鹿島がJ初の通算500勝達成! 小池のJ初ゴールなどで監督交代の磐田に2発完勝《J1》

2019.07.06 21:20 Sat
©超ワールドサッカー
明治安田生命J1リーグ第18節の鹿島アントラーズvsジュビロ磐田が6日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-0で鹿島が勝利した。

直近3試合負けなしで上位戦線に踏みとどまっている5位・鹿島(勝ち点28)。2-2で引き分けた前節のサンフレッチェ広島戦からスタメンを2名変更。バルセロナ移籍が取り沙汰される安部はベンチスタートとなった。

一方、前半戦を最下位で折り返した磐田(勝ち点14)。名波浩前監督が辞任し新体制2戦目となる今節は、1-3で敗れた前節の川崎フロンターレ戦からのスタメン変更は2人。直近の天皇杯でハットトリックを達成した中山が2試合ぶり先発復帰した。
立ち上がりからボールを保持し攻撃の機会を伺う磐田は14分、自陣ハーフウェイライン付近で中山がはたきボールを受けたロドリゲスがドリブルを開始。そのまま敵陣中央まで持ち運びミドルシュートを放ったが、GKクォン・スンテに処理された。

対する鹿島は29分、ボックス左外でFKのチャンスを得ると、小池のクロスをニアサイドのレアンドロがフリック。すると、クリアを試みた新里のオウンゴールを誘発し、先制に成功する。
攻勢を強める鹿島は40分、白崎のスルーパスを敵陣左サイドでボールを受けた小池がシュート性のクロスを供給。これがGKカミンスキーの頭上を越えてゴール右に直接決まり、リードを広げた。

2点ビハインドで試合を折り返した磐田は後半頭からアダイウトンを投入。すると53分、ボックス左外から強引にボックス内に侵攻したアダイウトンがシュートを放つも、ここもGKクォン・スンテに阻まれた。

一矢報うべく鹿島ゴールを脅かす磐田は62分、右サイドの敵陣深い位置で小川がインターセプト。上原を経由してボックス中央手前の山田に渡ると、そのまま左足でシュートを放つ。しかし、またしてもGKクォン・スンテが立ちはだかる。

その後もロドリゲスを中心に鹿島ゴールに迫った磐田だったが1点が遠い。結局、最後までGKクォン・スンテを攻略する事はできず2-0で試合終了。敗れた磐田はリーグ戦3連敗となった。一方勝利した鹿島J1初となる通算500勝を達成し、暫定4位に浮上している。

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