リバプール、南野1G1Aのザルツブルクに一時3点差を追いつかれるも打ち合いを制す!《CL》

2019.10.03 06:05 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループE第2節、リバプールvsザルツブルクが2日に行われ、4-3でリバプールが競り勝った。ザルツブルクのMF南野拓実はフル出場し、MF奥川雅也は71分からプレーしている。

初戦のナポリ戦を落としたリバプールは、1-0で辛勝した直近のシェフィールド・ユナイテッド戦のスタメンからマティプに代えてJ・ゴメスのみを変更した。

一方、初戦のヘンク戦を6-2と圧勝したザルツブルクは南野がヘンク戦に続きスタメンとなり、フラットな[4-4-2]の右MFでスタートした。そしてヘンク戦でハットトリックを達成した注目のハーランドと、奥川はベンチスタートとなった。
開始3分に南野がミドルシュートを放ったザルツブルクだったが、リバプールが9分に先制する。フィルミノとのワンツーでボックス左に侵入したマネがGKの股間を抜くシュートでネットを揺らした。

マネの古巣に対するゴールであっさり先手を取ったリバプールがその後も主導権を握ると、25分に加点する。アーノルドが右サイドから上げたクロスに、流れの中でゴール前まで上がっていたロバートソンが合わせた。
両サイドバックによるゴールでリードを広げたリバプールに対し、2点を追う展開となったザルツブルクは、南野がトップ下に入る中盤ダイヤモンド型に変更。すると31分、南野がスルーパスを受けてボックス左からGKを強襲するシュートを浴びせた。

しかし36分、リバプールが3点目を挙げる。左サイドからのマネのクロスにフィルミノがヘディングで合わせたシュートはGKに防がれるも、サラーが詰めた。

それでも39分、ザルツブルクが1点を返す。ヘンダーソンからボールを奪ってショートカウンターに転じると、エムウェプのパスを受けたファン・ヒチャンがボックス左で切り返し、ファン・ダイクを外して右足を一閃。これがゴール右に決まった。

迎えた後半、ザルツブルクが攻勢に出る入りとなると、56分に南野がCL初ゴールを決める。左サイドを持ち上がったファン・ヒチャンのクロスに、南野がボレーでうまくミートし、ゴール左に蹴り込んだ。

押せ押せのザルツブルクはハーランドを投入。すると60分に南野のアシストから追いつく。ボックス右で味方のパスを受けた南野がグラウンダーのクロスを送ると、フリーのハーランドが押し込んだ。

まさかの展開となったリバプールはワイナルドゥムに代えてオリジを投入。フラットな[4-4-2]に変更し、2トップにフィルミノとサラーを据えた。

すると69分、勝ち越しに成功する。ファビーニョが敵陣でボールをカットし、ルーズボールをフィルミノがヘッドで落とすと、これに抜け出したサラーがGKとの一対一を確実に決めきった。

再び追う展開となったザルツブルクは奥川を左MFに投入。76分にはその奥川がゴール正面の位置からミドルシュートでゴールに迫る場面を作ったが、反撃はここまで。

リバプールが打ち合いを制し、今季のCL初勝利としている。

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