PK失敗もジェコ弾でローマがウノゼロ勝利、白星取り戻す《セリエA》

2019.09.30 00:12 Mon
Getty Images
ローマは29日、セリエA第6節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。
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4日前に行われた前節アタランタ戦では3バックを初採用した中、0-2と惜敗したローマ。今季初黒星を喫したチームは、アタランタ戦のスタメンから4選手を変更。ザニオーロやファシオ、クリスタンテらに代えてムヒタリアンやクライファート、出場停止明けのG・マンチーニを起用し、4バックに戻した。2勝3敗スタートのレッチェに対し、[4-2-3-1]で臨んだローマは最前線にジェコ、2列目に右からクライファート、ペッレグリーニ、ムヒタリアンと並べた。
そのローマは開始3分にコラロフのミドルシュートでGKを強襲するも、5分にペトリッチオーネに枠内シュートを打たれると、7分にはババカルのミドルシュートでゴールを脅かされる。

13分にG・マンチーニのヘディングシュートでゴールに迫ったローマが押し込む展開が続いたが、その後は膠着状態が続いた。
そして、前半半ば以降はレッチェのカウンターに苦しめられると、37分にはババカルに枠内シュートを打たれ、1分後にはマンコースのボレーシュートでゴールを脅かされた。結局、ローマにとって低調に終わった前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半開始3分、ローマに先制のチャンス。ジェコのスルーパスでボックス中央に抜け出したムヒタリアンがシュート。だが、わずかに枠の左に外れた。

それでも56分に先制する。CKの流れからクライファートのスルーパスをボックス右で受けたムヒタリアンがクロスを上げると、ジェコがヘディングシュートでネットを揺らした。

先制後、レッチェの反撃を受けたローマは劣勢が続いたが、79分にPKを獲得する。ジェコのシュートがボックス内のルニオーニの手に当たってPKとなった。しかし、キッカーのコラロフが枠の右隅にシュートを狙うも、GKガブリエウのファインセーブに阻まれ、追加点とはならない。

それでも、終盤にかけてのレッチェの反撃を凌いだローマがウノゼロで逃げ切り。勝利を取り戻し、今季3勝目を挙げている。

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