暗礁に乗り上げるイカルディの移籍…新候補はモナコか

2019.08.19 12:05 Mon
Getty Images
居場所がないアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(26)だが、モナコが移籍先候補に挙がっているようだ。イタリア『Rai Sport』が報じた。

インテルに所属するイカルディは、2018-19シーズンはキャプテン剥奪を含めたピッチ外の問題が目立ち、クラブ内での立場が危うい状況となっていた。

今シーズンはアントニオ・コンテ監督が新たに就任したものの、その立ち位置は変わっておらず、クラブ内に居場所がない状況。背番号「9」もマンチェスター・ユナイテッドから加入したベルギー代表FWロメル・ルカクに奪われてしまった。
インテルは、ナポリへの売却を考えていたものの、イカルディが拒否。本人はユベントスへの移籍を希望するも、ここまで実現しない状況が続いている。

そんな中、『Rai Sport』によると、モナコがイカルディに興味を持ちオファーを出したとのこと。移籍金6500万ユーロ(約76億6300万円)にボーナスを付帯させ、イカルディには年俸1200万ユーロ(約14億1500万円)を用意するとのことだ。
一方で、ナポリは750万ユーロ(約8億8500万円)の年俸を提示し、ボーナスを含めて最大950万ユーロ(約11億2000万円)になるオファーを出しているとのこと。何れにしても、イカルディ本人と代理人であり妻であるワンダ・ナラが受け入れるかどうかにかかっているようだ。

インテルに残留しても明るい未来が待っていることはないイカルディだが、移籍先は決まるのだろうか。

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