モウリーニョ、広州恒大からの総額120億円のオファーを固辞

2019.07.07 18:44 Sun
Getty Images
ジョゼ・モウリーニョ氏(56)が中国スーパーリーグの広州恒大からの巨額オファーを断ったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
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2018年末にマンチェスター・ユナイテッド監督を退任して以降、フリーの状態が続くモウリーニョ氏。そのフリーの大物は今年4月に広州恒大の会長を務めるシュー・ジアイン氏と会談。この話し合いの場でモウリーニョ氏は広州恒大と中国代表の兼任監督として就任オファーを打診されたと見られている。
しかし、以前からヨーロッパのビッグクラブでの再就職にこだわる同氏は、年俸2800万ポンド(約38億円)といわれる、総額8800万ポンド(約120億円)のオファーを断ったようだ。

なお、以前より新シーズンからの指導者復帰を口にしてきたモウリーニョ氏だが、現段階でほとんどのビッグクラブの指揮官の席が埋まってきた中で具体的な話は出ていない。
果たしてチャンピオンズリーグ(CL)通算3度、キャリア通算9度のリーグ優勝を成し遂げた“スペシャル・ワン”の新天地はいずことなるのか…。

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かつての“広州恒大”がアカデミー育ちで選手を賄う平均年齢「20.9歳」集団に…中国2部降格も猛烈な勢いで1部復帰へ前進中

かつてアジアで猛威を振るった広州FCが、中国スーパーリーグ(中国超級/1部)復帰へ好位置に付けている。中国『新浪』が伝える。 かつて広州恒大として、2013年と2015年にACLを制覇。国内でも中国スーパーリーグを2011〜17年にかけて7連覇などと、アジアで猛威を振るった広州。あの頃間違いなく、中国サッカーは歴史の転換点を迎えており、それをけん引する存在こそ、この広州だった。 しかし、コロナ禍、恒大集団の実質的な崩壊、サッカー界への投資終息。 広州はブラジルを中心にかき集めたスター選手が、2021年秋から2022年春にかけて次々と去り、ファビオ・カンナバーロ監督との契約も打ち切りに。2022シーズンの17位で2部降格となり、同時に中国サッカー全体が再び傾き始め、先日の“0-7大惨敗”まで至った。 名称から「恒大」が消えた広州は現在、中国甲級(2部)で所属28選手の平均年齢「20.9歳」というスーパーヤング集団。著名な外国籍選手(※)はおらず、28人のほぼ全てをU-18やリザーブチーム、恒大足球学校から引き上げたという、中国では異色のプロクラブとなった。 (※)コロンビア人選手2名、リトアニア人選手1名が所属 そんなチームでも、今季の甲級で第24節を終えて「3位」。「2位」が1部復帰ラインというなか、直近7試合で5勝2分け0敗と一気に調子を上げ、とうとう2位と同勝ち点というところまで急浮上した。広州はいま、3季ぶりとなる1部復帰に向け、好位置に付けている状況だ。 注目すべきは、やはりその選手構成か。 前述の通り、広州はかつてと真逆で、有力な選手を買い漁ることなど到底できず、平均年齢「20.9歳」の集団となり、そして大半が下部組織出身。もちろん世代別中国代表に名を連ねる選手もおり、そんなチームがいま、トップディビジョンへの復帰に近づいている。 1部リーグの主要クラブ、また中国代表の関係者たちは現広州に注目してもよさそうだが、彼らはいま、広州を見て何を思うのだろうか。 2024.09.26 14:05 Thu

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