コパ・アメリカでニワトリ男が侵入! チリ代表ハラがとった行動に物議
2019.06.25 14:05 Tue
日本時間25日の早朝に行われたコパ・アメリカのグループC最終節のチリvsウルグアイであるシーンが取り上げられ物議を醸している。
0-0のまま進んだ試合の30分手前で突然鶏の被り物を頭に被りアルゼンチン代表のユニフォームを着た男がピッチに侵入。警備員が追いかけるも足が速くなかなか捕まらない。
ここで問題のシーン。逃げる男をチリ代表DFゴンサロ・ハラが蹴とばして転倒させたのだ。これにより侵入者を捕まえることが出来たのだが、この行為にウルグアイの選手らは抗議。FWエディンソン・カバーニやFWルイス・スアレスが退場を主張したが、主審はお咎めなしと判断した。
ハラも早く試合を再開させようとしての行動だったのだろうが、あまり印象はよくない。南米サッカー連盟(Conmebol)のルールでは「選手または他の人物への暴力行為は少なくとも2試合の出場禁止に相当する」となっているため、今回のケースに適用できる。
2015年の同大会の同一カードでは、ハラがカバーニの肛門付近を触り、カバーニがその手を払いのけたところハラが顔を抑えて転倒。カバーニにはイエローカードが提示され2枚目で退場となっていた。また、ハラは2013年のワールドカップ予選でもスアレスに同様の行為に及んでいた。
0-0のまま進んだ試合の30分手前で突然鶏の被り物を頭に被りアルゼンチン代表のユニフォームを着た男がピッチに侵入。警備員が追いかけるも足が速くなかなか捕まらない。
ここで問題のシーン。逃げる男をチリ代表DFゴンサロ・ハラが蹴とばして転倒させたのだ。これにより侵入者を捕まえることが出来たのだが、この行為にウルグアイの選手らは抗議。FWエディンソン・カバーニやFWルイス・スアレスが退場を主張したが、主審はお咎めなしと判断した。
2015年の同大会の同一カードでは、ハラがカバーニの肛門付近を触り、カバーニがその手を払いのけたところハラが顔を抑えて転倒。カバーニにはイエローカードが提示され2枚目で退場となっていた。また、ハラは2013年のワールドカップ予選でもスアレスに同様の行為に及んでいた。
ともに決勝トーナメント進出を決めていた両チームの一戦は82分にカバーニが決勝ゴールを挙げウルグアイが勝利した。Conmebolには今後適切な対応が求められている。
ゴンサロ・ハラの関連記事
チリ代表の関連記事
コパ・アメリカの関連記事
|
チリ代表の人気記事ランキング
1
レーティング:スペイン 0-2 チリ《ブラジル・ワールドカップ》
▽18日に行われたブラジル・ワールドカップのグループB第2節、スペイン代表とチリ代表の一戦は、アグレッシブなプレースタイルを貫いたチリが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。<br><br>▽スペイン採点<br>GK<br>1 カシージャス 5.0<br>2失点目はパンチングのミスとも言える<br><br>DF<br>22 アスピリクエタ 5.5<br>組み立ての部分に課題を残す<br><br>4 ハビ・マルティネス 5.5<br>アグレッシブなチリのスタイルに苦慮<br><br>15 セルヒオ・ラモス 5.5<br>プレスに苦しみながらもまずまずのビルドアップを試みる<br><br>18 ジョルディ・アルバ 5.0<br>不用意なミスパスが目に付いた<br><br>MF<br>16 ブスケッツ 5.5<br>素早いプレスの中でも的確なつなぎをみせた<br><br>14 シャビ・アロンソ 4.0<br>パスミスが多く、集中力を切らす場面も<br><br>(→コケ 6.0)<br>素早い切り替えを見せてチームを活性化<br><br>11 ペドロ 5.5<br>献身的にプレーしたが、良い形でボールを受けることができなかった<br><br>(→カソルラ -)<br><br>6 イニエスタ 5.5<br>出足の鋭いチリの守備に苦しむ<br><br>21 シルバ 5.0<br>アタッキングサードでの精度を欠いた<br><br>FW<br>19 ヂエゴ・コスタ 5.0<br>あまりパスが入らず、フォローも少なかった<br><br>(→トーレス 5.0)<br>ほぼ何もできず<br><br>監督<br>デル・ボスケ 