アヤックスが3つのPKチャンスを生かしてプレーオフ進出!《CL予選》

アヤックスは13日、チャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦2ndレグでPAOKをホームに迎え、3-2で勝利した。この結果、2戦合計スコアを5-4としたアヤックスがプレーオフ進出を決めている。

1週間前に行われた敵地での1stレグを2-2で引き分けた昨季CLベスト4のアヤックスは、タディッチやジイェフ、ネレスにファン・デ・ベークら主力が先発した。

プレーオフ進出のためにはゴールが必要なギリシャ王者PAOKに対し、ファン・デ・ベークを起点にアヤックスが押し込むと、11分に決定機。ジイェフのスルーパスでボックス左に抜け出したファン・デ・ベークがシュートに持ち込んだが、GKのセーブに阻まれた。
その後もアヤックスの攻勢が続いたが、23分に失点してしまう。ボックス手前中央でルーズボールを拾ったビセスバールにミドルシュートでネットを揺らされた。

このままでは敗退となるアヤックスは30分、ジイェフのシュートのルーズボールに反応したネレスがボックス内でDFに倒されPKを獲得。ところが、キッカーのタディッチのシュートはGKに止められ、同点に追いつくことができない。それでも41分、アヤックスが相手選手のハンドで再びPKを獲得。今度はタディッチが確実に沈め、1-1として後半へ折り返した。

迎えた後半、このままでも勝ち上がりとなるアヤックスが攻勢に出る展開が続くと、61分にネレスが際どいボレーシュートを浴びせる。

その後も圧倒するアヤックスは77分、タグリアフィコの左クロスにタディッチが合わせるも、わずかにシュートは枠を捉えきれなかった。

それでも79分、ジイェフの左CKからタグリアフィコがヘディングシュートでねじ込み、アヤックスが勝ち越し。さらに85分にもフンテラールが倒されたプレーで、この試合3つ目のPKを獲得したアヤックスはタディッチが決めて3-1に。試合終了間際に1点を返されるも逃げ切ったアヤックスが、アポエルと対戦するプレーオフ進出を決めている。