、本当にありがとうございました」 「この年齢で引退を決めた理由として、2つあります。1つ目は、自分が今後もプロサッカー選手を続けたとして、どんなキャリアにしていきたいのか、引退後に自分が進もうとしているキャリアをより良くする為には、どのタイミングでキャリアチェンジするのが良いのか。ここを考えたときに自分のマインド的にも年齢的にも引退するのは今が良いと考えて決断しました」 「2つ目は、脳震盪の後遺症が続いていたからです。最初に症状が出たのは昨シーズンの中盤頃でした。短い期間(復帰プログラム終了後)で脳震盪を繰り返してしまい、ピッチ内だけでなく私生活でも症状が出ていました。頭部にダメージを受けなければ症状は落ち着いていたのですが、今シーズンも伸二さんが就任した週で脳震盪になってしまい、私生活での症状が続いて約2ヶ月間離脱していました。チームドクター、トレーナーと何度も検査と診察を繰り返して話し合い、シーズン終盤は試合に出場できていましたが、ピッチ内ではヘディングした後などに症状が出ていて、これで来年以降もサッカーを続けていくのは少し難しいなと考えていました。シーズンが終わってサッカーと離れてからは、私生活に全く影響は出ていないので、そこは安心していただけたらと思います」 「引退することは自分の中で9月頃に決めていましたが、クラブやチームメイトには最終戦後に伝えました。自分のわがままですが、最後までみんなとフラットな状態で競争して自分の価値を示して、自分の意地を見せて終わりたかったからです。ただ、今は試合に出る出ないに関係なく、最後はやり切れて終われたなと思えています。色々な理由でリリースがこのタイミングになってしまいました。申し訳ありません」 「最後になりますが、自分の思う結果が出せないことが多かったプロサッカー選手でのキャリアでしたが、自分にとってのやり甲斐やモチベーションは、試合に勝った後にスタジアムでサポーターの方達と共に喜びを分かち合う瞬間でした。自分は引退を決めていて、残り4試合で残留を懸けた群馬戦で勝てなかった試合後に、ゴール裏のサポーターの声援を聞いたときに、自分がこれまでのキャリアで思った結果を出せなかった悔しさと、11年間続けられた自分の職業に対する誇りも感じ、これまで感じたことのない感情になりました。ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました」 「引退後はサッカー界ではない道に進むことを決めました。そこで成長して何らかの形でサッカー界に恩返しできたらと思っています。セカンドキャリアでも自分らしく頑張っていこうと思います。11年間、本当にありがとうございました」 2024.12.02 20:45 Mon3
広島が後半終盤の連続ゴールで劇的逆転で4連勝! ジェルマンJ初弾に川辺駿が古巣帰還後初のリーグ戦ゴールで城福・東京Vを撃破【明治安田J1第17節】
17日、明治安田J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島vs東京ヴェルディがエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が2-1で逆転勝利した。 5位の広島は前節、ガンバ大阪とのアウェイゲームを1-0で勝利。2試合連続のウノゼロ勝利によって4連敗から今季初の3連勝で上位に返り咲いた。4連勝を目指すホームゲームでは前節から先発1人を変更。負傷でベンチ外の中村草太に代えて前田直輝を起用した。 一方、14位の東京Vは前節、湘南ベルマーレに0-2で敗れて2戦ぶりの敗戦。昨季公式戦3試合全敗の相手にリベンジを期したアウェイゲームでは先発1人を変更。食野壮磨に代えてサスペンション明けの平川怜が復帰した。 立ち上がりから球際でバチバチとやり合う展開に。開始6分には左サイドで押し込んだ広島が加藤陸次樹のミドルシュートでファーストシュートを記録。だが、これはGKマテウスが正面でキャッチした。 以降は人基準のミラーゲームの形となり、個でのプレス回避やインターセプト、ルーズボールの回収からスペースをアタックする攻撃から際どいシーンを作り合うが、ラストパスの質、最後の仕掛けがうまく行かずに決定機には至らない。 時間の経過とともに齋藤功佑、森田晃樹を起点にボランチ脇で効果的にボールを引き出すアウェイチームがボール回しでリズムを掴むが、最後の局面で精度と工夫が足りず。対して攻撃回数は多くないものの、よりスムーズにフィニッシュまで持ち込む広島。21分には新井直人の右CKをゴール前の荒木隼人が頭で合わすが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。 前半半ばを過ぎると、ホームチームが完全に主導権を握る。シンプルなクサビやサイドでの煽す交換で局面を打開。35分には左サイド深くで新井直人が強引に入れたクロスをこぼれをボックス中央で収めた加藤が右足シュート。だが、後ろ重心で抑えが利かない。続く38分にも波状攻撃からボックス内で混戦を作ると、相手の短くなったクリアを胸トラップした中野就斗に決定機も、左足シュートは新井悠太の決死のシュートブロックに遭う。 ハーフタイムにかけても広島が押し込む状況が続いたが、専守防衛の構えで割り切った東京Vの身体を張った守備を崩し切れず。