北京国安に3発快勝の浦和、最終節で2位通過掴む!《ACL2019》
2019.05.21 21:05 Tue
浦和レッズは21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループG最終節で北京国安と対戦し、3-0で勝利した。この結果、浦和のグループ2位通過が決定した。
ここまで2勝1分け2敗で2位に付けている浦和。同じ勝ち点で並ぶ3位の北京国安との対戦で引き分け以上で突破が決められるが、国内リーグの直近2試合で黒星続き。グループステージ突破と共に嫌な流れを断ち切りたい今回の一戦。スタメンは逆転負けを喫した湘南ベルマーレ戦から8選手変更となった。
ファーストシュートは浦和。2分、左サイドを見事に崩してクロスを入れると、ファーサイドに構えていた森脇がボックス右から左足でシュート。カーブをかけた様なシュートだったが、精度を欠いて枠の外へ。
順調に試合を進める浦和だったが13分にアクシデント。球際で相手のスライディングでヒザどうしをぶつけた柏木が続行不可能となりストレッチャーに乗せられてピッチを後に。代わりに長澤が投入された。
対して、浦和同様に19分に負傷者を出して交代カードを切った北京国安は20分過ぎに左サイドのクロスからバカンブがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GK西川がキャッチ。さらにその直後にも、味方のスルーパスからバカンブにビッグチャンスが訪れるが、一対一の場面でGK西川がファインセーブを見せた。
さらに41分には、今度は左サイドから中に切り込んだ長澤からボックス手前の武藤へパス。倒れ込みながらダイレクトで狙ったシュートはDFに当たりながらもゴール左に吸い込まれた。
これで2点のリードを得た浦和。後半開始早々にも山中のクロスから武藤がヘディングシュートでGKを強襲。だが北京国安もレナト・アウグストを中心にバカンブが次々と浦和ゴールに迫る。
一進一退の攻防が続く中、浦和は山中と森脇の両ウイングバックがシュートを放つ。北京国安で怖いのはやはりバカンブ。前を向かせると危険な位置まで持ち込まれる確率が高く、浦和の守備陣は気を抜けない。
そんな中74分に長澤にイエローカード。これで累積警告により次戦は出場停止となった。
やや押され気味の浦和だったがワンチャンスをものにする。81分、山中の縦パスでボックス左に侵入した武藤の折り返しを、巧みにマークを外した興梠が楽々と流し込んで浦和に3点目。興梠はこれで大会通算21点目となった。
その後、87分に興梠はお役御免。代わりにファブリシオが昨年9月以来となる出場を果たした。
そして、3分の後半アディショナルタイムも過ぎ、浦和が3-0で勝利。勝ち点を10に伸ばし、グループステージ2位通過が決定した。
グループGのもう一試合、全北現代vsブリーラムは0-0の引き分けに終わっている。
◆グループH最終順位※勝ち点/得失点
1.全北現代 13pt/+
2.浦和レッズ 10pt/+5
3.北京国安 7pt/-2
4.ブリーラム ユナイテッド 4pt/-7
ここまで2勝1分け2敗で2位に付けている浦和。同じ勝ち点で並ぶ3位の北京国安との対戦で引き分け以上で突破が決められるが、国内リーグの直近2試合で黒星続き。グループステージ突破と共に嫌な流れを断ち切りたい今回の一戦。スタメンは逆転負けを喫した湘南ベルマーレ戦から8選手変更となった。
ファーストシュートは浦和。2分、左サイドを見事に崩してクロスを入れると、ファーサイドに構えていた森脇がボックス右から左足でシュート。カーブをかけた様なシュートだったが、精度を欠いて枠の外へ。
対して、浦和同様に19分に負傷者を出して交代カードを切った北京国安は20分過ぎに左サイドのクロスからバカンブがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GK西川がキャッチ。さらにその直後にも、味方のスルーパスからバカンブにビッグチャンスが訪れるが、一対一の場面でGK西川がファインセーブを見せた。
柏木が交代したあたりから徐々にペースを掴まれていく浦和。だが迎えた34分、ボックス手前で武藤が狭いスペースで仕掛けて長澤にパスを送ると、長澤はボックス中央からシュートを流し込んで、浦和が先制点を奪った。
