リバプールがバーンリーを下し開幕4連勝! 昨季から続くリーグ戦13連勝はクラブ新記録に《プレミアリーグ》

リバプールは8月31日、プレミアリーグ第4節でバーンリーと対戦し、3-0で勝利した。

前節にアーセナルを3-1で下し、プレミア唯一の開幕3連勝を飾っているリバプール。今季こそ優勝に向けて好スタートを切った中、今節の相手は6位バーンリー。スタメンはアーセナル戦と同じメンバーを起用した。

開始まもなくファビーニョが挨拶代わりのミドルシュートを放ったリバプールに対し、バーンリーはいつものようにロングボールでゴールへ向かう。すると2分に早速チャンスに。最終ラインからのロングフィードに抜け出したウッドが、ボックス右から左足でシュート。ゴール左を捉えたが、GKアドリアンに防がれた。
リバプールもロングパスからチャンスメイク。マネが左サイドから中に切り返しサラーのフィニッシュへ。サラーはマネのパスをボックス右からダイレクトで狙ったが右ポストに嫌われた。21分にはゴール前に走るサラーにヘンダーソンから絶妙なワンタッチパス。しかし、GKポープの飛び出しが先にボールに届きシュートは打てず。

ここまで攻めあぐねるリバプールだったが意外な形で1点が入る。33分、アーノルドが右のハーフスペースから上げたクロスがウッドに当たってゴール方向へ。高く跳ね上がった軌道に対しGKポープは処理しそこなってしまい、ボールはそのままゴールイン。リバプールが先制に成功する。これで緊張の糸が切れたのか、37分にDFミーが痛恨のパスミス。ボールを奪ったフィルミノから左のマネへとつないで、ボックス左から楽々と流し込んだ。

後半は初シュートが58分と静かな立ち上がりに。60分のリバプールのCKの場面では、サインプレーからサラーがシュートに繋げるが、相手にブロックされる。

守りではヨーロッパ最優秀選手に輝いたファン・ダイクが活躍。ウッドやバーンズという屈強なアタッカーを相手にしながらも、圧倒的な空中戦の強さを見せ起点を作らせない。そんなリバプールにバーンリーは73分、左サイドのFKからタルコウスキがヘディングシュート。しかし枠を捉えることができなかった。

後半のバーンリーのシュートを2本に抑えているリバプールは80分に追加点を挙げる。フィルミノがカウンターからサラーに展開し、ボックス右で時間を作った後のその折り返しを、全力で駆け上がったフィルミノが流し込んで決定的な3点目を決める。

リバプールはその直後、フィルミノとマネを下げて、シャキリとオリジを投入。軽傷を負ったヘンダーソンとチェンバレンの交代も含めて3枚の交代カードを使い切った。

後半追加タイムにバーンリーの途中出場ジェイ・ロドリゲスにゴールに迫られるシーンがあったものの、GKアドリアンの好守も光り無失点で完勝。開幕4連勝とし、昨季から続く連勝記録を「13」に伸ばしクラブ記録を更新した。