4.5<br>流れを変えるようなプランBがなかった<br><br><br>▽チリ採点<br>GK<br>1 ブラーボ 6.5<br>安定した対応を見せていた<br><br>DF<br>5 F・シルバ 6.0<br>激しい寄せで自由を与えなかった<br><br>17 メデル 7.0<br>鋭い読みと出足で攻撃の芽を摘んだ<br><br>18 ハラ 6.5<br>守備面だけでなく攻撃面でも素晴らしい持ち上がりを見せた<br><br>MF<br>21 ディアス 6.5<br>バイタルエリアをしっかりとケアし、つなぎの面でも申し分ないパフォーマンス<br><br>4 イスラ 6.5<br>攻守に渡ってハードワークを完遂<br><br>20 アランギス 7.0<br>豊富な運動量で中盤を支え、全得点に絡む<br><br>(→グティエレス 6.0)<br>うまく試合に入っていた<br><br>8 ビダル 6.5<br>万全ではないなかでも攻守に渡って存在感を示す<br><br>(→カルモナ -)<br><br>2 メナ 6.5<br>チームに前への推進力を与えていた<br><br>FW<br>7 サンチェス 7.0<br>抜群のキープ力でチームの攻撃を支えた<br><br>11 E・バルガス 6.5<br>貴重な先制点を挙げるなど、チームの勝利に貢献<br><br>監督<br>サンパオリ 6.5<br>攻守に渡ってスペインを圧倒<br><br><br>★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!<br>MFアランギス(チリ)<br>▽豊富な運動量で攻守にわたって中盤を支えた。また、1得点1アシストを記録し、チームの勝利にも大きく貢献している。<br><br>スペイン 0-2 チリ<br>【チリ】<br>E・バルガス(前20)<br>アランギス(前43) 2014.06.19 05:57 Thu2
メッシ退場もアルゼンチンがチリとの10人対決を制して3位フィニッシュ《コパ・アメリカ》
コパ・アメリカ2019・3位決定戦、アルゼンチン代表vsチリ代表が6日に行われ、2-1でアルゼンチンが勝利した。 準決勝で開催国のブラジル代表に敗れたアルゼンチンと、ペルー代表に敗れて3連覇の夢が潰えたチリの3位決定戦。 共にほぼベストメンバーで臨んだ中、アルゼンチンは3トップに右からメッシ、ディバラ、アグエロと並べた。対するチリは3バックで臨み、2トップにサンチェスとE・バルガスを配した。 立ち上がりの主導権争いを経て7分、まずはアルゼンチンがアグエロのミドルシュートでゴールに迫った。すると12分、アルゼンチンが一瞬の隙を突いて先制した。メッシのクイックリスタートからアグエロが抜け出してボックス右に侵入。GKとの一対一を確実に制した。 失点したチリは左足太ももを負傷したサンチェスがプレー続行不可能となって17分にJ・フェルナンデスとの交代を強いられた。 先制後、リズムに乗るアルゼンチンは20分にメッシがミドルシュートでオンターゲットを記録すると、22分に加点した。ロ・セルソのスルーパスを受けたディバラがうまく持ち出してボックス内に侵入。GKとの一対一を制した。 さらに31分にはディバラのボレーシュートで3点目に迫ったアルゼンチンが主導権を握る中、37分に両チームに退場者が出る。ボールがゴールラインを割った際にメッシとメデルが小競り合いを起こし、両者に一発レッドカードが提示された。 厳しい判定で10人同士の戦いとなった中、アルゼンチンが2点をリードしたまま迎えた後半開始直後、チリはハラの負傷によりマリパンが投入される。 その後半開始4分、分厚い攻めを見せたアルゼンチンはロ・セルソが決定的なシュートを浴びせるも、GKアリアスの顔面ブロックに阻まれた。 すると58分、VARの末にロ・セルソのアランギスへのファウルがPK判定となり、チリにPKがもたらされる。このPKをビダルが決め、劣勢のチリが1点差に詰め寄った。 それでもアルゼンチンが試合をコントロールし続ける中、77分に決定機。途中出場のディ・マリアがカウンターを発動してラストパス。だが、アグエロのシュートはGKアリアスの好守に阻まれた。 結局、3点目こそ奪えなかったアルゼンチンだったが、終盤にかけてもチリの反撃を許さずに逃げ切り。3位で大会を終えている。 2019.07.07 06:02 Sun3