さらに41分には、今度は左サイドから中に切り込んだ長澤からボックス手前の武藤へパス。倒れ込みながらダイレクトで狙ったシュートはDFに当たりながらもゴール左に吸い込まれた。
これで2点のリードを得た浦和。後半開始早々にも山中のクロスから武藤がヘディングシュートでGKを強襲。だが北京国安もレナト・アウグストを中心にバカンブが次々と浦和ゴールに迫る。
一進一退の攻防が続く中、浦和は山中と森脇の両ウイングバックがシュートを放つ。北京国安で怖いのはやはりバカンブ。前を向かせると危険な位置まで持ち込まれる確率が高く、浦和の守備陣は気を抜けない。
そんな中74分に長澤にイエローカード。これで累積警告により次戦は出場停止となった。
やや押され気味の浦和だったがワンチャンスをものにする。81分、山中の縦パスでボックス左に侵入した武藤の折り返しを、巧みにマークを外した興梠が楽々と流し込んで浦和に3点目。興梠はこれで大会通算21点目となった。
その後、87分に興梠はお役御免。代わりにファブリシオが昨年9月以来となる出場を果たした。
そして、3分の後半アディショナルタイムも過ぎ、浦和が3-0で勝利。勝ち点を10に伸ばし、グループステージ2位通過が決定した。
グループGのもう一試合、全北現代vsブリーラムは0-0の引き分けに終わっている。
◆グループH最終順位※勝ち点/得失点
1.全北現代 13pt/+
2.浦和レッズ 10pt/+5
3.北京国安 7pt/-2
4.ブリーラム ユナイテッド 4pt/-7
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【J1注目プレビュー|第20節:浦和vs京都】ともに前節は快勝、早くも今季2度目の対戦はどちらに軍配?
【明治安田J1リーグ第20節】 2025年4月16日(水) 19:30キックオフ 浦和レッズ(10位/13pt) vs 京都サンガF.C.(2位/18pt) [埼玉スタジアム2002] <h3>◆ホーム5連戦がスタート。勢いづきたい【浦和レッズ】</h3> 前節のFC町田ゼルビアとの国立決戦では、セットプレーからのゴールもあり0-2で快勝。新国立競技場になってから初白星を記録した。 徐々に調子を上げているとも言える浦和。アウェイ戦でも今季初勝利を記録し、クリーンシートで上位相手に勝利と、ポジティブな材料が多い勝利だった。 これで3勝4分け3敗。星を五分に戻し、順位も真ん中の10位。ここからはホーム5連戦となるだけに、一気に加速していきたいのが本音だろう。 選手を入れ替えて臨んだ中、起用した選手の働きも十分。コンディション面では1日休みが少ない中で、ホームでしっかりと勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、ダニーロ・ボザ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也 MF:サミュエル・グスタフソン、安居海渡 MF:金子拓郎、松本泰志、マテウス・サヴィオ FW:松尾佑介 監督:マチェイ・スコルジャ <h3>◆ブラフではない2位【京都サンガF.C.】</h3> 開幕3試合勝利がなく、今シーズンも苦しい戦いを強いられるかと思われた京都だったが、その後にあれよあれよと勝ち点を積み重ね、気がつけば首位に勝ち点差「1」の2位につけている。 ここまで5勝3分け2敗の勝ち点18。川崎フロンターレやサンフレッチェ広島、鹿島アントラーズとしっかりと上位相手にも勝利を収めており、自信にして良い結果と言える。 前々節は鹿島に大逆転勝利を収めると、前節は湘南ベルマーレに完勝。ハードワークに留まらず、しっかりとチームとしてゴールに向かうベクトルを発揮している。 ラファエル・エリアスの好調ぶりに支えられている部分は存分にあるが、ピッチ上で強さを手にし、自信も手にしている京都。早くも今季2度目の対戦となるが、しっかりとアウェイで勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:福田心之助、パトリック・ウィリアム、鈴木義宜、須貝英大 MF:川﨑颯太、福岡慎平、平戸太貴 FW:奥川雅也、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 契約上の理由で出場不可:宮本優太 2025.04.16 13:30 Wed5