マルセイユ、バロテッリ後釜のアルゼンチン代表FWベネデット獲得!

2019.08.05 23:37 Mon
Getty Images
マルセイユは5日、ボカ・ジュニアーズに所属するアルゼンチン代表FWダリオ・ベネデット(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までの4年間となっている。移籍金はイタリア『gianlucadimarzio.com』によれば1600万ユーロ(約19億4000万円)とのことだ。

母国のアルセナルでプロデビューを飾ったベネデットは、2013年から2016年までプレーしたメキシコの地でブレイク。ティフアナ、クラブ・アメリカのエースストライカーとして活躍すると、2016年にはアルゼンチン屈指の名門に加入。在籍3年間で公式戦63試合に出場し、39ゴール11アシストを記録するなどエースストライカーとしてリーグ連覇に貢献すると共に、2017年にはアルゼンチン年間最優秀選手賞を受賞している。

また、2017年にデビューを飾ったアルゼンチン代表ではここまで5キャップを記録している。
175cmと上背はないものの、両足から繰り出される正確且つ強力なシュートに加え、相手DFを翻弄する仕掛けに利他的な精神も併せ持つ万能型のアタッカーは、初挑戦のヨーロッパでも大きな活躍が期待されるところだ。

新シーズンからアンドレ・ビラス=ボアス氏を新指揮官に迎えるマルセイユでは、昨季後半ニースから加入し得点源として活躍したイタリア代表FWマリオ・バロテッリが退団していた。

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