ゴールレスで試合を折り返す形となった。 迎えた後半、劣勢の東京Vはハーフタイムで2枚替えを敢行。染野唯月と新井悠太を下げて木村勇大、松橋優安の2選手を同じポジションに入れた。さらに、55分には齋藤を下げて山見大登を早いタイミングでピッチに送り込んだ。 後半は拮抗した展開が続くと、57分には東京Vが相手陣内での福田湧矢のボール奪取からショートカウンター。ボックス左でカットインを仕掛けた山見がニア下を狙ったシュートを放つが、これは枠を外れる。 一方、後半は攻め切れない状況が続いていた広島も60分に決定機。新井直人の左サイドからのクロスを、ファーに飛び込んだ中野が頭で合わせるが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 この直後には東京Vにアクシデントが発生。筋肉系のトラブルか、綱島悠斗がプレー続行不可能となり、鈴木海音のスクランブル投入を余儀なくされた。 後半半ばを迎えて攻勢を強めた広島は前田、ジャーメイン良の背後への抜け出しから続けて決定機を創出。さらに、69分には前田を下げて約1カ月ぶりの戦列復帰となったヴァレール・ジェルマンを投入した。 今季初めて飲水タイムが採用され、暑さの影響で消耗を強いられた東京Vは松橋、森田の状態を確認しながら残り1枚の交代枠の使いどころを見極めたなか、平川怜が足の痙攣でプレー続行不可能となり、73分に稲見哲行の投入を余儀なくされる。 だがしかし、直後の74分には左サイド深くで山見が左足で折り返したクロスがファーに流れると、これを回収した翁長聖がDF新井直人に倒されてPKを獲得。これをキッカーの木村が冷静にゴール右隅へ蹴り込み、苦しいのなかで最初の枠内シュートを77分の先制点に結びつけた。 軽率な対応から与えたPKによる失点でビハインドを背負ったホームチームは新井直人、東俊希を下げて菅大輝、越道草太を続けて投入。交代機会を使い切って勝負に出る。すると87分、左CKの場面で菅の左足アウトスウィングのクロスをファーの荒木が頭で折り返すと、ボックス左のジェルマンが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール左下隅に突き刺し、負傷明けの復帰戦でJリーグ初ゴールを奪取。 これで完全に勢いづいたホームチームは直後の89分、今度は相手陣内右サイドで得たFKの場面で菅が左足インスウィングで入れたクロスのこぼれ球に反応した川辺駿がペナルティアーク付近から右足ダイレクトシュート。ゴール前の密集を抜けた鋭いシュートがGKマテウスの手をはじいてゴール左隅に突き刺さった。 そして、ジェルマンのJリーグ初ゴール、川辺の古巣帰還後初のリーグ戦ゴールで土壇場で試合を引っくり返した広島は、試合終盤に翁長に与えた決定機もGK大迫敬介の好守で凌ぎ、ホームで劇的な逆転勝利を収めてリーグ4連勝を達成した。 敗れた東京Vは昨季同様に広島に屈し、開幕以来のリーグ連敗となった。 サンフレッチェ広島 2-1 東京ヴェルディ 【広島】 ヴァレール・ジェルマン(後42) 川辺駿(後44) 【東京V】 木村勇大(後32) 2025.05.17 16:03 Sat4
2年修行が続いた松本大弥、来季から広島復帰! 金沢での今季はJ2リーグ8得点
サンフレッチェ広島は3日、MF松本大弥(22)の来季復帰決定を発表した。 広島アカデミー卒の松本は2種登録を経験して、2019年に正式昇格。2021年から武者修行に出て、大宮アルディージャに続き、今季からツエーゲン金沢でプレーした。 その金沢ではケガによる戦線離脱もあったが、公式戦35試合に出場。明治安田生命J2リーグでは34試合出場でチーム2位の8ゴールと活躍した。 3年ぶりの広島復帰となる松本はクラブを通じてサンフレッチェ・ファミリーの皆さん、ただいま!」と復帰を報告。そして、喜びと決意を語った。 「2年間の期限付き移籍を経て、もう一度広島に帰ってくることができました。また素晴らしいチームの一員として戦えることを嬉しく思います。決して順風満帆な2年間ではありませんでしたが、この2年間でさまざまな経験もできました」 「この経験を生かしつつ、サンフレッチェ広島に新たな風を吹かせられるように全力で頑張りたいと思います。ファミリーの皆さんにエディオンスタジアム広島で会えることを楽しみにしています!」 一方、金沢の公式サイトを通じては「この度サンフレッチェ広島に復帰することになりました」と退団の挨拶とともに、感謝の言葉を綴っている。 「1年間という短い間でしたが本当に金沢が大好きになりました。もっともっとこの街に住みたい、金沢に貢献したいという思いが強くなりました。 しかし今回このような決断をしたのは今後の自分のサッカー人生を考え、また新しい場所でチャレンジしたい、厳しい環境でチャレンジしたいという思いが強かったからです」 「来シーズン金沢でプレーすることはできませんが、金沢のサポーターの皆さんに自分が活躍する姿を見せることが最大の恩返しだと思ってます! 引き続き応援してもらえると幸いです! 本当に1年間温かい応援ありがとうございました! 今後のツエーゲン金沢の躍進を願っています。ゲンゾーまたね!!」 2022.12.03 11:15 Sat5