アメリカ代表MFのゴール後の行動が話題に! 先週末の銃乱射事件を受けて…

2019.08.05 17:04 Mon
Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のフィラデルフィア・ユニオンに所属するアメリカ代表MFアレハンドロ・ベドヤ(32)が、現地時間4日に開催されたDCユナイテッド戦のゴール後に行ったパフォーマンスが大きな話題となっている。アメリカ『YAHOO SPORTS』が伝えた。
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フィラデルフィア・ユニオンは4日、アメリカの首都ワシントンで行われたDCユナイテッド戦を5-1の大勝で飾った。しかし、その結果以上に注目を集めたのが、開始3分に先制点を決めたベドヤのゴール後の行動だった。ベドヤはゴール後にスタンドに駆け寄ってチームメートと共にゴールを祝うと、その直後にピッチサイドに設置されていたマイクを掴んで、「おい! 連邦議会。今、何かをするべきだ!」、「銃暴力を終わらせよう! 行くぞ!」と、2つのメッセージを叫んだ。
今回のベドヤの行動は、先週末にテキサス州とオハイオ州で起きた2つの銃乱射事件を受けてのものだ。両事件ではヒスパニック系住民がターゲットとなったテキサス州エルパソの事件で20人が死亡。オハイオ州デイトンで起きた事件では9人の死亡が確認されていた。

そして、同試合後にベドヤは自身の公式ツイッター(@AleBedoya17)を通じて、自身が銃暴力を軽蔑し、銃規制など具体的なアクションを起こす必要性があると主張した。
「これ以上の思考や祈りは愚かなものにしか感じない。行動が伴わない言葉は無意味だ。今のアメリカはまるでディストピアだ。何かアクションを起こそう! 十分な!」

「僕は政策決定者ではない。だけど、僕は彼らをまとめるために偽善者たちに向けて叫んでいるんだ。多くの人は具体的な計画を望んでいる。より厳しい身元調査や銃購入時の登録、不正購入の撲滅、弾薬への課税とかの計画をね」

今回、銃暴力撲滅に向けて具体的な動きを見せたベドヤだが、今後銃規制など具体的なアクションに繋がるか…。

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