スコットランドの名門・セルティックが17度目の処分…ELプレーオフのファンの行為で

2019.09.21 12:30 Sat
Getty Images
スコットランドのセルティックが、UEFA(欧州サッカー連盟)から罰金処分を受けたようだ。イギリス『BBC』が報じた。
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問題となったのは、8月に行われたヨーロッパリーグのプレーオフ第2戦のAIKソルナ(スウェーデン)戦でのファンの行為。セルティックは4-1と勝利したものの、ファンが発煙筒を使用し、物を投げ込んだとして、UEFAが罰金1万1000ポンド(約147万5000円)の処分を下していた。この件に関してセルティック側は、ファンと警察がAIKソルナの本拠地であるフレンズ・アレーナで衝突し、AIKソルナのファンがアウェイ側に侵入してきたことが要因だと主張していた。
なお、AIKソルナは階段を封鎖したとして7000ポンド(約93万9000円)の罰金処分を下されている。

セルティックは、2007年以降、UEFAから処分が下されたのは17回目とのこと。前回は2年前のチャンピオンズリーグ・グループステージでのパリ・サンジェルマン戦で、0-5と敗戦した際にファンがピッチに乱入し、フランス代表FWキリアン・ムバッペを蹴ろうとしたため、8900ポンド(約119万4000円)の罰金処分を受けていた。
また、今シーズンに入ってスコットランドのクラブがUEFAから処分されるのは3度目。その他の2件は、ライバルであるレンジャーズが起こしたもの。ヨーロッパリーグ1次予選のセント・ジョセフス(ジブラルタル)戦とプレーオフのレギア・ワルシャワ(ポーランド)戦にて、ホームで“人種差別行為”があったとし、ヨーロッパリーグでのホームゲームでスタジアムの一部スタンドを閉鎖する処分が下されている。

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