“Grazie DDR”! ジャッロロッソにすべてを捧げたデ・ロッシをローマが勝利で送り出す!《セリエA》
2019.05.27 06:00 Mon
セリエA最終節のローマvsパルマが26日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが2-1で勝利した。
前節、サッスオーロ相手の痛恨ゴールレスドローで逆転での4位フィニッシュが絶望的となった6位のローマ(勝ち点63)が、13位のパルマ(勝ち点41)をホームに迎えた今シーズンのセリエA最終戦。
逆転での4位フィニッシュには奇跡が求められるため、ローマのこの試合での最大の注目は今シーズン限りでの退団が発表されたバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシのラストゲーム。その主役のデ・ロッシは2001年のトップチームデビュー以降、ジャッロロッソのユニフォームを着て通算616試合目のピッチに立った。
“DDR”へのトリビュートに満ち溢れたオリンピコでのデ・ロッシラストゲームは、この日のロマニスタの気持ちを如実に表した涙雨の中で幕を開ける。開始4分には盟友トッティを彷彿とさせるデ・ロッシのワンタッチパスに反応したパストーレがヘディングシュートを放つ。
その後はパルマの盛り返しによって一進一退の攻防が続く中、20分過ぎには互いに決定機を作り合う。21分、ボックス手前から仕掛けたパストーレがゴール左に持ち込んで左足のシュートをニアポストに飛ばすが、これはGKフラッタリの好守に遭う。直後の24分にはパルマのカウンターからスプロカティのラストパスに抜け出した古巣対戦のジェルビーニョに絶好機も枠の右隅を捉えたシュートはこちらも古巣対戦のGKミランテがビッグセーブで防ぐ。
次期カピターノのフロレンツィと共にデ・ロッシの後継を担うローマっ子のペッレグリーニのゴールで先制に成功したローマは、勢いづいて攻め立てる。パストーレやペロッティの果敢な仕掛けで相手ゴールに迫ると、前半終了間際にはフロレンツィも際どいミドルシュートを放ったが、ここは相手のブロックに遭い、前半が終了した。
後半もペロッティが個人技で決定的なシュートを放つなど、良いリズムで後半に入ったローマ。57分にはパストーレを下げてクリスタンテ、62分には今夏退団でインテル行きも噂されるジェコに代わってシックが投入される。ジェコがピッチを去る際には愛憎交じった拍手とブーイングが送られることになった。
その後は拮抗した展開が続く中、82分にはこの試合最大のハイライトが訪れる。フォースオフィシャルが掲げた交代ボードにはロマニスタが見たくなかった「16」の数字が…。そして、両チームの選手、主審と抱擁を交わしたローマのバンディエラはジェンギズ・ウンデルとの交代でローマでの最後の試合を終えることになった。
このしんみりとしたムードの中、86分には水を差すパルマのゴールが決まることに。ローマでの中盤でのボールロストからペピンのスルーパスに抜け出したジェルビーニョが左足のシュートを古巣のゴールに流し込むが、プロフェッショナルとしての仕事を全うしたジェルビーニョも気まずそうな表情を浮かべる。
バンディエラの門出を何とか勝利で飾りたいローマは89分、トッティのラストゲームでもチームを救う大仕事を見せていたペロッティが再び大仕事をやってのける。ボックス右のジェンギズが上げたクロスをアルゼンチン人アタッカーが冷静に頭で流し込み、ローマは再びリードを手にした。
そして、土壇場での勝ち越しゴールを今度こそ守り切ったローマが誰からも愛されたバンディエラのラストゲームを見事勝利で飾り、今季を6位で終えた。
前節、サッスオーロ相手の痛恨ゴールレスドローで逆転での4位フィニッシュが絶望的となった6位のローマ(勝ち点63)が、13位のパルマ(勝ち点41)をホームに迎えた今シーズンのセリエA最終戦。
逆転での4位フィニッシュには奇跡が求められるため、ローマのこの試合での最大の注目は今シーズン限りでの退団が発表されたバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシのラストゲーム。その主役のデ・ロッシは2001年のトップチームデビュー以降、ジャッロロッソのユニフォームを着て通算616試合目のピッチに立った。
その後はパルマの盛り返しによって一進一退の攻防が続く中、20分過ぎには互いに決定機を作り合う。21分、ボックス手前から仕掛けたパストーレがゴール左に持ち込んで左足のシュートをニアポストに飛ばすが、これはGKフラッタリの好守に遭う。直後の24分にはパルマのカウンターからスプロカティのラストパスに抜け出した古巣対戦のジェルビーニョに絶好機も枠の右隅を捉えたシュートはこちらも古巣対戦のGKミランテがビッグセーブで防ぐ。
徐々にローマが押し込み始めた30分過ぎに試合が動く。35分、ボックス左でのペロッティの仕掛けからコラロフのヘディングでの折り返しが相手DFのクリアに遭う。だが、ペナルティアーク付近でクリアボールに反応したペッレグリーニの左足のダイレクトシュートがゴール前のDFにディフレクトする幸運もあってゴールネットを揺らした。
次期カピターノのフロレンツィと共にデ・ロッシの後継を担うローマっ子のペッレグリーニのゴールで先制に成功したローマは、勢いづいて攻め立てる。パストーレやペロッティの果敢な仕掛けで相手ゴールに迫ると、前半終了間際にはフロレンツィも際どいミドルシュートを放ったが、ここは相手のブロックに遭い、前半が終了した。
