これで“三刀流”? ヤンキースに籍があるNFLのスターがMLSクラブのオーナーグループに参加

2019.08.15 19:15 Thu
Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシアトル・サウンダーズは13日、オーナーグループに新たな仲間が加わることを発表。アメリカのスターもその一員となった。

今回発表されたのは、オーナーグループに「11」の新たなファミリーが加わるということ。その中には、シアトルのスターの名前もあった。

それは、アメリカのプロアメリカンフットボールリーグであるNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のシアトル・シーホークスでクォーターバック(QB)を務めるラッセル・ウィルソン。そして、妻であり、グラミー賞を受賞した歌手のシアラもオーナーとなった。
ウィルソンは、2012年にドラフト3位でシアトル・シーホークスへ入団。2013年にはスーパーボウルを制し、その後もQBとしてチームを支える存在に。2019年4月には、2023年までの4年契約を1億4000万ドル(約148億2000万円)で延長。NFL最高額プレーヤーとなった。

また、ウィルソンは野球界でも大きな期待を寄せられており、2010年にドラフト4位でコロラド・ロッキーズから指名。NFLを選択することとなったが、2013年にはテキサス・レンジャーズに入団。2018年にはトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍し、2018年、2019年とスプリングトレーニングに参加していた。公式戦の出場はないが、オープン戦やキャンプに参加しているほどの実力の持ち主だ。
NFL、MLBに籍を置き、MLSクラブのオーナーになったことで、“三足の草鞋”を履く事となったウィルソンは「長年にわたってサウンダーズの一部となり、また勝利の文化を築き続けているクラブのオーナーとなれる事に興奮している」とコメントしている。

この他にも、元マイクロソフトの重役でありウィンドウズ事業の責任者であったテリー・マイヤーソン氏と妻や、シアトル出身のラッパーであるマックルモアー夫妻など、シアトルに関わる重要なファミリーが参加する事となった。

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