好調コンビが語る! ハットのオーバメヤンは昨季を回想、ラカゼットはタイトル&CL出場権を切望

敵地でバレンシアを下し、ヨーロッパリーグ(EL)の決勝進出を決めたアーセナル。勝利に貢献したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットがバレンシア戦を振り返った。『BT Sport』が伝えた。

ホームでの1stレグを3-1で勝利していたアーセナル。今シーズン苦手とするアウェイゲームとなった2ndレグだが、11分にFWケヴィン・ガメイロにゴールを許し、暗雲が立ち込める。しかし、17分にオーバメヤンがスーパーゴールを決めると、50分にはラカゼットが追加点。58分にガメイロに2点目を決められるも、69分、88分とオーバメヤンが加点しハットトリックを達成。2戦合計3-7でアーセナルが決勝進出を決めた。

試合後、この試合でも躍動したアーセナル2トップが揃ってコメント。ハットトリックを達成したオーバメヤンは決勝進出について「それはたくさんのことを意味する」とコメント。また、昨シーズンは準決勝でアトレティコ・マドリーに敗れていたことを回想し「僕たちは昨シーズンから学んだと思う。今年は同じ間違いをしなかったし、決勝に進むことができた」と昨シーズンの経験を生かせたと語った。

また、ラカゼットは、「良い反応を見せたと思う。僕たちは最低1つのゴールを決めなければならないことを知っていた。そして、オーバは信じられないパフォーマンスだった」と相棒のパフォーマンスを称賛。また、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権とタイトルを是非とも獲得したいと意気込んだ。

「チャンピオンズリーグに行きたい。そしてトロフィーが欲しい。僕たちは、先月プレミアリーグでひどいプレーをしてしまった。優勝すること、そしてチャンピオンズリーグに進むには、この機会を利用しなければならない」
この試合でハットトリックを記録したオーバメヤンは、今シーズンのELで8ゴール3アシスト、ラカゼットは5ゴール2アシストと大会を通じてチームの決勝進出に大きく貢献している。