後半もペロッティが個人技で決定的なシュートを放つなど、良いリズムで後半に入ったローマ。57分にはパストーレを下げてクリスタンテ、62分には今夏退団でインテル行きも噂されるジェコに代わってシックが投入される。ジェコがピッチを去る際には愛憎交じった拍手とブーイングが送られることになった。
その後は拮抗した展開が続く中、82分にはこの試合最大のハイライトが訪れる。フォースオフィシャルが掲げた交代ボードにはロマニスタが見たくなかった「16」の数字が…。そして、両チームの選手、主審と抱擁を交わしたローマのバンディエラはジェンギズ・ウンデルとの交代でローマでの最後の試合を終えることになった。
このしんみりとしたムードの中、86分には水を差すパルマのゴールが決まることに。ローマでの中盤でのボールロストからペピンのスルーパスに抜け出したジェルビーニョが左足のシュートを古巣のゴールに流し込むが、プロフェッショナルとしての仕事を全うしたジェルビーニョも気まずそうな表情を浮かべる。
バンディエラの門出を何とか勝利で飾りたいローマは89分、トッティのラストゲームでもチームを救う大仕事を見せていたペロッティが再び大仕事をやってのける。ボックス右のジェンギズが上げたクロスをアルゼンチン人アタッカーが冷静に頭で流し込み、ローマは再びリードを手にした。
そして、土壇場での勝ち越しゴールを今度こそ守り切ったローマが誰からも愛されたバンディエラのラストゲームを見事勝利で飾り、今季を6位で終えた。
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ローマは1日、レバンテからU-17スペイン代表DFブバ・サンガレ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 マリ人の両親の下、スペインで生まれ育ったサンガレは、レバンテのカンテラへ加入。スペインの世代別代表に名を連ねる右サイドバックは、昨年12月6日に行われたコパ・デル・レイのアモレビエタ戦でクラブ最年少記録となる16歳4カ月でのファーストチームデビューを飾った。 攻守両面でスケールの大きさを感じさせる逸材は、ローマにとって今夏最初の補強選手となったが、当面はプリマヴェーラが主戦場となる。 <span class="paragraph-title">【動画】ローマ加入が決まったサンガレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> Benvenuto alla Roma, Buba Sangaré! <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/2eyMVN3msy">pic.twitter.com/2eyMVN3msy</a></p>— AS Roma (@OfficialASRoma) <a href="https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1807762608042152272?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.02 14:52 Tue4
ローマ保有の『フリードキン』が仏4部のASカンヌを買収…かつてジダンら輩出も長らく低迷
ローマのオーナーを務めるアメリカのコンソーシアム『フリードキン・グループ』が、フランス4部のASカンヌを買収した。 『フリードキン・グループ』はアメリカにおける『トヨタ自動車』のメジャーディーラーの1つ、『Gulf States Toyota Distributors』を経営するコンソーシアム。 2020年8月にはセリエAのローマを買収し、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ制覇など、名門復活に向けてクラブの立て直しを図っている。 その『フリードキン・グループ』は、昨年からアメリカ『ゴールドマン・サックス』からの打診を受けてカンヌ買収交渉を開始していた。 そして、26日にすべての手続きが完了し、ローマの現副会長であるライアン・フリードキン氏がクラブの新会長に任命された。 フリードキン氏はプレスリリースを通じて、歴史あるクラブの新会長に就任した喜びを語っている。 「このような伝説的なフットボールクラブに加入でき、エキサイティングな時を過ごしている」 「カンヌとフランスのこの地域は常に私たちの心の中で特別な場所を占めてきました。私の家族にドラゴンズの伝統を継承する機会を与えてくれたダビド・リナール市長と(前会長である)アニー・コートデに感謝したい」 「クラブがさらなるリーグ昇格に向けて競争力を発揮できるように、そしてサポーターと街に誇りを持ってもらえるよう、できる限りのことをしていきたいと思っている」 カンヌは1902年に創設された歴史のあるクラブで、ジネディーヌ・ジダンやパトリック・ヴィエラというフランス代表のレジェンドを輩出。 しかし、近年は財政難の影響もあって低迷が続き、2014年には慢性的な負債を理由に7部へ強制降格。現在はフランス4部にあたるナシオナル2に所属している。 一方、『フリードキン・グループ』にとってはローマに続く2クラブ目の保有クラブとなる。 2023.06.27 21:41 Tue5